天翔ける龍の伝記   作:瀧龍騎

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なんか長くなりそうだったので急遽、前後編に分けました。
どうぞご覧ください!


第十五話 紀伊南蛮蹴鞠大会(前編)

安土城、天守。

 

「シロが謀反!?」

 

「そのような噂があります」

 

 

信奈は人払いをし、とある人物と密談をする。

 

 

「万千代に忠告されて、意地の悪い事は結構しちゃったけど、謀反なんて.....」

 

「秀長様が所有する新型鉄砲を、敵である雑賀衆に売り捌いているとの噂もあります」

 

「何ですって!?」

 

「また、めぼしい人員を次々に調略し、一部では『天竜派』なるものを作っているとか.....」

 

「.....確かに、右近と清秀の管理はシロに任せてるけど、そんなはずは.....」

 

「信奈様。信じられないのであれば私を大和にお送り下さいませ。.....間者として」

 

「貴方を?」

 

「噂が真実であれ、虚実であれ、価値はあると思います」

 

「..........分かったわ。凪!貴方を大和へ派遣するわ!」

 

「御意」

 

 

こうして、凪という名の忍びが大和へ送り込まれた。

 

 

 

 

 

 

興福寺の後ろ盾を手に入れた天竜は、順慶に根来寺調略の全権を与えていた。

 

 

「本当にいいのか?」

 

「はぁい。約束ですのでぇ」

 

 

天竜は順慶の頭を撫でてやる。

 

 

「えへへへ」

 

 

 

 

 

『筒井順慶、調略完了』

調略というには語弊があるかもしれないが、筒井順慶は天竜が欲しいと思っていた武将の1人であり、天竜の心からの言葉によって、天竜に仕える事を決意したのだ。これも一種の調略であろう。

天竜は泣く泣く巻物から順慶の名を消した。

 

 

 

 

 

 

 

摂津、第一天竜塾。

 

 

「天竜さん.....今日はなんでも奢るぜ?」

 

 

今日の良晴はイヤに優しかった。

 

 

「断る。生徒もとい弟に奢られるわけにはいかん」

 

「だって.....天竜さん昨日結局、御釜と.....」

 

 

その瞬間、天竜は懐から取り出した拳銃の銃口を良晴の額に当てた。

 

 

「ひぃっ!!?」

 

「.....いいか?この事は貴様にしか話していない。一切他言無用だ。もし、他から流れた場合、お前が発信源と断定し、この44口径マグナムの弾丸が貴様の頭蓋を崩壊させる事になるぞ!!」

 

「ひぃっ!!?撃たないで~!!」

 

「今すぐ忘れろ!自分で無理なら、

俺がやろうか?『薬漬けにして脳を破壊』して、

『公言せぬよう口を針と糸で縫合』し、

『筆跡せぬようにその両手を圧縮機でグシャグシャに潰してやる』がどうだ?」

 

「忘れるから~!!

言わないから~!!

書かないから~!!

誰かぁ!助けて下さい!!!」

 

 

これだけ脅せば絶対に公言しないだろう。これは天竜の面子を守るだけでなく、順慶の為でもあった。社会的弱者は今でさえ軽蔑の対象だが、この頃ともなれば差別の対象だ。順慶のように、服の下の秘密だけならまだ、隠す事ができるが、隠しきれない人もこの世にはたくさんいる。精神疾患、身体疾患、その数だけ比例するように差別も存在する。中には化け物扱いされ、退治の対象となったものもいる。

鬼の一族がその対象だ。祖先である鬼の血が混ざっているせいで、その一族は皆、角付き。何をしたわけでもないのに、人間社会から追い出される。生きる為に仕方なく、盗みを働いたりするが、それが原因で退治され、武勇伝の一つにされる。今では桃太郎や金太郎などの童話にされているが、裏ではそのような哀しい現実も存在するのだ。

そして我ら龍族も.....

まぁ、龍族は早くに皇族によって匿われたお陰で、無惨な結末を迎える事はなかった。そう考えると鬼の一族がとことん惨めに感じる。

あの松山主水にすら同情の念を感じてしまうだろう。

 

 

「という事で、罰としてお前には数日後の南蛮蹴鞠大会に出場して貰う!これは強制だ!」

 

「罰って.....俺悪い事したっけ?」

 

 

その時である。

 

 

「おぉ~フロイス!!久しいなくっくっく!」

 

「あら梵天丸ちゃん!今日はどうして摂津に?」

 

 

校舎の外でフロイスと梵天丸の声がする。

 

 

「「梵天丸!?」」

 

 

2人が同時に反応する。

 

 

 

 

 

 

「おっ!?相良良晴じゃないか!!

