進太「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
紫「やろぉぉぉブッコロッシャァァッァ!」
そして進太は諏訪大国へ戻り
進太「永琳はいる!?」
諏訪子「あ、帰ってきた」
神奈子「永琳殿ならもう月に戻ったぞ」
進太「なら依姫たちは!」
紫「いない、何を焦ってるのよ・・・」
進太「くっ・・・一足遅かったか・・・」
霖之助「話してくれるだろうね」
進太「わかった・・・」
そして輝夜のことを伝えたら
紫「ほんと、お人よしなんだから・・・まぁ、そこが進太のカッコいいところよね」
諏訪子「そうだね!」
藍「そうでしたね・・・私の時も、紫様達の時も」
神奈子「あぁ、そうだな」
進太「友達は・・・助けたい、でも・・・永琳たちが・・・」
紫「そういえば・・・最近月の軍隊ってなにかの生物兵器と、空を飛ぶ装置を作り出したんじゃなかったかしら・・・クジラ・・・?っぽいのと、反重力装置だったかしら」
進太「めんどくさいのを作っちまってるな・・・」
反重力・・・少なくとも月ならいつかは作るとは思ってたがもう作ってたとは・・・
どうにか・・・説得を・・・聞かないよな・・・
そしてひたすら考えたがいつまでたっても答えは出なかった
そして、ついに迎えの日が来た
霖之助「それで、答えは出たのかい?」
進太「考えても答えでない、とりあえず、永琳たちをこっちに来させとこう」
紫「わかったわ、ツクヨミ様に連絡してくる」
進太「諏訪子、ここの国の防御結界を最大にしといて」
諏訪子「うん!やってくる!」
進太「神奈子、もしかしたら御柱を100本借りるかも」
神奈子「100!?ええい、気にしない!じゃんじゃん使いな!」
市「だいぶ涙目ね・・・」
進太「市さん、できたら増援をよこしてほしい」
市「なら、文と、霖之助を連れてきなさい」
霖之助「ちょっと待てってくれ!?文を呼ぶのか!?」
市「呼ぶわよ、文句はないわね?」すごい剣幕で霖之助に詰め寄る
霖之助「ハイアリマセン」
進太「市こえぇ・・・」
そして、夕方
平安京、朱雀門前にて
霖之助「うぅ・・会いたくないな・・・」
進太「我慢して」
その時
とんでもなく強い突風が吹いたと思ったら目の前に鴉天狗の女がいた
文「どうも!清く正しく射命丸です!」
霖之助「言っておくぞ、良いやつなんだが、清く正しいとこなんてないぞ?」
進太「アッハイ」
文「もぉ!霖之助君はいつもそういうよね!まぁ、今はそれ何処じゃないでしょう、あなたが夢藤進太さんですよね」
進太「あぁ、そうです」
文「一応私は能力は風を操る程度の能力ですかね、それと私の速さは山でもっとも上でしたよ、あなたが来るまでは」
進太「なんかすまないな」
文「いえ、あの時は私は調子に乗ってましたしすごくありがたかったですよ」
進太「そうなんだ・・・」
文「私は能力的に援護に回りますので戦闘はお願いします」
二人「了解した!」
そして3人は輝夜の屋敷の前に着き、中にばれないよう侵入して来るべき時を待った
そして上空の月に小さい点が見えてきた
その点は次第に大きくなっていった
そう、それは巨大な汽車、大型の汽車だった(カバネリの鋼鉄城です)
その戦艦の中では
汽車side
車掌「乗組員全員に通達!罪人に罪をしっかり償ってもらうために罪人を回収し、新たに罪人を収監する施設へ輸送するのが我らの任務だ!油断はするなよ!」
回収部隊隊長「全員!反重力装置を装備しだい、地上用戦闘車両に搭乗し回収にいく!」
隊員1~4「おう!」
?「あの・・・ほんとにやっちゃうんですか・・・?その女の子がつらいめにあうのに」
?「雪野(ゆきの)!いい加減割り切れよ!俺らにはどうしようもないんだ・・・あの方のことは諦めるんだ・・・」
雪野「武尊(たける)・・・そんなの・・・無理だよ・・・」
隊員1「けっ、お優しいこって」
隊長「私語を慎め!」
彼女はなぜこういったのか、疑問に思うだろう
理由はおのずとわかるだろう
進太side
進太「全員・・・準備はできたな?」
二人「もちろん」
進太「一応、あいつには許可をもらってから動くか」
そして汽車が都の上に止まった
それから青色のスライム状の物体が汽車よりが落ちてきた
それが兵士たちに張り付いていき動けなくなる
