緋弾のアリア~影の武偵~   作:ダブルマジック

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Bullet160

「へいへいへーい! ケツに火が点いてるよ!」

 

「うるせぇ」

 

 理子の誕生日祝いの、恥ずかしさに耐えた食事も終えて完全に遊びスイッチに切り替わった理子は、テレビゲームに没頭し出して戦闘機を操るゲームでオレと連戦。

 圧倒的に後ろを取るのが上手い理子にオレはほとんど為す術なく撃墜されること10数回。

 元々ゲーム自体が得意な方でもないオレでは相手にならないため、理子もそのくらいで今度は協力するゲームを持ってきて、ついでにネットも使ってオンラインで始めた。

 が、一緒になったオンラインプレイヤーがマナーが悪くて理子がガチギレしプレイヤーを抹殺。挨拶もなしにオフラインにしたので、こっちもこっちでマナーが悪いなぁと思いつつしばらくはオフラインで2人でまったりとプレイした。

 

「よっし。良い頃合いだねぇ」

 

 ゲームで時間調整をしていたような理子が区切りの良いところで時計を見てそう言ったのは、夜の11時になる少し前。

 もう少しで理子の誕生日が終わって、今度はオレの誕生日になるって頃に何を企んでいるのかとその行動を見ていたら、立ち上がった理子はオレの手を引いて立ち上がらせると「夜のお散歩しよ」と誘ってきたので、意外なお誘いに乗って揃って女子寮を出て夜の学園島を歩き始めた。

 

「夜はまだちょっと寒いねぇ」

 

「何も着込まないからだろ。ブレザー貸すか?」

 

「いいよ。どうせすぐに寒くなくなるし」

 

「ん?」

 

 向かう先はわからないが、理子の隣を歩きながら他愛ない会話で沈黙は阻止。

 しかしよくわからないことを言った理子に言及しようかとしたら、急に「キーンッ!」とか言いながら両腕を左右に伸ばして蛇行しながら走っていってしまい、そういう意味かよと脱力。

 深夜の学園島は建物のいくらかにまだ明かりくらいは灯っていたりするものの、音は静寂に近く理子の走る音が一番目立つくらい。

 そんな理子を見失わないように小走りで追いつつやって来たのは、一般教科の校舎のグラウンド。

 当然ながら何もないそこのほぼ真ん中辺りに移動して止まった理子は、追いついてきたオレを確認してからフランス語の歌を歌いながらバレエの真似事のような踊りを披露。

 月明かりを妨げるものもないそこで踊る理子はいつになく綺麗で、その踊りに目を奪われてしまったが、呼吸が乱れる前に丁寧なお辞儀で締めると、ひと呼吸を置いて口を開く。

 

「ありがとね、京夜」

 

「特別なことは何もしてないぞ」

 

「ううん。誕生日に一緒にいられたことが理子にとっては特別なことだから」

 

 後ろで手を組んでオレを見る理子はもうすぐ終わってしまう自分の誕生日を名残惜しそうにするが、不満はなかったようでオレもちょっと安心。

 理子にしては要求が少ないとは思っていたが、自発的にもう少し何かしてあげれば良かったとも考えてしまっていたところでそう言われたので、残り30分程度になった誕生日に何か脚色しないとという思いが薄れる。

 

「それでね、プレゼントの方なんだけど、先に理子からあげてもいいかな?」

 

「交換って話じゃなかったか?」

 

「うーん。それでもいいんだけど、理子のは物じゃないから」

 

「……理子がそうしたいなら別に構わない。順番なんて些細なことだしな」

 

 そして切り替えるようにプレゼントの話にした理子はどうやら今からプレゼントをしたいらしく、後でいいと本人が言うならオレも断る理由がないので了承すると、小さく笑った理子はゆっくりとオレを中心にした歩き方を始めて口を開く。

 

「理子ね、いっぱい考えたんだよ。京夜に何をプレゼントしたら喜ぶかなって。悩んで迷って何日も経って。それで今日の朝に愛菜んが会いに来た時にようやく決まったの。理子の誕生日プレゼント」

 

「ギリギリだな」

 

「そだね。でもきっと京夜も喜んでくれるはずだよ」

 

 オレの周りを半周くらいしたところで立ち止まった理子は、確信に近いそんな言葉のあとに後ろで組んでいた手をパッと離してその腿に収めてあった2丁のワルサーP99を抜く。

 

「理子は京夜が好き。大好き。でも大好きな人に一番ふりかかってほしくないのって、やっぱり『死』だよね。だから理子があげられるのはこれからの京夜に必要な『経験』。あたし1人も相手にできないようなら、大人しく東京武偵高(ここ)で残りの学生生活を過ごしておけ。その間はあたしが鍛えてやる」

 