くっくっく!」

 

「おっ.....おう。相変わらずみたいだな」

 

 

なんだか中二病にさらに磨きがかかったような梵天丸である。

 

 

「うっ.....うぅ!!我が邪気眼が反応する!!」

 

 

突然眼帯を押さえて苦しむ梵天丸。

 

 

「むぅ!貴様は何者だ!!」

 

 

梵天丸は天竜を指差す。

 

 

「羽柴天竜秀長だ」

 

「てっ.....天竜!?

すると貴様が白夜叉だな!?くっくっく!」

 

 

梵天丸は白夜叉に会う事をずっと楽しみにしていたらしい。

 

 

「そちらは奥州の覇者、伊達政宗殿ですね。

お会いできて光栄です」

 

「くっくっく!」

 

 

天竜は至極丁寧に言う。

 

 

「やい!白夜叉!!この伊達政宗と勝負しろ!!」

 

 

突然である。

 

 

「怪しげな術を使うらしいな!!

この梵天丸の邪気眼で退治してくれる!」

 

「おっ.....おい!梵天丸!!」

 

「いい。良晴。子供の遊びに付き合ってやるのも大人の余裕だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして2人は少し広い所に移動する。

 

 

「喰らえ!!

ボンテンマルモカクアリタイスゴイソード!!」

 

「いきなり真剣かよ!?」

 

 

だが天竜は動じる事なくヒラリと避けて梵天丸に足を引っ掛ける。

 

 

「ぎゃっ!?」

 

 

梵天丸はそのまま顔からダイブ!

 

 

「おのれ~!卑怯な!!ちゃんと戦え!!」

 

 

最初に武器を使った卑怯者はどちらなのだ。

 

 

「では、いいだろう!!

我が右手に封印されし、

黒炎龍を呼び出してやろう!!」

 

「へっ!?」

 

 

急に天竜が中二病モードに入る。そして、己の右腕を押さえ出す。

 

 

「出でよ黒炎龍ぅ!!!」

 

 

そうして天竜の腕から召喚されたのはアナコンダであった。だが、ただのアナコンダではない。

『オオアナコンダ』という蛇の中でも最大級の大蛇だ。天竜の召喚術補正により、体長だけでも通常の2倍、約18mはあるだろう。

 

 

「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

りゔぁいあさぁ~ん!!!」

 

 

体長1mぐらいであろう梵天丸には旧約聖書に登場する。怪物『リヴァイアサン』にでも見えた事だろう。

そうして.....

 

 

 

 

 

 

「パクッ♡.....ゴクンッ」

 

 

 

 

「「「あっ.....」」」

 

 

 

 

 

 

 

見学者の良晴とフロイス。対戦者の天竜までもが唖然としてしまった。

 

 

「ばっ.....馬鹿!!そいつは餌じゃない!!

すぐ吐き出せ!!」

 

 

梵天丸を丸呑みにしてしまった黒炎龍は主人の命令で直様彼女を吐き出した。唾液やら胃液やらが混ざったドロドロの嘔吐物に塗れた梵天丸が出てくる。

 

現代人の若者はヌルヌルに塗れた美少女を見ると興奮するというが、それとは違う類いだろう。

むしろス●●ロ?

 

 

「うぇっ!!..........いや.....すまない政宗殿.....

大丈夫か?」

 

「ぐすっ.....」

 

 

やばっ、泣くな.....

 

 

「びえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

 

そのサイレンのような泣き声は1時間は続いたという。

 

 

 

3時間後。

天竜塾に戻った一行。大蛇に喰われたのがあまりにショックだったのか、『黙示録のびぃすと』の貫禄をすっかり失っている梵天丸がいた。ちなみに天竜は梵天丸に怖がられてるので、気持ちが落ち着くまで外で別室で待機してる。

 

 

「えっ!?梵天丸も蹴鞠大会出るの!!?」

 

 

良晴が驚きの声を挙げる。

 

 

「ぐすっ.....前に知り合った雑賀孫市に

誘われて.....やってみないかって.....」

 

「孫市姉さん.....交友関係広いな.....」

 

 

流石関西人。と感心する良晴だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして当日。

 

 

「おっ!?良晴も来たんか!!」

 

「ん。まぁ、半分強引にな」

 

 

良晴はとりあえず、身内に参加者がいないかつどってみた。だが、官兵衛と鹿之助は経験が無いので拒否し、五右衛門は修行中のため断念。ということで良晴が連れて来れたのは半兵衛だけであった。