隊長「いまのうちに回収しろ!」
2「抵抗したらたらぶっとばしてもいいだろ?」
隊長「何言ってる!許されるわけないだろ!」
2「へいへい・・・」
そして、コンテナ車のようなとこから戦車らしきものが飛び出てくる(ガンダムUCのロトです)
そして庭に8機の戦車が落ちた
隊長「捕縛用粘着液で足止めをした、いまの内に行け!」
そして戦車の中からぞろぞろと月の兵が出てきて、全員輝夜のの屋敷に向かって走ってきた
輝夜もそれには気が付いていた
翁「輝夜や・・・迎えが来たようだが・・・荒っぽすぎではないか・・・?」
輝夜「それだけ私を取り返したいんでしょうね・・・」
嫗「ほんとに、いいんかい?」
輝夜「いいんです、おばあさま、だれも・・・止めれないんですよ・・・あの部隊はもともとツクヨミ様がご指導したとんでもない部隊なんです・・・立ち向かえる人なんてこの地にはいませんよ・・・」
?「もし、助けれる人がいるっていったらどうする?」
輝夜「・・・来たのね・・・進太」
輝夜の背後からスキマができ、そこから進太がでてくる
進太「よぉ、輝夜」
輝夜「なんで来たの・・・あなたを巻き込みたくないのよ・・・」
進太「おまえの本心を聞きに来た」
輝夜「私のことはもういいの!あなたには大切な人たちが待ってるんでしょ!?
私なんてただ気が合っただけの人じゃない!?別にいなくなっても大丈夫でしょ!?」
進太「輝夜・・・俺は、二つのうちどちらかを選んでどちらかを捨てろって言われたときに第三の選択肢を作ろうとするようなやつだ、つまり誰も捨てたくない、悲しい結末は大嫌いなんだよ!俺は、お前の本当の思いを聞きたい、お前はどうしたいんだ」
輝夜「私だって・・・こんなこと嫌よ!まだみんなと話したい・・・みんなと一緒にいたい!」
進太「その言葉を待ってたぜ!行くぞぉぉぉぉ!」
そして進太と霖之助は月の兵に向かい走っていく
そして文が輝夜達を風の壁で守っている
一方月の兵たちは
月兵1「な!?いきなり誰かがこちらに走ってきてるぞ!」
月兵2「あのスライムの雨を潜り抜けたのか!?」
月兵3「構うな!よっぽどの手練れだろう・・・だが我らには勝てぬ!」
そして各々が手に持つ光線銃を二人に向け撃ち続ける
しかし、彼らには全く効かなかった
当たりかけたと思ったら弾の無いとこへいつの間にか移っていてなにも攻撃が当たらなかった
進太「お前らにあいつを渡すかぁぁぁぁぁ!」
突如目の前に進太が現れ、1が気づかないほどの速さで銃ごとぶち飛ばす
1「!?げぇっはぁぁぁぁっぁ!?」
2「1ぃぃぃぃぃ!よくもおま」
霖之助「うるさいよ」
さらに2が背後にいた霖之助から剣の柄で首をたたかれ気絶する
3「おまえら・・・よくもやってくれたなァァァァァァ!」
急に3が黄金に輝き、髪が黄色になり、逆立った
さらに、後続から兵がさらにやって来る、その数、57人
突如とてつもない風と、光る零弾とビームが月兵を襲った
文「防壁はできたから援護するわ、『無双風神』!」
進太「文助かった!」
霖之助「ありがとうな」にこり
文「!///い、いいわよ・・・(霖之助の笑顔いただきましたァァァァァァァ!)」
一方回収部隊側は
隊長「そんな馬鹿な!?普通は無理だぞ!?くそ!反重力装置を作動!空中からも攻撃だ!」
隊員1「やっと出番だな」
2「獲物の調子をチェックしとけよ」
3「滅すのだ」
雪野「はぁ・・・はぁ・・・落ち着いて・・・」
武尊「抵抗するなら・・・殺るしかない・・・」
そして、全員、背中背中の機械に接続されてたチューブが光り、空中に浮かび始める
そして全員進太達に向かい飛んでくる
そして進太は
進太「!向こうから何かが来る!」
文「あれは・・・人間が飛んでる!なにかを背負ってます!」
霖之助「あれが反重力装置か・・・」
進太「空を飛ぶのが男のロマンというが、あれじゃ制限付きだよ・・・コードが引っかかったらむりだし、そもそもコード光ってたら意味ないし」
と言ってる間に
文「う、撃ってきましたよ!?」
進太「散開!各自で当たれ!」
二人「了解!」
進太「衝撃音波『サウンドウェーブ』」
前に両手を出して、手をポンと叩いたとたん
ドッゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!
