緋弾のアリア~影の武偵~   作:ダブルマジック

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 ココ姉妹と猴が合流して早々の食事で劉蘭とオレの料理に毒を盛られる事案が発生。

 それに死の回避でいち早く気づき難を逃れ、騒ぎを起こせば蘭盛街の評判にも関わるとあって隠密での調査を開始したオレ達は、食事をするはずだった飯店を中心に毒を盛ったとおぼしき人物を捜索。

 メイファンさんは真っ先に厨房の方に乗り込んで劉蘭とオレの料理に使われた食材やらに毒が含まれていないかをチェックしてくれて、ココ姉妹と猴は怪しい人物を散開して探しに出て、オレは残った劉蘭と周りに不審に思われないように話をしながら護衛。

 

「この手のやり口は藍幇の私の反対派とは違いますね。毒などという手を使うなら、私などを狙わずともこの飯店で騒ぎを起こせば済む話で、ずっと前からやろうと思えば出来たはず。このタイミングでするには不自然なところが見えます」

 

「だな。というかここも一応は藍幇の利益にはなってるはずだし、そこを狙うってなら相当の自己中だぞ。藍幇の品格を問われる」

 

「そうした野心のある方がいないとも言い切れませんが、位階に関しては元帥が公正の目で以て頂く名誉あるもの。それを裏切る行為には及ばないと信じます」

 

「となればこの案件は……やっぱりオレが警戒してる方か」

 

 盛られた毒に関してはあとで警察にでもこっそり運んで鑑識してもらうとして、この毒を誰が盛ったのかを劉蘭と話し合うとしっかりとした意見で劉蘭は身内の仕業ではないとほぼ断言。

 その理由にはオレも納得がいくので、なんとなく予感はしていたがこれでほぼ確信を得られたとあって気も引き締まる。

 やつらの手口とやらもまだハッキリとしたものは見えていないものの、長きに渡って歴史の裏で暗躍してきたやつら。Nが強力な頭脳とそれを実行する力によって必要最小限の動きで成果を出してきたことだけは確かだ。

 それを考えれば劉蘭だけを狙っただろうこの行動はNによるものと見て間違いはないだろうな。

 

「ですがよく毒と気づきましたね。毒が入っていると聞かされてもわからないほど不自然なところはないのですが」

 

「それはオレが死に関して異常に敏感なだけで、今回は蘭と同じ料理にしていなきゃマジで危なかった。そうじゃなきゃ食事中は蘭から目を離すから、死の予感も役に立たなかったかもしれん」

 

「死の、予感……なかなかカッコ良いネーミングですね。京夜様がお考えに?」

 

「ぐっ……冷静に考えたら口にしたの初めてかも。オレが勝手にそう呼んでるだけで、正式な名前は難しい漢字で書くし呼びにくいから使ってないんだ」

 

 構成員の中に暗殺に適した人材がいるのかもわからないが、毒という典型的な手段ながらほとんどピンポイントで狙ってきた正確さはさすがで、その暗殺に気づいたオレのことを尋ねてきた劉蘭との会話で死の予感とか普通に言っちゃう。

 これをまた謎の感性で誉められると恥ずかしさが物凄い。や、やめてぇ。オレは中二病患者とかじゃないんですぅ。

 そもそもオレの死の回避と死の予感は元からして理子が大好きな中二病溢れる名称が秘技として伝えられているから、オレとしてはこれでずいぶん緩和しているのだ。

 それでも口にするのは避けてきたのに、こんなポロッと出てしまったのは相手が信用されやすい劉蘭だからだ。そうじゃなきゃ納得したくない。

 ちなみに猿飛の秘技としての正式な名称は死の回避が『朧ノ陽炎(おぼろのかげろう)』で、死の予感が『骸川蝉(むくろかわせみ)』。どっちも理子が「かっけぇ!」とか言いそうだから呼ぶのを避けてる。

 