 話しながら自分の中のスイッチを戦闘モードに切り替えていった理子は、まさかの鉛弾のプレゼントに呆然とするオレを我に返すように足下に1発撃ってきて、それでオレも理子の本気具合を理解して臨戦態勢に入る。

 

「そういうわけにもいかないだろ。いま以上の武偵になるためにした選択を阻止されたんじゃ堪ったもんじゃない。その障害になる壁がお前なら、乗り越えていくさ」

 

「…………やっぱりカッコ良いね、京夜は」

 

「なに?」

 

「吠えてろよ雑魚。言っとくけどあたしはアリアと同じくらい強いから、Sランクを倒すつもりじゃないとフルボッコだぞ」

 

「Sランクならもう1人倒してるよ。去年までのオレと思ってる方が危な……」

 

 唐突な誕生日プレゼントではあったが、この戦いにかける理子の色んな『思い』もなんとなく汲み取れたオレは、道に立ちふさがった理子を排除するために動こうとしたら、先制の銃撃を放たれて回避に動かされてしまった。

 それはまぁ仕方ないと切り替えることはできたが、戦うとなると場所が悪いのだけは仕方ないと言えないな。

 理子はこうすることを決めていたから、ミズチや死角を封じるために拓けたグラウンドを選んだんだ。

 予測しろって方が無理なものだが、常に自分の有利な条件で戦えるわけもないという理子の言ってもいない言葉が聞こえてきたので、文句も言わずに理子の無力化に集中。

 思えば理子とまともに戦り合うのは初めてなオレは、本性を隠していた理子の実力を正確に図りきれていない。

 かつて女子寮の屋上でアリアと少し戦ったところと、ブラド戦のわずかなもの。あとはヒルダ戦と藍幇城での戦闘のみしか見れていない。

 過去にブラドが親の才能を遺伝できていない、落ちこぼれと評した理子だが、そこからアリアと互角レベルにまでなったのは間違いなく自力がある証拠。

 

「あははっ! 愉快に踊れ京夜ぁ!」

 

 その理子が開幕からワルサーを撃ってオレとの距離を詰めさせないようにしてきて、その銃撃に右往左往させられるオレは不規則なステップで回避。

 その様に愉快になった理子は手を休めることなくオレを狙い続けたが、当然ながら弾も無限ではないので弾切れを起こすタイミングはすぐにやって来る。

 残弾を間違えるようなバカではない理子は薬室に1発入った状態で弾倉の交換を手早く済ませたようだが、それでも撃たれないわずかなインターバルは出来るので、その間にミズチのアンカーを横に撃ち出して一直線に理子へと接近。

 撃ち出されたアンカーが出切ったところで右腕を横凪ぎに振るってアンカーを拘束するワイヤー代わりに使うと、それに気づいた理子はリロードを済ませてすぐに身を屈めてワイヤーを潜り抜け、低姿勢からオレを狙おうとした。

 だがオレも理子が屈んだのを見るより前に左手からクナイを2本、理子の両肩に当たる軌道で投げ入れて、躱されたワイヤーは強い遠心力が生まれる前に巻き取って回収。

 これで横っ飛びでもしてくれれば接近戦に持ち込めると踏んでいたが、即応力のある理子は即座に瑠瑠色金の力で髪を操って背中からナイフを2本取り出して飛来したクナイを弾いて処理すると、接近していたオレに躊躇なく発砲。

 それには急ブレーキをかけてオレが横っ飛びすることになってまたも銃撃によるダンシングに勤しむことになってしまう。振り出しに戻りましたとさ。

 

「予備の弾倉はあと2個が精々だろ」

 

 とはいえ理子の弾倉も無限ではないから、撃たせていれば否が応でも接近戦には持ち込める。

 それまでオレが被弾しないで体力に余裕があればって厳しい条件はあるが、動きの鈍らないオレに業を煮やしていそうな理子は、どうあってもその前にオレを削りたい気持ちが体勢を崩す銃撃にほころびを出してくる。

 急な制動制御を強いられていたところにきたそのほころびはオレに悪巧みを考えさせる余裕をくれて、それがバレないように表情には出さず理子の死角で準備を進める。

 

「チッ、マジで当たんねーな!」

 

 いよいよ理子のイライラもピークになって、ワルサーの銃弾も撃ち切ってスライドがオープン。

 多少の息は上がってしまったが、被弾は掠り程度で直撃はなし。上々と言えるだろう。

 オレにも聞こえる舌打ちをしてワルサーを納めた理子に好機とばかりに真正面から接近を試みるが、その前に避けながら作成していたワイヤー付きのクナイを6本、かなり高く投げ放つ。

 落下するまでは8秒とないだろうが、その謎行動を理子は頭の隅に置いていないといけないハンデを背負うわけで、今度はオレが先手を打って攻める。

 接近戦に持ち込まれた理子はワルサーに変えてナイフを2本追加して合計4本のナイフで迎撃に出てきて、腕の振りとは勝手が違って不規則な軌道で振るわれる髪で持つナイフが厄介極まりない。

