花を護る騎士 ブレイドナイト   作:葵祈つばめ

729 / 746
つばめ:「つぼみ達との小話どうしよ…… (´・ω・`)」

明:「さぁな。決まってねぇならやらなくても良いんじゃねぇか?」


小話 ラブ達と

ラブ:「そういえば明さんっていつから武術を習い始めたんですか?」

 

明:「ん?大分前に例の本で説明しなかったか?」

 

美希:「してませんね。あの本にはムーンライトとナイトの誕生経緯しか説明されていませんでしたから」

 

明:「成程、そういえばそうだったな。作って以降は読み返す事すらしてねぇからすっかり忘れちまってたぜ」

 

祈里:「…折角作ったのにですか?」

 

せつな:「ブッキー、明さんはあの物語の当事者だからそもそも読み返す必要がないのよ」

 

祈里:「あっ……」

 

明:「そ、せつなの言う通り。それにあの時の事なら俺は今でもはっきりと鮮明に覚えてるからな」

 

ラブ:「おぉ〜!明さん格好良い〜!」

 

美希:「いつもだったらこの手の事になると“はっきりくっきりそれこそ現像された写真の様に鮮明に覚えてりる”みたいな感じでおとぼけて曖昧にするのに珍しいですね」

 

祈里:「あははは……」

 

せつな:「確かに明さんならそう言いそう……」

 

明:「ケッケッケ、他の事ならまさにそんな感じだが、俺はこの出来事と後もう一つに関してはおとぼけて曖昧にはしねぇって決めてんだよ」

 

祈里:「もう一つですか?」

 

明:「あぁ、もう一つだ」

 

せつな:「いったいどの出来事なのか聞いても良いですか?」

 

明:「おう、構わねぇぜ。武術云々の話をした後にだったらな」

 

ラブ、せつな:『あっ、』

 

美希:「完璧に忘れていたみたいね」

 

明:「泣けるぜ」

 

祈里:「あはは……」

 

ラブ:「うっ、あ、明さん!」

 

明:「へーへー、わーったよ。俺が武術を習い始めたのはブレイドナイトになってからだ」

 

せつな:「なる前からじゃないんですね」

 

明:「あぁ、意外かも知れねぇがブレイドナイトになる前の明さんは何処にでもいる穏やかで心の優しい少年(青年)だったからな。武術とは武の字も関わりがなかったんだよ」

 

美希:「出たわね、明さん得意のおとぼけ」

 

祈里:「あはは……」

 

明:「けど、プリキュアになったゆりが薫子さんから空手の手解きを受け始めたから俺もそうする事にしたんだよ」

 

ラブ:「へぇ〜。…あれ?でも明さんってブレイドナイトの時は剣を使ってますよね?」

 

明:「あぁ、だから俺は空手を習うのと同時にいつきん家の道場で剣術を習う事にしたんだよ」

 

せつな:「…何と言うか、よくやりましたね……」

 

明:「フッ、若気の至りってヤツだな」

 

せつな:「…あっさりとまとめた……」

 

美希:「でも、剣術を習っていた割りには明さんって結構デタラメな剣術ですよね?」

 

祈里:「美希ちゃん、デタラメって……」

 

明:「気にすんな祈里。事実だからよ」 (なでなで

 

祈里:「んんっ……♪」

 

明:「確かに最初は型通りにしてたんだが……、戦い続けるうちに自然と我流の型になっちまったぜ」

 

せつな:「野生動物は無駄な動きを理屈じゃなく本能で理解しているって言われてるけど……」

 

美希:「明さんの場合も完璧にソレと同じね」

 

明:「だな。もしかしたら俺の前世は野生動物……それこそオオカミなのかもしれねぇな」

 

美希:「明さんって肉食ですもんね〜」

 

明:「あぁ、だから目の前に美味しそうな祈里がいると……な?」 (ニヤリ

 

ラブ:「わ、明さん悪い顔……」

 

美希:「狩る気満々ね」

 

明:「祈里が美味しそうなのが悪い」

 

祈里:「っ〜〜……♪」 (もじもじ

 

せつな:「…祈里嬉しいのか恥ずかしのかどっちなのかしら?」

 

明:「ケッケッケ、いつの間にかいい感じにぐだぐだに脱線しちまったがラブはこれで満足したか?」

 

ラブ:「はい!ありがとうございました!」

 

明:「どーいたしまして。んじゃま、そろそろラブ達による締めのEDダンスの時間だな」

 

せつな:「…明さん、それはアウトです」

 

明:「なんてこった」

 

美希:「最後の最後にデカいのをぶち込んできたわね」

 

ラブ:「あはは……」

 

祈里:「明さんに美味しく……っ〜〜♪」 (真っ赤っか〜!

 

 

【終わり】




オマケ1

〜もう一つ〜

せつな:「あの、明さんが言っていたもう一つっていったい何ですか?」

明:「そりゃあゆり達に告白した事だな」

ラブ、美希:『あ〜……』

祈里:「明さん……♪」

明:「祈里、これからもよろしくな」

祈里:「はい♪」


オマケ2

〜戦い方〜

せつな:「そういえば、明さんとゆりさんの戦い方って丁度真逆ですよね?」

明:「あぁ、互いが互いをフォロー出来る理想のスタイルだ」

せつな:「ふふふ、そうゆうの良いですね」

明:「あぁ」


オマケ3

〜その男再び〜

西:「フハハハ!ここで会ったが100年目!再び俺様と腕相撲で勝負してもらうぞ!」

南:「明、すまないがまた頼むよ」

せつな:「まだ懲りてなかったのね……」

明:「ドンマイせつな。んじゃま、早速始めるとしますか」

祈里:「あの、頑張ってください!」

明:「おう。俺を慕う女神の為に絶対に勝ってやるよ」 (ウィンク

祈里:「明さん……♪」

ラブ:「甘いね」

美希:「甘いわね」

せつな:「甘いわ」

南:「甘過ぎる」

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。