「……オレのことはいい。とにかくこれで食事にも警戒しなきゃならなくなった。蘭も不用意な食事はしないように注意してくれ。というかオレのいないところで物を口にするな。しても毒味はしてくれ」

 

「はい。食事は細心の注意を払うように配慮いたします。で、ですがその……意図せずに口などに入ってしまう物に関しても警戒するのでしたら若干の不都合が……」

 

「…………あー、入浴とかか。それは……するなってのは厳しいから、メイファンさん達と相談だな」

 

「すみません。このようなことにまで配慮していただいて……」

 

 とりあえずこれでオレも護衛の役には立てたので、能力に関しての名前はともかく、成果を出せたことは良好として話を進め、今後は毒殺にも警戒を上げていこうと決める。

 その中で入浴などの際に口や鼻から入るお湯などまで警戒してくれる劉蘭の目ざとさにはちょっと感心しつつも、食事ならともかくその場にオレがいるわけにもいかないので、その辺はメイファンさんやココ姉妹と要相談という流れになる。

 劉蘭としてはもちろん恥ずかしさが超上回っているのは間違いないが、心のどこかでオレになら見られてもいいとかそんな感情が少しでもあったのか、しっかりと線引きしたオレに対してほんのわずかだが残念そうにしたのはいただけない。ダメですよそういう考えは。

 以前にも東京で護衛の依頼をこなして、その時には女装していた黒歴史はあるが、護衛対象を辱しめたりする行為は信用に影響する問題。しっかりとしないとどっちにとっても不利益でしかないのだ。

 その後、周辺を捜索していたココ姉妹と猴が戻ってきて報告をしてくれるものの、芳しい成果は得られず、厨房に入っていたメイファンさんも食材などに問題がなかったことを報告してくれる。

 となれば毒を盛ったタイミングは料理が出来てからこのテーブルに運ばれてくるまでの数十秒間。運ばれてくる様子は少し見ていたので、実際はもっと短い時間で行われたことになる。

 一応、運んできた店員さんにもこっそりと話を聞いてみて、料理が出来てから運ぶまでに誰かと接触しそうになったりはなかったかを確認するが、そういったことはなかったと証言。お盆も手前で持ってたから目を離すことはなかっただろうしな。

 とするなら毒は料理が出来てから店員がお盆に乗せて運び出すまでの数秒間の早技で盛られたわけだ。そうと決めてなければ実行は不可能なレベル。手慣れてるとかそういう次元じゃない。日常的にそういう手癖があるやつの犯行と考えていい。厄介だぞこれは。

 どんなやつが刺客として送られてきたかは不明ながらも手荒い手段で強引に仕掛けてくる気配はなさそうなので、毒殺と狙撃。あとは人混みにさえ気を付ければメイファンさん達とで守りは十全に機能させられる。

 料理に関しては猛妹が警察に鑑識をお願いしてくれて、夕方には結果が出るだろうと予測しつつとりあえずは住居の方へと戻って、そこで改めて食事にありつく。

 その間にオレは劉蘭達と少し離れて別の部屋を借り、そこで式神を通じて陽陰と密談。

 

「お前からは誰か怪しい人物は見えなかったのか?」

 

『あのような閉じた空間にこれを入れたら不自然だろうが。外で張っていたが視覚的に無理がある』

 

「出ていった客だよ。お前くらい人を弄んできたなら何か気配くらいわかるもんだろ」

 

『バカか貴様は。聞くにその暗殺者は全く無駄のない手際で毒を盛ったのだろう? だとすれば俺が感じられるほどの気配を漏らすはずもない。神虎でさえ捉えられなかったのがその証拠だ』

 

「ずいぶんとメイファンさんを買ってるんだな」

 

『これだから無知は困る。あれは(りょ)家の血を色濃く継ぐ稀代の武神の1人だ。巡りめぐって劉家に付くのはどんな思いがあるかは知らんがな』

 

