尸魂界の秘密   作:ゆう☆彡

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こんにちは!優菜です!!

前回と少し変わりまして、ギンの呼ばれ方が
「市丸先生」から「市丸教官」になっております。


では!!新作をどうぞ!!


初代一番隊結成まで。【鬼道の力】

《冬獅郎side》

 

「じゃあ、始めるでー。まずは、鬼道のほうからなー。」

 

俺らの担当教官である市丸教官を、教官として認めるとか認めないとか……

あの赤髪ツンツンめ!俺、鬼道なんてやったことねぇんだけど……

 

「ハァ…………。」

「まず、阿散井くんからなぁー、」

「おっしゃぁぁぁぁ!!」

 

……あいつなんであんなに元気いいんだ?

詠唱も覚えてねぇだろ!!

 

「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 焦熱と争乱 海隔て逆巻 南へと歩を進めよ

 

破道の三十一!赤火砲!!」

 

言えんのかよっ!!……って、、、

 

「なんかこっち飛んできてね!?」

「ヤベェ!!逃げろっっ!!」

なんで飛ばした方向と、逆に飛んでくるんだ!!

 

……刀、抜いた方がいいのか…?

 

「日番谷くん、抜かなくていいで。逃げとき、」

 

!?!?!?!?

 

さっきまで遠い場所にいた市丸教官に、小さな声で言われた

 

市丸教官は俺のすぐ後ろにいた

 

 

 

「阿散井くん、何やってるんですか……

 

破道の四、白雷!!」

 

 

俺に逃げろと言った後に、赤髪の鬼道を消した…

 

「はい、阿散井くんは鬼道評定は最悪やでー、」

 

 

この人……すげー人なのか……

 

 

 

「次、雛森さんと吉良くんなー。」

雛森と吉良は、ペーパーテストなどの知識系は今年の入学生の中でも、トップレベルらしい。そういう生徒は……

 

「「破道の三十一!赤火砲!!」」

「「「「「「おーーーー!!」」」」」」

 

「やっぱり、頭のええ子は鬼道うまいんやなー、

 

阿散井くん、見習ってなー。」

「うるせぇよ!!」

 

 

次は……

「日番谷ー、次お前だぞー。」

「わかってる。」

わかってはいるが、、、鬼道なんてやったことねぇぞ…。

 

 

 

愛友と初めて出会った日に聞いたことだ。

「愛友がさっきやった技は、難しいのか?」

 

 

「鬼道のこと?

 

そーだなー、向き不向きはあるよ、でも冬獅郎ならすぐ出来そうだけど……」

 

その時は真央霊術院(ここ)に入るなんて思ってなかったから、なんとも思わなかったけど……

「まっ、真央霊術院で最初に習うことだから、死神なら絶対出来るよ。」

 

習う前にやれって言われてます……。

 

とりあえず……

ダメ元で教官に聞いてみるか……

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「あのー、市丸教官。」

「ん?どしたー日番谷くん。」

「テスト前にこんなこと聞くのもあれなんですけど……

 

“鬼道”ってどうやるんですか?」

 

うーんと、時が止まりました。

 

 

「おぉぉぉぉぉい!!日番谷!!お前、鬼道のやり方知らねーのか!?なんでA組なんだ!?」

 

ここA組入学の条件の一つが、鬼道を撃てること。恋次でも入学できたわけだから、その基準は低いが、撃てるだけでもすごいことなのだ。

 

しかし冬獅郎は、総隊長推薦の特別入学。鬼道なんて初耳なのだ。

「俺、入学テスト受けてないし…」

「はぁぁぁぁ!?どういうことだ!?」

「あー、ちょっとみんな待っててな。日番谷くん、ちょっと……」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

《ギンside》

 

 

危なかったやな〜、

さすがに“総隊長推薦特別入学”なんて言えへんからなー、

 

 

 

 

「ギンー、今回ね冬獅郎は“総隊長推薦特別入学”っていうことにしようと思うんだ。」

「へー、そんな制度あったんですか、」

「ううん、今作ったー、」

 

……………………ズゴッ

 

 

 

 

「あの…市丸教官、、、俺……「あー、何も言わなくてええよ」!?」

「君のことは総隊長さんから聞いてるから。鬼道やったことないんよね?」

「はい……すいません、」

 

 

 

 