 

 

「これじゃあまだ、10人だな」

 

 

参加予定だった大吾は母親が病気で倒れ、断念。仕官したての三成は未経験という事で審判役になった。

 

 

「すまんな佐吉。審判なんて押し付けちゃって.....」

 

「心配ありません!規則なら半刻で覚えました!」

 

「そりゃ凄いな」

 

 

佐吉は、天竜に仕えるに当たって元服し、石田姓を継いで、天竜から与えられた「三成」という名を貰い、石田三成と名乗っていた。

 

 

「佐吉は、頭がいいな~!要領もいい!」

 

「えへへ」

 

 

これは信貴山城にて、三成が天竜に仕えた初日の夜、三成の能力を見るために、天竜塾で行っているテストを三成に受けさせたのだ。すると、三成は殆どの教科(南蛮語を除く)が高成績だったのだ。流石、寺で鍛えられただけある。

 

 

「どうすんだよ天竜さん!あと1人足りないぞ?」

 

「今考えてる所だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

その時!救世主が現れた!!

 

 

「オーホッホッホ!!又もや妾を差し置いて蹴鞠大会とは一興ですわね!」

 

「よっ.....義元ちゃん!?」

 

 

前回に引き続き、今回も今川義元が乱入したのだ。

 

 

「御機嫌よう相良さん!」

 

「今は羽柴な.....」

 

 

この少女はとことん情報に疎いようだ。

 

 

「将軍様ともあろうお方が呑気ですね。

一応ここは敵陣ですよ?」

 

 

能天気な義元に天竜が近づく。

 

 

「あら?見ない顔ですね新入りさんですか?」

 

 

この将軍様は「安土城の変」すら知らないのか!?

 

 

「羽柴天竜秀長と申します。良晴とは義理の兄にあたります。以後お見知り置きを.....」

 

 

天竜は至極丁寧に自己紹介をする。

 

 

「あら?相良さんと比べてとても美形ですわね」

 

「俺と比べんでくれ.....」

 

「特別に妾の召使いにしてあげますわ!」

 

 

大和の大名から将軍の召使いでは返って格が下がってるのでは?

 

 

「現状で満足していますので、ご遠慮致します」

 

「あら残念ですわ」

 

 

義元がしょんぼりしていた所に、とある少女が近寄る。

 

 

「..........」

 

「あら?お嬢さんは誰ですの?」

 

「あんたが..........今川義元?」

 

「『将軍!』今川義元ですわ!」

 

「馬鹿!ヒコ!まだ早い!」

 

 

だが、氏真は止めなかった。

 

 

「貴方の名はなんですの?」

 

「.....今川氏真」

 

「ふぇっ!?」

 

 

頭を抱える天竜。予定より早くに、姉妹の初対面がなってしまった。

 

 

「あっ.....あら?今川家の分家の子かしら?」

 

「本家」

 

「うっ.....」

 

 

能天気な義元も何となく気付いたのかもしれない。

 

 

「失礼ですけど.....お父上の名は?」

 

「.....今川氏親」

 

 

その瞬間、義元はぶっ倒れてしまった。

 

 

 

 

 

 

今川家。特に義元は、今川氏親の5番目に生まれた少女だった。男であろうと女であろうと、1番目に産まれたのが子が家督を継ぐ時代。そうなると、第一位相続権を持つ長男。今川氏輝が家督継ぐ最有力候補だった。そのため末っ子であった義元は早くから出家させられる事になったのだ。

 

ところが、ここで義元に天運が巡ってくる。

長男の氏輝が急死したのだ。それだけではない。次男の今川彦五郎までもが急死する事になる。ここで義元が出る事になる。その際、三男の玄広恵探と家督争いをし、それに勝利。四男は既に出家していたのでそのまま家督を受け継ぎ、11代当主今川義元が誕生した。今でこそ能天気なお飾り将軍であるが、実は凄い人物なのだ。もし織田信奈がいなければ、彼女が天下をとっていたかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

「呪われた今川兄弟?」

 

「その昔誰かが言ってましたわ.....今川義元は兄弟の死体を踏み台にして出世したと.....もちろんその人は処刑しましたけどね」

 

 

やっと意識を取り戻した義元が語る。

 

 

「義元ちゃんにそんな過去があったとは.....」

 

 

改めて今川義元を理解する良晴である。

 

 

「その妾にまだ兄弟がいたとは.....」

 

 

義元は兄弟というものにトラウマを持っていた。桶狭間で敗北し、捕虜生活を送っていたとはいえ、そのようなドロドロとした環境から離れられ、幸せだったのかもしれない。だが、ここで氏真と会ってしまった。それに対し義元は.....