「呂家? ひょっとして()の……」

 

 今は小さな鳥の式神しか使える手駒がないからか、毒の件では飯店の外に待機していて中の様子はわからなかったと別の毒を吐きながらに話す陽陰。

 その中で意外にもメイファンさんを高く評価している節があった陽陰にその理由があるのかと勘繰ると、そこからまた意外なことが判明する。

 確かにオレはメイファンさんの名前しか聞いていなかったからわからなかったが、陽陰の言う呂家というのが三国志の時代に呉の武将として名を馳せた呂蒙子明(りょもうしめい)の血筋を指しているなら、武人としての遺伝子から見れば確かに優秀なのかもしれない。

 理子が聞いたら怒りそうな案件なので血だけが全てじゃないと自分に言い聞かせて、陽陰が評価するメイファンさんへの信頼は揺るぎないものとする。

 っていうか字で書くと『呂美帆』なんだな。失礼だがちょっと字面としては微妙かも。

 

『どのみちこのタイミングで仕掛けたということは、イレギュラーのはずのお前の戦力調査を兼ねていたのだろう。これで済めばよし。阻止されたなら警戒させ疲弊してしまえ。そのくらいの軽い動機だ。今から気を張っても無駄だぞ』

 

「だからといって隙を見せるのは違うだろ。それにいつまで続くかわからない護衛ならそれも確かにキツいが、今回は期限がある。人間、終わりが見えていれば頑張れるもんだぞ」

 

『会議が無事に終わればそれで終わり。本当にそう思っているなら楽観的だな。事と次第によってはその後の方があの女が必要な展開も十分にあり得るのだぞ? そう考えれば護衛など1ヶ月でも2ヶ月でも、最悪何年もということになるかもしれん。それでもその言葉を吐けるなら、足掻いてみろよ』

 

「脅しはよせ陽陰。今回の件は可決に持ち込めば大きな流れが生まれる。それさえ作り出せばもう蘭個人をどうこうしたところで影響がないことは明白だ。まぁ、もしもそうなったとしてもやり遂げるさ。武偵憲章にもあるしな」

 

 そのメイファンさんのことは置いておいて。

 陽陰なりのNのこの動きについての考察を断定しているかのように語ってくるのは少し困るが、オレもこの動きに関しては陽陰に概ねで同意していた。

 イレギュラーと表現されはしたがオレという存在が出てきたことで発生する様々な要素を考慮して、その間隙を突いてきたかのような今回の毒殺は実に巧妙。

 イレギュラーは連鎖するものなので、そのイレギュラーで何が起きても向こうの不都合にはならないタイミングを狙ったものなら、ここから先はオレもイレギュラーとして処理されずに暗殺の障害として指定し、作戦を立てて再度仕掛けてくるだろうな。

 その間はもちろんこちらとしても気は一切抜けないし、護衛というのはどうやっても消耗戦。状況が長引けば守る必要のない、タイミングを選べる仕掛ける側が有利になっていく。

 その点でオレには期限という天井が見えていると考えがあったのだが、その考えは甘いと陽陰から暗に警告されると、そうなのかもしれないと思い直すことになるが、終わりの見えない状況は精神的にキツいものがある。

 それでも自分の精神力と劉蘭の命とを天秤にかけた時に迷わずに劉蘭に傾くだけの思いがあるのは確かだし、そう言われたからといって降りる選択などあり得ないのだ。

 その決意を見てなのか、鼻で笑った陽陰は話はもうないとばかりに窓から飛び去ってしまい、1人残されたオレは小さく息を吐いてから窓を閉めてその下に腰を下ろし『もう1人の同行者』に話を振る。

 

「ずっとついてきてくれてたよな?」

 

「ふんっ。ロンドンから忘れられてると思ってたぞ」

 

