明:「今回は割りと短めだな」
ゆり:「でもいつも通り裏側が10個以上あるわ」
つばめ:「ガンバりました( ̄― ̄)!」
もしもNS3にこんな裏側があったら……
その1
〜ファッションショー〜
明:「俺のは黒生地の着物か。しかも背中には白字で大きく刺繍された漢の字付き……」
つぼみ:「ど、どうですか……?」
明:「OKだ」
えりか:「やったっしゅ!」
いつき:「明さんの着物姿かー」
ゆり:「不思議と違和感がなさそうね」
ももか:「明君〜早く着てみてよ〜♪」
その2
〜予感〜
明:「………」 (ぼー……
つぼみ:「明さんが空を見上げたまま固まっています……」
えりか:「たぶんアレっしゅ」
いつき:「あははは……」
ゆり:「最早レーダーね」
その3
〜援軍要請〜
明:「わかった。それじゃーな」 (ブツッ!
つぼみ:「マナさんは何て?」
明:「噛み砕いて説明すると援軍要請だ」
えりか:「噛み砕き過ぎっしゅ……」
明:「つっても今回は直ぐにって訳じゃねぇけどな」
いつき:「そうなんですか?」
明:「あぁ。明日の朝、ぴかりが丘の大使館に来てくれとさ」
ゆり:「ぴかりが丘……知らない街ね」
明:「とりあえず街と大使館までの行き方は俺が調べとくから、明日の朝9時に希望ヶ花駅に集合だ」
四人:『はい(えぇ)!』
その4
〜呼ぶ声〜
心の大樹:『明』
明:「…その声は…心の大樹か……」
心の大樹:『プリキュア達が夢の世界に閉じ込められてしまいました。彼女達を助けるには貴方の力が必要です』
明:「…なんてこった……」
心の大樹:『さぁ、目覚めなさい明。そしてプリキュア達を助けに行くのです』
明:「…あぁ、わかったぜ……」
その5
〜夢を破れ〜
ブルー:「つまり君は、心の大樹と言う霊樹の加護のお蔭で夢の世界に閉じ込められなかったって訳だね」
明:「加護っつーより精神が同化した時の名残だと思うがな。それで?俺は何をすれば良いんだ?」
ブルー:「彼女達を呼び起こしてほしい。僕には無理でも君ならきっと!」
明:「OK。任せろ」
その6
〜夢の終わり(1)〜
―ガンバレー!プリキュアー!―
―ガンバレー!プリキュアー!―
―お前ら、聞こえてるか?子供達のこの声が。聞こえたならいつまでも寝てねぇで起きてきやがれ―
全員:『…っ……』
―早く起きてこねぇと俺が大変な事になるぞ〜?良いのか〜?子供達の目の前で明さんが大暴れしちゃうぞ〜?―
全員:『それは駄目ぇ!?』 (ガバッ!
その7
〜夢の終わり(2)〜
ブルー:「彼女達が目覚めたのは良いけど……」
明:「ケッケッケ。んじゃま俺も行くとしますか!」
その8
〜プリキュア大集合〜
ナイト:「ケッケッケ、ここまで揃うと流石に壮観だな!」
全員:『…ナイトのお蔭で起きれたのもあるから怒るに怒れない……』
ラブリー:「えっと……」
プリンセス:「大変ですな……」
その9
〜開戦〜
悪夢獣達:『………』 (じり…じり……
全員:『………』 (じり…じり……
ナイト:「………」 (ニヤァァァァ……♪
その10
〜悪夢VS悪夢?〜
ナイト:「ハーッハッハッハッハ!斬り甲斐のある奴らだぜ!!」
悪夢獣達:『ニギャアァァァァ!?』
ルージュ:「結局大暴れかー……」
サニー:「子供達と距離があって良かったわー……」
その11
〜コンビネーション〜
ソード:「ううっ……」
悪夢獣:「ニギャ!ニギャアァァ!」
ナイト:「オラァ!」
ザンッ!
ベリー:「甘いわ!」
ズバッ!
悪夢獣:「ニギャアァァァァ!?」
ナイト:「ハッハ!残念だったな!」
ベリー:「ソードは囮よ!」
悪夢獣達:『ニギャアァァァァ!』
ナイト:「おーおー、また沢山来やがったぜ」
ベリー:「どうするのナイト?」
ナイト:「よし、いっちょ合わせるか!」
ベリー!:「OK!」
ソード:「えぇ!」
悪夢獣達:『ニギャァァ!』
ナイト:「ブレイドナイト・フォルテ……」
ベリー:「プリキュア・エスポワールシャワー……」
ソード:「閃け!ホーリー……」
悪夢獣達:『アァァァァ!』
ナイト:「ウェーイブ!」
ベリー:「フレーシュ!」
ソード:「ソーード!」
ゴオォォォォ!!
悪夢獣達:『ニギャアァァァァ!?』
ナイト:「決まったぜ!」
ベリー:「あたし達、完璧!」
ソード:「さぁ、いくらでもかかって来なさい!」
その12
〜悪夢タコ戦〜
ナイト:「オラァ!」
ザンッ!
悪夢タコ:「ヌオォォォォ!」
パッション:「駄目よ!斬っても直ぐに再生するわ!」
ナイト:「ちぃ、このタコを刺身にすんのは無理か」
ルージュ:「当たり前です!?」
サニー:「こんなタコの刺身なんか嫌や!」
ナイト:「ならたこ焼きはどうだ?」
サニー:「あ、それなら……って!それも嫌や!だいたい誰がたこ焼きにするん!?」
ナイト:「ルミナス」
サニー:「鬼か!?」
ルミナス:「え、えっと、ごめんなさい…わたしには無理です」
ルージュ:「ルミナス!真面目に答えなくて良いから!」
その13
〜拘束〜
マリ、ナイ:『タコ捕ったどぉ!!』
ブロッサム:「なんとなくですけど、言うと思いました……」
サンシャイン:「あははは……」
ムーンライト:「まったく、この二人は……」
その14
〜決着〜
ムーンライト:「今回も無事に終わったわね」
ナイト:「そうだな。けど、お前らが夢の世界に閉じ込められた時はどうなるかと思ったぜ」
ムーンライト:「ふふふ、ごめんなさい。あまりに素敵な夢だったものですから」
ナイト:「へぇー、どんな夢だったんだ?」
ムーンライト:「フフフ♪な・い・しょ♪」
【終わり】
オマケ
〜もしもナイトがハニーと会っていたら……〜
ナイト:「見つけたぜ」
ハニー:「見つかっちゃったかー」
ナイト:「さっきは助太刀サンキューな。お前はラブリーやプリンセスの仲間なんだろ?みんなに会いに行かなくて良いのか?」
ハニー:「んー、まだその時じゃないので今回はこのまま帰るつもりです」
ナイト:「そうかい」
ハニー:「それに、貴方やみんなとはまた会えそうな気がするので♪」
ナイト:「だろうな。俺もそんな気がしてたぜ」
―ナイトー?何処へ行ったのですかー?―
―ナイト〜!早く帰ろうよ〜!―
ナイト:「っと、そろそろ戻らねぇとな」
ハニー:「それじゃあ最後にこれを貴方に」
ナイト:「ん?これは?」
ハニー:「わたし特製のハニーキャンディです!」
ナイト:「ハニー……、てことはお前の名前は」
ハニー:「はい、大地に実る命の光!キュアハニーです!」