第9十刃に転生したが最強だった   作:飛翔するシカバネ

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昊、そして司る

キング・クリムゾン!!!

 

 

いや、別に時間は飛んで無いんだけどね。

前回と同じようにつまらない所はバッサリカットしました。

実況者みたいな事言うけど。

 

 

面白かったけど原作は変えられないというのを目の当たりにした気がする。

 

これを見ると自分は油断は禁物と思える。

 

今は闘技場にいるのだが最後になるであろう十刃の入れ替え戦だ。

 

闘技場にはドルドーニが転がっている。

新しい十刃としてウルキオラ・シファーがいる。

 

先ほどガンテンバインもやられていた。

これで第6十刃も入れ替え。

入ってきたのはグリムジョー・ジャガージャック。

 

これで原作キャラが揃ったな。

 

そして、何故今日入れ替え戦をしたのか。

それは昨日藍染が尸魂界と離反したからだ。

俺は迎えに行くか行かないか迷ったが結局いかなかった。

まだ後でもいいし、最終決戦の時は行ければいい。

 

「これで最強の十刃が揃った」

 

いつもはバラバラになっている破面も今回は全員集結している。

 

「名を呼ばれた破面は前に出て藍染様に頭を垂れろ」

 

こういう所は東仙は得意だと熟思う。

 

「第1十刃…コヨーテ・スターク。司る死の形は【孤独】」

 

気だるけな男が前にでてくる。

その風貌からは第1十刃を任されるとは思われていない。

なぜなら一般の破面達には力を見せていないから。

弱そうとも見られているからな。

 

「第2十刃…バラガン・ルイゼンバーン。司る死の形は【老い】」

 

王冠をつけた右目に傷があるご老人。

藍染が現れる前は虚圏の神とよばれ、藍染がいる今でも大帝と呼ばれる。

老いの力は誰も破る事ができないと言われる。

俺、破れるけど。

やり方は俺以外できないから説明しない。

 

「第3十刃…ティア・ハリベル。司る死の形は【犠牲】」

 

十刃の紅一点で藍染への忠誠心がなかなかに高い人物。

最後に裏切られるけど。

一応話したことがある。

その時後ろの従属官とこっちの従属官(ルド)が言い合っているのを見て共感して話が弾んだ。

因みにティアと呼んでいる。

ティアは許可するけど後ろの3人組が煩かった。

 

「第4十刃…ウルキオラ・シファー。司る死の形は【虚無】」

 

無表情で何考えているか分からない、といわれている。

わりとわかりやすい気がするけどな。

感情の起伏が激しくないだけだし。

俺がウルと呼んだ時も承諾してくれた。

 

「第5十刃…ノイトラ・ジルガ。司る死の形は【絶望】」

 

眼帯をつけて長髪の男。

戦闘狂で能力というより近接戦闘極振りだ。

答えてくれなかったけど服の頭の後ろにある丸がなんなのか気になった。

動きづらいだろうに。

 

「第6十刃…グリムジョー・ジャガージャック。司る死の形は【破壊】」

 

第2戦闘狂。

破面という生物は生まれながらの兵士だからいいのだけどノイの様に1人じゃなくて群れるからタチが悪い気がする。

グリって呼んだら怒られたからリムと呼んでいる。

グリもいいのに可愛くて。

グリと呼んだ時後ろでルドも可愛いって笑いを堪えながら言っていたのに。

 

「第7十刃…ゾマリ・ルルー。司る死の形は【陶酔】」

 

坊主で頭にトゲがある黒人の男。

1回話したけど苦手だった。

ひたすら藍染の話をされた。

この頃で一番辛かった事はあれだ。

こいつだけ、ゾマリと呼んでいる。

苦手だからという理由じゃなくてどこで切ればいいか分からないからだ。

マリなんて名前で俺は絶対に呼ばない。

 

「第8十刃…ザエルアポロ・グランツ。司る死の形は【狂気】」

 

死体をあさりバラバラにして研究する。

一番危ないヤツとされている。

エルはそんなヤツじゃないんだけどな。

ちょっと研究熱心なだけなのに。

死体なんて魂が抜けた物体なんだから物と何ら変わりないのに…なぜみんなはあんなにも危惧するのだろう。

 

っと…次は俺か。

行く準備をしないと。

 

「第9十刃…アーロニーロ・アルルエリ。司る死の形は【大罪】」

 

………んん?

大罪?

俺って暴食、もしくは強欲じゃなかったっけ?

 

一応前に出て頭を下げる。

 

「第10十刃…ヤミー・リヤルゴ。司る死の形は【無知】」

 

あっれぇー?

ヤミーは憤怒じゃなかったでしたっけ。

もしかして俺に混ぜられました?

 

「ここに十刃が揃った。各々力を蓄えておくように。そしてウルキオラ、君には1か月後に任務に当たってほしい。内容は現世に行きある1人の死神を殺すことだ」

 

「分かりました」

 

「藍染さん!俺も行っていいか?この頃つまらな過ぎで退屈してたんだよ」

 

「決定権はウルキオラに渡しているウルキオラに聞きたまえ」

 

「ウルキオラ!で、どうだ?」

 

「いいだろう。しかし命令には従えよ」

 

幸運(スエルテ)!!!んじゃぁ今のうちに飯食っとくか」

 

ヤミーの同行が許可されたな。

…ん?1か月後の任務って…ああ。

 

「ウル!俺も行っていいかな?俺の探査回路(ペスキス)があれば探すのが楽そうだけど。狙いは1人なんだろう」

 

「そうだな。………いいだろう。お前も命令に従え」

 

「従うさ。ヤミーじゃないんだから暴走しないよ」

 

「テメェ!アーロニーロ。任務の前にお前を殺してやろうか!」

 

「ヤミー…力を蓄えるっていってるのに発散してどうすんの。俺の言葉に反論出来なくなっちゃうよ」

 

「チッ…いつか殺すからな」

 

「殺せる日が来ればいいね」

 

 

司る死の形が【大罪】になったのは驚きだけどそれ以外はヤミーの死の形が無知になっただけだし。

 

1か月後がたのしみだな。

 

俺の力も完成間近だし、どうなるか本当にたのしみだなぁ!

 

俺はスキップしながら宮に帰った。

 

 

 

 

途中から疲れたので普通に歩いた。

 


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