第9十刃に転生したが最強だった   作:飛翔するシカバネ

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遅くなりました。
大部分削除などしておりますので、ご注意ください。


囮、そして侵入者

「起きてください!アーロニーロ様!」

 

ううん。

眠い…けど、起きなくては…

 

「おはよう、ルド。なんだか凄く長い時間寝ていた気分だよ」

 

「おはようございます、アーロニーロ様。それほど長くはありませんが……それよりも藍染様がお呼びです」

 

「そうか。だったら早く向かわないと。ありがとうルド」

 

「勿体なき、お言葉」

 

ベットからおりる。

 

暑さのせいか服を脱いでいたのか、上半身に服を着ていない。

 

クシャクシャになった服をルドの能力で生まれる兵士に渡す。

代わりの服をクローゼットから取り出し、服を着る。

 

ヒラヒラした服を完璧に着こなす。

ショタの見た目では無くなったお陰か、服を着こなしていると言えるだろう。

 

「さて、行くとするかな…ルドも仕事がんばってne……何やってるの?」

 

両手で顔を隠して、その場に立ち止まっている。

 

「もう、大丈夫ですか?」

 

「なにが?」

 

「その……お着替えの方は…」

 

「ああ、大丈夫。じゃあ、行ってくるよ」

 

 

廊下を歩いているとエルとノイを見つける。

 

「やあ、アーロニーロ。何の用事か君は聞いているかい」

 

「いや、なんにも」

 

「どうやら、侵入者らしいよ」

 

「侵入者ァ!?」

 

「あ、ノイ」

 

後ろからの声の方を見ると自分と同じぐらい奇抜な服を着ている友人の姿があった。

 

「22号地底路が崩壊したそうだ」

 

会議場とも言える場所に自分と同じように白い服を着た人が集まってくる。

 

「22号ォ!?また随分遠くに侵入したもんじゃな!!」

 

「全くだね、一気に玉座の間に侵入してくれたら面白くなったんだけど」

 

「ヒャッハァ!!それりゃあいいな!」

 

「うるせーな…こっちは眠いんだ。でけぇ声出すなよ」

 

全員が席に着席すると同時にこの部屋にこの世界に3人しかいない純粋な死神3人が入ってくる。

 

「おはよう、十刃(エスパーダ)諸君。敵襲だ。先ずは紅茶でも、淹れようか」

 

藍染惣右介の登場だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「侵入者ねぇ…」

 

会議は特に問題もなく、終わった。

リムに傷をつけた奴がいるからってことで独断専行しようとしていたがそれも止められたし、自分の宮に帰るとしよう。

 

「なんだか、興味のなさそうな声だね。アーロニーロ」

 

「エル…いや、そうでも無いさ。楽しみはある」

 

「へえ、それはどんな?もし良ければ聞かせてもらえないかな?」

 

「ラグナロクとか?」

 

「かっこいい言い回しだね。人間世界の神話だね。北欧神話の終わりを告げる神々の黄昏だね。……ああ、なるほど」

 

「じゃあ、俺は帰るよ」

 

「じゃあね、アーロニーロ」

 





時間かけた割にストックがかなーり少ないのでまた、気長に待ってください。
完結はするつもりなので。

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