 リーチも腕より少しあるのでオレの間合いで好きにさせない攻撃はさすがだが、オレにも単分子振動刀という反則気味の武器があるので、理子の攻撃を視線や動作で誘導してナイフの刃だけを綺麗に斬り飛ばし無力化することに成功。

 髪で持つ分の2本を処理したところで持ち手を投げつけて後ろに下がった理子に合わせて、多少の当たりどころは無視して持ち手はほとんど避けずに前進。

 怯まないオレに手に持つナイフを髪に持たせて徒手空拳にした理子がカウンター狙いで立ち止まったが、それよりほんの少しだけ早く足を止めたオレはカウンターのタイミングを外すことに成功したものの、反応が早すぎるオレに違和感を持った理子がさすがの反応でさらに後退。

 オレが止まったのは理子のカウンターを警戒したからではなく、空に投げていたクナイの落下地点に踏み込まないためで、ちょうど理子が止まった手前辺りに落ちてくる予定だったが、やっぱり凄いな、理子は。

 

「ありがとな、理子」

 

 それでも譲れない思いがあるオレは、理子のいた場所に自ら踏み込んで意表を突く行動に出て、背中スレスレの地面に突き刺さった6本のクナイがほとんどまとまっているのを感覚的に把握して、その場でクルッと回転しながらクナイに付けていたワイヤーが落ちる前に全て回収。

 両手で持ったワイヤーを回転の勢いで振り回してクナイを地面から抜き、そのまま理子に鈍器として叩きつける。

 腕に直撃したクナイに悶絶した理子の隙を見逃さずにワイヤーを手放して懐へと潜り込み、何もさせずに一本背負いで地面に倒し、その首筋にクナイを突きつけて詰み。

 

「…………引き分けってことで手を打ちませんかね?」

 

「京夜がどうしてもって言うならいいよ?」

 

「じゃあどうしても」

 

 だったはずなのだが、それと同時に理子が髪に持っていたナイフをオレの首筋に突きつけてきて、さらにワルサーまでまだあった弾倉をリロードして抜かれては動けない。

 しかも理子の首筋にはオレが使ったワイヤーが挟まれていて、クナイがすぐに傷をつけられないようにされていたのに突きつけてから気づいたので、完全にオレの方が詰み。

 だが理子はお優しいので引き分けということで手を打ってくれて、互いに武器を納めてから起き上がらせると、体についた土などを払ってからすっかりいつもの調子になった理子が途端にムスッとした感じになって腕を組む。

 

「でも京夜が手を抜いたことはぷんぷんがおーですね」

 

「抜いてないんだが」

 

「だったらこのお腰につけた新装備は飾りですか? このチート武器は抜くべきところで抜かないんですかー?」

 

 何でそんな顔をするんだと思っていたら、どうやらオレのブローニング・ハイパワーが抜かれなかったことや、本来ならもっと抜くべき要所があった単分子振動刀のもて余した感じが気に食わなかったようで、ブレザーに触れてそれらをチラ出しして見上げてくる。

 

「って言われてもなぁ……ブローニングはまだ人に向けるほど上手くないし、単分子振動刀だってああしなきゃお前のその……綺麗な髪を切っちまっただろうし、あれが限界だったんだよ」

 

 間近に迫ってきた理子を少し離しつつ、決して手加減したわけではないことを説明するが、単分子振動刀はちょっとオレの身勝手だったので怒るかなと表情をうかがうと、なんか頬を赤らめて切られなかったテールの髪をさわさわする。

 

「それはそれとして、引き分けにしてくれたってことは、認めてもらえはしたってことでいいんだよな」

 

「それは……最初から止めるつもりはなかったもん。ただ理子に完敗するようなら心配だし、月1くらいで様子見でも行こうかなって思ってたくらいで……」

 

「親かお前は」

 

 妙な沈黙をする理子が何も続けないから、仕方なくオレが話を繋げてこの勝負の結果での今後を心配すると、負けてたら保護者みたいなことをされていた事実に思わずツッコむ。

 しかしなんか知らないが調子を崩されたっぽい理子が唐突にオレに抱きついて足を引っかけて倒してきて、受け身を取りつつ理子を庇うと、即座に馬乗りしてきた理子に困惑。

 

「はい、右腕のアレ出して」

 

「アレって、ミズチか?」

 

「いいからはいっ!」

 

 それで何をしようとするかと身構えたら、なんかミズチを出せと言われて怪しむと、面倒だと言うように強引にミズチを剥ぎ取られてしまう。お、追い剥ぎよー!