「冬獅郎は“鬼道”ができないと思うんだよね、」

「愛友隊長、教えておらへんのですか?」

「だってー、冬獅郎が真央霊術院に入るなんて思わなかったし…」

「そうですか……」

「うん、

 

でも氷輪丸と長い時間いたことを考えるとね……

 

きっとコツさえ教えれば、すぐにできると思うんだよね。」

 

 

 

って、愛友隊長は言ってたけど…まぁ、教えてみる価値はありそうやなー、

 

「謝らなくていいわ、今回は阿散井くんが突然言い出したことだしなぁ…。

それに、総隊長さんが日番谷くんにはコツさえ教えれば、鬼道もすぐできるようになるって言ってたんや。」

「愛友から?」

 

……そういえば前から思ってたけど、日番谷くんって愛友隊長のこと呼び捨てなんやなぁ、、、

「………………?」

 

「ごめんな、何でもあらへんよ

 

 

僕も日番谷くんなら出来ると思うでー。

今回は初回っちゅうことで、評価に影響させんから、とにかくやってみてええで。」

「…………わかりました、ありがとうございます。」

 

 

そこから短時間で日番谷くんに鬼道を教えた、

 

彼は飲み込みが早くて、簡単やった。

 

それでも本番であんなことが起こるとは思わんかった。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

「ごめんなー、みんなお待たせやー。」

「日番谷!!お前大丈夫なのかっ??」

「あー、、、教えてもらったからいけると思う。」

 

「「「………………………………はぁ!?」」」

「何言ってんだ!?お前!!」

「あー、まぁまぁ気にせんで!じゃ、日番谷くんいこか。」

「はい。

 

フゥ………………

 

 

君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 焦熱と争乱 海隔て逆巻 南へと歩を進めよ

 

破道の三十一、赤火砲!」

 

 

冬獅郎の放った鬼道は

 

途中で異様な霊圧の増幅が起こった

「!?

 

 

みんな!伏せるんやぁ!!」

「「「「「「!?!?!?」」」」」」

 

冬獅郎が一番危ない、

ギンはすぐにそう思った。

―――――――――――――――――ドガーンッッッッ

 

「「「うわぁぁぁ!!!」」」

 

「縛道の八!(せき)!!」

 

 

「なんだよ……これ…」

恋次の目の前には、先ほどの演習場………

 

が破壊されてめちゃくちゃになった光景、

 

そして自分たちを手の甲から出ている霊圧で守る“教官”

「市丸…………教官…?

 

 

これ、日番谷が……やったのか……?

 

雛森!吉良!大丈夫か!?」

「阿散井……くん……?」

「僕は大丈夫…だよ…。」

 

 

「「「「「「「教官っ!?」」」」」」」

「日番谷!!??」

生徒の目の前には、冬獅郎を抱えた市丸教官が立っていた。

「みんなー大丈夫かいな?」

「「「「「………………。」」」」」

「日番谷!!大丈夫かっ!?」

「大丈夫やでー、ちょっと気絶してるだけやから。」

「今のって、日番谷がやったんすか!?」

「うーん、なんか教え方雑すぎたみたいやな。

みんなけがなくてよかったわー、いやー、ごめんなー。

 

取り敢えず、鬼道の方は終わったから、別の会場で剣術の方やるでー、みんな移動してなー。」

 

 

生徒が移動してる中、既に原型をとどめていない演習場を見ている生徒が三人いた。

「今の……ヤベーよな、、、」

「日番谷くん?それとも市丸教官??」

「どっちもだよね。」

 

演習場を破壊する冬獅郎の鬼道の威力

 

そしてあの煙の中、全く同様せず鬼道を詠唱破棄で放って全員を守ったギンの鬼道の威力

 

冬獅郎を守ったスピード

 

「あの教官、一体何者なんだろうね……」

「「………………。」」

 

 

 

 

「愛友隊長、、、

 

今回のすごい新入生は、

 

 

日番谷(この子)だけやなさそうですわ。」

 

 

冬獅郎を抱えて市丸教官が言った。

 

 

その言葉を、

「…………………………?」

 

自分が抱えている少年が聞いているとは、

 

夢にも思わずに。




はいっ、どうでしたでしょうかねー、

また、戦いの部分書けなかったなぁ…
次はかけるようにします!!(笑)


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