 今ならNの刺客の目も劉蘭に向いているだろうと踏んで思い切ってずっとそばにいたはずのバンシーに話しかけると、当の本人は放置され続けて少し拗ねたご様子でオレの懐に姿を現して腰を下ろしてくる。

 別にこの位置に落ち着いたのはオレに甘えたいとかそんな理由じゃなくて、視覚的に外から見えないようにだろう。

 

「イギリスじゃ見られないものも色々と見られたんだろうから文句は言わないでくれ。それでバンシー。お前は何か感じなかったか?」

 

「今の話のことか? 確かにあの場には俺もいたが、下手に動くと闘戦勝仏が勘づきそうで外への警戒が薄くなってた」

 

「猴にならバレてもなんとかなったんだが……何もわからなかったってことだな。Nはお前のことも狙ってる組織だから、その接近の気配に気づいてたお前なら、本気を出せば予兆みたいなものもわかるんじゃないか?」

 

「それは暴論だぞ。俺はやつらが近づいてくるのを感覚で察知してたわけじゃねぇ。火のないところに煙は立たないっていうだろ。そういう断片的な情報を拾って躱してきただけだ。ただまぁ、お前がいま必死になって守ってるあの女。あれがどうなるかはわかる」

 

「……はっ?」

 

 バンシーならNの気配がわかると思っていたが実はそうでもなくて、当てが外れたオレが少し落胆してしまったら、それをフォローするつもりだったのか、タダでは終わらんと凄く重要なこと口にしたので耳を疑う。

 劉蘭がどうなるかがわかる? 何をご冗談を……

 そうやって笑うには状況が許さないためやらないが、ふとバンシーにどのような伝承があるかを思い出す。

 バンシーは死を司る精霊。暗殺という危険に晒されている劉蘭なら、セーラの『巨視報(マクロユノ)』のように死を予期することは十分に可能なのだ。

 

「……こういうのはセーラも士気に関わるから教えないとは言ってたが、今回は覚悟がある。教えてくれバンシー。蘭は死ぬのか?」

 

「ずいぶんとあの女にご執心なようだな。向こうもお前に気があるようだし、俺としては見ていて微笑ましい限りだが」

 

「頼む」

 

「……真面目すぎるぞ京夜。結論から言えば、あの女には死の予兆はない」

 

 そうなればオレが知るべきなのは劉蘭が死ぬのかどうかだけであり、冗談抜きでバンシーに問いかけると、オレの圧に負けて真面目な表情からどんな原理でわかるかも省いて結果だけを伝えてくる。

 その結果が劉蘭の死ではなかったことに安堵。あのクー・フーリンが覆せなかったバンシーの死の宣告だ。その正確さは未来予知と言っても過言ではないからな。

 しかし安堵したオレに対して下顎に頭をぶつけてくる凶行に及んでから「安心するのは早い」と言ってきたバンシーに、気を引き締め直す。何だ?

 

「ただし俺の予兆は直近で240時間。10日以内に限る。だからあの女は少なくとも10日以内に死ぬことはないってことだ」

 

「……じゃあ、それを過ぎればまだわからないってことか」

 

「俺は1度視たらそのリミットまで同じ個体の死を予期できねぇ。つまりリミットの10日後に再度視てやりはするが、その時に残された時間が数時間ということも十分にあり得るってことだ。それを忘れるな」

 

「10日後……今からならちょうど会議のある日か。蘭のこと。いつ視たんだ?」

 

「ここに着いて京夜があの女を守ると決めてからだ。時間にすると昨夜の午後9時辺りか」

 

「となると会議の前夜までってことか。嫌なタイミングで切れるな」

 

「俺が悪いみたいな言い方はやめろ」

 

 どうやらバンシーの死の宣告には1度視てからのクールタイムが存在するらしく、次に視る場合はその時にどんなに死の期限が迫っていても結果を更新できないってことらしい。

 だから次にバンシーが劉蘭を視る時に劉蘭に死の宣告が出た場合、残された時間は最長では10日あるが、最短では1分1秒にも満たない可能性すらあるということだ。

 それを考えると確かに安心するには早すぎるし、未来は不確定なもの。バンシーの死の宣告は確実なものとしても、オレが死なないと油断して未来が悪くなる可能性は十分にあるんだ。