 

 

「.....でも、家族がまだいたのだと考えると.....

少し嬉しいですわ」

 

「へぇ.....」

 

 

良晴は義元の大人な面を見て感心する。

 

 

「姉上.....」

 

 

それに対し、氏真は.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「挨拶終わり..........姉上も..........終わり!」

 

「ひっ!?」

 

 

氏真が突如刀を抜いたのだ。

 

 

「馬鹿!!よせヒコ!!」

 

 

慌てて天竜が氏真を羽交い締めにする。

 

 

「はなせ天竜..........ヒコ、こいつ嫌い!殺す!」

 

「義元ちゃん下がって!!」

 

「..........どうしてですの」

 

「どないなっとんねん」

 

 

既に蹴鞠大会どころの騒ぎではなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すみません。義元殿.....ヒコは.....氏真は自分が駿河を追い出されたのは義元殿のせいだと思っているのです」

 

「えっ.....」

 

 

数十分後。

氏真を落ち着かせ、とりあえず左馬助達に任せ、天竜は義元と話をする。

 

 

「確かに、今川家を滅ぼしたのは武田信玄です。ですが、その発端は義元殿が桶狭間で敗北した事.....まだ幼かった氏真には、未だ会えぬ実姉を恨む事しか出来なかったのだと思われます」

 

「そんな.....」

 

 

氏真との付き合いが1番長い天竜が語る。

 

 

「すまない孫市。この分じゃ、試合できそうにない」

 

「そうみたいやな」

 

 

皆が落ち込んでいた時、義元は.....

 

 

「何で中止にするのですの?」

 

「「「は?」」」

 

「蹴鞠大会は雑賀の方達も楽しみにしてらしたのでしょう?それを妾達の都合で中止にするわけにはいけませんわ!」

 

「でっ.....でも義元ちゃん.....」

 

「妾と氏真はこれからはいくらでも会う事が出来ますし、関係を取り戻す事も出来ます。ですが、この蹴鞠大会は外交の意味もあるのでしょう?是非そちらを優先すべきですわ!」

 

 

その義元の発言に皆が呆気にとられていた時.....

 

 

「ふん。じゃあ、やるか!」

 

「せや!皆で楽しもうや!」

 

「君.....本当に義元ちゃん?」

 

 

予想外にも義元の言葉によって周りが活気を取り戻したのだ。

 

 

「義元殿.....」

 

「あら?なんですの天竜さん?」

 

「世間はあんたの事を、『傀儡将軍』

『お飾り将軍』『偽将軍』なんざ否定してるが、俺はあんたこそが征夷大将軍に最も相応しいと思うぞ」

 

 

猫も被らず、真っ直ぐな気持ちを彼女に伝える。

 

 

「当たり前でしてよ!

オーホッホッホ!」

 

 

高らかに笑いあげる義元であった。

 

 

 

 

 

 

その後。

 

 

「妾の布陣は何処ですの?

も・ち・ろ・ん!先陣ですわよね!

オーホッホッホ!」

 

 

 

 

「もしかして義元ちゃん.....純粋に早く蹴鞠大会をやりたかったんじゃ.....」

 

「くっくっく。かもな」

 

 

良晴も天竜もキャッキャとはしゃぐ義元を眺めながら語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヒコは大和に帰ったか.....」

 

「はい.....あの.....どうしましょう?」

 

「どうもしないさ。2人を引き合わせたのが、早過ぎただけだ」

 

「はぁ.....」

 

 

どうも腑に落ちない左馬助であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大和、信貴山城。地下牢。

そこにて、全身を鎖で拘束された女がいた。

 

 

「出せぇ!!出せぇ!!出しやがれぇ!!!」

 

 

捕虜となっている森水青蘭は、今にも鎖を引きちぎりそうな勢いで吠える。

 

 

「天竜ぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

 

 

天竜からは、死なないように食事も与えよと命令があったが、先日の件があるせいか、中に入れる牢人はいなかったという。

 




実は義元ちゃんは作者お気に入りのキャラでもあります。
桶狭間時は怖いイメージがあったけど、敗北後は可愛いすぎ!!
今回のメインは義元ちゃんでした!
これが書きたくて氏真を登場させたのもある.....
それと、梵天丸乙
次回予告
紀伊南蛮蹴鞠大会(後編)
~裏切りの○○~

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