普通の爆発なんてレベルじゃなかった、もはや町どころか、都市が一つぶっ飛んでもおかしくないレベルの衝撃と音だった
そして飛んでいた敵の一部が地上に落ちていき、どうにか耐えたがしばらく動けないものも多くいた
月側
車掌「くっ!まさか地球にここまでの強者がいるとは・・・被害を少なくかたを付ける
はずが・・・」
そこへ
?「困りましたねぇ…」
車掌「ろ、狼元中将!すいません・・・もう少しお時間を・・・・!」
狼元「こんなことならあれを試すべきですね」
車掌「お、お待ちを!あいつを使うのは「うるさいよ?」は、はぁ・・・」
狼元「それじゃぁ、星鯨を投下してねー」
そして、狼元が客車に戻ったころ
車掌「なんて馬鹿なことを・・・地上の者を殺してどうするのだ・・・!そもそも・・・」
「不完全体で、暴走すれば、もう止められないんだぞ・・・」
そして、地上にて
隊員9「隊長!報告です!最悪のパターンですよ・・・あのお偉いのバカ(狼元)がいつまでたっても回収できないから、星鯨を落とすと・・・」
隊長「あいつはなにを考えてるんだ!あいつが出れば、皆殺しになるんだぞ!」
9「もう無理です・・・すでに落とされたと・・・」
隊長「全員・・・撤退を開始する、すぐに逃げろ!」
9「了解!」
そして戦闘側は
進太「これで73!」
霖之助「47!」
文「36!」
進太「ぬ、なんか減ったな、てか逃げ始めた」
文「あきらめましたかな?」
霖之助「わからない」
キィィィィィン
進太「お?なんかまたきた・・・けど、一人だし、女?」
霖之助「武器は・・・ない、けど、手を横に広げて・・・」
進太「どういうことだ?」
雪野「おねがい!もうやめて!こっちは戦う気はないの!おねがい!一度攻撃をやめてください!」
進太「まさか月側からこんなことを言われるとは・・・いいかな?」
霖之助「別に、お好きにどうぞ」
文「私も、あなた次第で」
進太「なら、一旦停止だ!」
雪野「よかった・・・それで、まず話があります」
進太「輝夜くれは嫌だぞ」
雪野「輝夜様は・・・もうあきらめてます、こんなの無理ゲーですよ、だから、もう終わるよう説得します、だから、一旦こちらの代表と話して仲直りしましょう!」
進太「ぬ?君が代表で来たんじゃなく、ただの提案だったの?」
雪野「はい、だって、戦うなんてつらいだけですよ、だから、仲を元に戻せば、みんな仲良くできると思うんです、友達のいない私が言えたことじゃないですが」
進太「友達がいない?それはちがうぜ」
雪野「え?」
進太「お「雪野ォォォォォォォ!そいつから離れろぉぉぉぉぉぉ!」
雪野「え!?武尊!?」
そして、上空に突如あらわれた男兵士から、ビームをうたれた
武尊「雪野!敵と馴れ合うな!殺されるかもしれないんだぞ!」
その時、いきなり、武尊が、白い鎖のようなものに縛られた
武尊「!雪野!おまえ!」
雪野「武尊のバカ!こうでもしないと止まらないでしょ!お願いだから話を聞いて!」
進太「俺は彼女を攻撃する気は一切ないし、一旦話そうか」
武尊「・・・わかった・・・、だが、あいつを攻撃しようとしたら即撃つからな!」
文「おぉ、こわいこわい」
進太「ところで、雪野?さんだったかな、あの能力は?」
雪野「あれは・・・大切な友達からもらった不思議な力、何かを守るためだけにしか使わないんだ」
進太「守る力か・・・」
考えれば、俺自身、戦いばっかで、なにかを守るためとかって感じじゃなかったな・・・
力におぼれてたのは俺の方だったかな
そのとき!
空より、白っぽいぐちゃぐちゃな物体が落ちてきた
それは、どこか胎児にも魚にも似た、異形だった
雪野「これって・・・」
武尊「あの鯨の強化クローン!?あれはまだ不完全体だぞ!?暴走をおこして何もかも消すつもりか!?」
進太「は!?何もかもって・・・どんだけクズなんだよ・・・味方ごと消すバカがいてたまるか!」
霖之助「汚らわしい・・・さっさと消えてほしいね・・・」
文「いくらんなんでも許せる要素がありませんねぇ・・・」
そして、事件は最終局面へ!