 あらゆる可能性を考慮して出る死の宣告なら逆に安心──いや、出たら困るけど──だが、そういうわけでもないとバンシーの目が言ってるので、油断だけは絶対にできない。

 それにバンシーが視たのは何も劉蘭だけということはないはず。オレやメイファンさんにも死の宣告が出ていないのだろうと勘繰り問いかけてみれば、案の定オレとメイファンさん。ココ姉妹と猴に関しては大丈夫だったとのこと。

 まぁオレに関しては上海に来る少し前に視ていたようで次に視るのは早いらしいが、 身内が死なないとわかるのは安心だ。

 

「とにかく京夜。やつらと接触する時は俺も出る。その時はちゃんと守れ。俺もそれに見合うことはしてやる」

 

「ああ。お前をみすみすNに渡るようなことはさせない。上手くやるよ」

 

 とりあえず今後の展望だけがおぼろ気に見えたところで、そろそろ戻らないとと思ったのを察してバンシーも話を終わらせにきてくれ、Nと接触した場合の話で締める。

 そう。今回の件はオレや理子達の安全を確保するためにNと接触する必要もある。危険が伴うがそれをしなければNの影に怯える日々が続く。それは避けたい。

 

 バンシーは話が終わればすぐに姿を消してまたオレのそばをついてきてくれて、劉蘭達のもとに戻ると猛妹も戻ってきて鑑識の結果を報告。

 その時に猴がオレに抱きついて話を聞いていたのだが、直近のバンシーが懐にいた時の匂いが残っていたのか、それに反応されて心底焦る。

 くっそ。実体化して生活してたからか、バンシーにも生活臭みたいなものがついてたのかもしれん。またボロ布姿に戻してやろうか。

 それは冗談として、猴には蘭盛街の子供達のかもと誤魔化して改めて猛妹の報告に耳を傾けると、暗殺に使われた毒は『三酸化二ヒ素』という無味無臭の水溶性で常温では白色固体のもの。

 16世紀のヨーロッパなどで検出方法がなかった頃からビールやワインに溶かして使われていた毒性のもので、日本でも使われていた。というか忍者も使ってた。

 それが料理のスープに溶け込んでいたとのことで、致死量となる量も検出されたらしい。

 

「自分、これの犯人の目星がついとるんやろ。話せ」

 

 これを受けてメイファンさんはこれが藍幇内での抗争ではないと看破した上で、その犯人を知ってる節があったオレを睨み話すように促す。

 その目は真剣そのもので、毒殺に気づけなかった自分を責めているようにも見えたオレは、メイファンさんに非はないことを述べてからNについて知る限りの情報を開示。

 とはいえ知ってることなどたかが知れてるので、その目指すところが何なのかと、そのためにどんな理由で劉蘭に狙いを定めたのかについてを重点にしておく。

 

「……Nやて? そんなアルファベットの糞みたいな組織の目的のために劉蘭は殺されなあかんのか」

 

「蘭の計画が実現すれば、やつらの計画にある歴史の逆行から遠退くらしいからな」

 

「私の計画にそれほどの効力があるのかは不明ですが、その方々は戦争を望む節が見られる以上、看過することはできませんね」

 

 それらを聞いてメイファンさんがまず憤り、当人の劉蘭も明確にNとの敵対を表明するように決意に満ちた目でオレ達を見回して静かに立ち上がる。

 その目に促されてオレも一層の決意を胸に立ち上がって、メイファンさん達もそれに倣うように立ち上がり劉蘭を見る。

 

「今回の計画を必ず成功させます。ですから皆さん、どうか私にお力を貸してください」


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