 そして剥ぎ取ったミズチを少しいじってから返してきた理子は、何故か笑顔で変わったところを教えてくれるので、何をしてくれたと見てみれば、なんか邪魔にならないミズチの肘側の先端にオレンジ色の宝石が取り付けられていた。

 

「プレゼントはないって言ったけど、それね、京夜の誕生石のサンストーン。京夜は悪運が強い方だと思うけど、危なっかしいから運気から上げておこうかなって」

 

「4月の誕生石って水晶かダイヤモンドだったと思うんだが」

 

「あれ、よく知ってるね。でも誕生石には細かく日にちでも設定されてるの」

 

「じゃあ理子にも3月31日の誕生石があるわけか」

 

「あるよ。理子のはね……」

 

 プレゼントはないと言ったくせにサプライズのつもりかこんな渡し方をする理子の照れ隠しには痛みなしでやってもらいたい気持ちでいっぱいだったが、お腹いっぱいの新装備とかではなくラッキーアイテムっぽいところで収めてくれたのは素直に嬉しい。

 だがそれ以上にちょっと驚くことが起きたので、理子の言葉をそこで切らせるように口に指を軽く当てて黙らせると、お返しに理子からロザリオを拝借。

 不思議に思いながらも素直にロザリオを首から外して貸してくれたので、ロザリオを提げるチェーンを外し、それに変わる新しいチェーンと合わせて理子へと返却。

 

「理子の誕生石はカイヤナイト、だろ?」

 

「あっ……」

 

 そのチェーンにはロザリオの左右に来るように2つの青い小さな宝石が施されていて、その宝石は理子の誕生石であるカイヤナイト。

 完全なる偶然ではあるが、オレも理子へのプレゼントに誕生石を選んでいたのだ。

 本当は物はやめておこうとも思ったが、以前に理子にロザリオを見せてもらった時――色金の件でだ――にチェーンの方がずいぶん傷んでしまっていたのを思い出し、女の子の好きそうなラッキーアイテム的なのも付けられたから、邪魔にはならないかなとプレゼントにした。

 のだが、なんかロザリオを返された理子が身に付けようともせずにその手で握り締めてしまって、気に入らなかったかなと思って別の物をまた用意しようかと提案しかけたところ、急にストンとその頭を落としてオレの胸に顔を埋めてしまう。

 

「ありがと、京夜。今まで貰ったプレゼントで2番目に嬉しかったかも」

 

「……1番じゃなかったか」

 

「それは無理だよ。だって1番は未来永劫、お母さまから貰ったこれだもん」

 

 その状態で話すもんだから、表情が見えない理子に困るが、喜んではくれたようでひと安心。

 しかしプレゼントとしては2番目だったらしく、1番がロザリオでは勝ち目はないと納得。形見には勝てんわな。

 

「でもでも、おんなじ誕生日プレゼントを用意しちゃうって、理子達やっぱり以心伝心。相思相愛だよね」

 

「以心伝心はまぁいいが、相思相愛は気が早い」

 

「でも好感度的には理子が今トップでしょ?」

 

「…………教えない」

 

「はいダウトー! その間は図星だよねぇ」

 

 あまり感傷的になりたくないからか、割とすぐに頭を上げてロザリオをかけ直した理子は、女子女子した感じでオレをいじり出すので、言及を避けるように理子を巴投げして押し退けて立ち上がり、ギャグのように「ぎゃふんっ」とか言って仰向けに倒れた理子に手を貸して立ち上がらせる。

 

「まぁ脈なしより断然良いのではないでしょうか」

 

「ポジティブだな」

 

「理子がネガティブなところとか見たくないっしょ」

 

「それはそうだ」

 

 言及を避けたいオレの内心を察して終わらせてくれる辺りが理子らしくあるようでらしくないが、助かりはしたのでそのまま流すと、思い出したように時間を確認した理子が何やらカウントダウンを開始したからそれを聞いていると、ゼロになったところでぶつかるようにハグしてきた。

 

「誕生日おめでとーう!」

 

「ん、ああ、日付が変わったのか」

 

「反応うっす! でもまぁ京夜らしいっちゃらしいか。18歳に一番乗りおめでとう」

 

「くっそ。お前が17歳になったばかりなのに……」

 

「くふふっ。理子と京夜って実質1歳差あるから、理子の方が歳下だよね。京夜は歳下の女の子でも恋愛対象になる?」

 

「ストライクゾーンは広いから心配しなくていい」

 

「つまり京夜は小学生でもオッケーと……じ、事案だー!」

 

「限度はあるっての!」

 

 気づけば日付が変わる時間になっていたことにちょっと驚きつつも、誕生日にかけられた言葉がそんな糞みたいなことだったのには無性に腹が立ったので、ハグしたままの理子をジャーマンスープレックスで再び地面に沈めてやり、オレの誕生日は理子の「ぎゃふんっ」と一緒に糞みたいなオープニングを迎えたのだった。


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