目が腐ったボーダー隊員 ー改稿版ー   作:職業病

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作者が迷走かつ好き勝手やりすぎたためリメイクしました。


第1章
1話 やはり、この隊には変人しかいない。


A級9位比企谷隊

 

比企谷八幡

隊長

身長174㎝

ポジション シューター

メイントリガー バイパー アステロイド メテオラ シールド

サブトリガー バイパー アステロイド グラスホッパー シールド

誕生日 8月8日 16歳 高2

好きなもの 妹 金 MAXコーヒー チームメイト チームでMAXコーヒーを飲むこと ラーメン

嫌いなもの リア充 仕事 面倒事 理系科目 トマト

No.2シューター

バイパー 15321

アステロイド 10023

メテオラ 9214

 

 

 

佐々木琲世

隊員

身長175㎝

ポジション アタッカー

メイントリガー 孤月 旋空 バッグワーム シールド

サブトリガー スコーピオン グラスホッパー テレポーター シールド

誕生日 4月2日 19歳 大学1年

好きなもの 金 コーヒー全般 ラーメン ハンバーグ 本 喫茶店巡り 料理

苦手なもの 怖い人(城戸司令とか)

No.5アタッカー

孤月 11521(影浦、村上の三人は実力がかなり拮抗しているため4〜6位をこの3人がいったりきたりしてる感じ。)

スコーピオン 9842

 

 

横山夏希

隊員

身長158㎝

ポジション オペレーター

誕生日 8月26日 16歳 高2

好きなもの MAXコーヒー 本 ラーメン 面白いこと 金 甘いもの

嫌いなもの 面倒事 仕事 つまらないこと いじめっ子

 

 

 

出水米屋緑川がA級三バカと言われているのと同様にこいつらは甘党三バカと呼ばれている。理由は全員MAXコーヒーが好きで作戦室には常に箱で置いてあるし、棚にはお菓子がぎっしり。よく緑川がお菓子食べに来る。

八幡と夏希は総武高校所属。八幡は2F、夏希は2D所属。琲世は風間さんと同じ大学。

総武高校所属のボーダー隊員のうち八幡だけボーダー隊員である事が知られていない。理由はぼっち族だからと、影が薄いから。

学校では八幡はぼっち族。ボーダーではかなり名が知れ渡っている強豪隊員。当然のごとくシスコン。両親は最初の大規模侵攻によって死亡。現在は妹の小町とマンション暮らし。ボーダーに入った理由は金稼ぎのため。A級になると学生でもかなりな給料が貰えるときき、速攻で入隊した。ネイバーに多少の恨みはあるが、復讐より妹を守り、生活費を稼ぐ方が大事だと判断して忍田さん派についた。嵐山隊の綾辻とは幼稚園からの付き合いで、綾辻から好意を寄せられているが全く気づかない。いじめられるようになってからは彼女の事を巻き込むことをおそれ、あまり関わらないようにしている。

ボーダー内ではそれなりに隊員と良好な関係を築いている人がいる。ボーダー内ではぼっちではないということだ。影浦隊と仲がいい。よく両隊のメンバーで甘いもの食べに行ったりしてる。一応琲世には敬語を使ってる。一応。

二宮さんの弟子で那須さんの師匠。

三輪からすごく嫌われている(ネイバーの存在を軽く見ていて、金稼ぎの事しか基本頭にないから。)

比企谷隊はとりあえず忍田さん派についているが金さえ払えばなんでもやる(ある程度内容にもよるが)

 

琲世は東京喰種:reからのパロキャラ。オリキャラにするとまた作者が迷走する恐れがあったのであえて全く週刊ジャンプとも俺ガイルとも関係ないとこから無理やり参加させた。決してオリキャラ考えるのが面倒だったわけではない。断じて。

東京喰種原作のように不幸な生い立ちはしていないが母親は一次侵攻により他界。意気消沈してたとこを迅にいろいろ言われてボーダーに入隊。一人称は「僕」。

一人暮らしをしている。父親は仕事の都合上あまり三門市にはいない。大学は風間さんと同じ大学。よく太刀川さんと「太刀川さんが勝ったらレポート手伝う、佐々木が勝ったら飯奢る」という条件でランク戦してる。でも勝てたことはない。八幡より先に入隊し、B級に昇格してたが、組む人がいなくてフリーだった。八幡が訓練生時代に声をかけておき、八幡の昇格と同時にチームを組んだ。が、隊長としてあまりに向いてなかった(というか八幡がすごく向いてた)ため八幡が隊長になった。

年上は風間さん、同い年は嵐山さん、年下は影浦と仲がいい。

頭がいいため文系なのに開発室にしょっちゅう呼ばれて研究の手伝いをさせられてる。そしてその研究のレポートを書かされてるかなりの苦労人。時々太刀川隊作戦室の大掃除に付き合わされてる。事務仕事、及び本を読む時はメガネをかける。あだ名は「サッサン」佐々木さんの略。夏希になめられてる。基本優しい。

実は風間さんの弟子。スコーピオンサブなのに。

 

夏希は学校でもボーダーでも人望が厚く人気がある。普通に美人で人当たりが良くいろいろと活発だが男子が苦手(八幡と琲世、及びボーダー内の特定の人は平気)で告白もよくされるが速攻で振る。撃沈記録は瞠目もの。両親及び弟は健在。怒らせるとまず笑顔で相手の顔をぶん殴る。クラスが同じである宇佐美と仲がよく、よく一緒にいる。

綾辻とも仲がよく綾辻の恋愛相談をよく宇佐美と受けて、冷やかしつつも応援している。八幡と排世のことは「ハッチ」と「サッサン」と呼んでいる。二人は親友であり恋愛感情等は一切ない。ボーダーには綾辻と宇佐美に誘われなんとなくで入隊。元々コンピューターの扱いには長けていて、運動はあまり好きではないゆえ戦闘員は無理そうだし、トリオン量も少ない(多分修より少ない)がオペレーターとしてなら活躍できそうと思い入った。

ちょうどその時に八幡がB級に昇格。綾辻の紹介でオペレーターとして八幡の隊に推薦されたが、先述の通り男子が苦手の為最初は渋っていたが彼らがMAXコーヒーが好きだと聞くと一瞬で打ち解けた。その後一時間くらいMAXコーヒーについて語りあったとか。

正義感が強くいじめっ子を見つけるとまず全員の顔を本気で殴りつける。女子のくせにケンカが恐ろしく強い。腕っ節もかなりのもので本気で怒った時に見せる笑顔は太刀川さんでも恐怖に身を縮めるとか。ボーダー内で怖い女子ランキング1位。

琲世のことを舐めきってるため敬語を一切使わない。

 

 

こんな感じです。後半は日常回をちょっとだけ

ストーリーは次回から。

 

*********

 

三門市、ボーダー本部周辺警戒区域内

そこに二人の男がいた。

1人は僅かにはねたくせ毛にぴょこんとたったアホ毛。そしてなによりも腐った目をしている。男は民家の屋根に腰掛けてぼんやりしていた。

もう1人は長身に黒髪。今は眠そうな目をしてる。

 

「ふぁ〜…。」

 

黒髪の青年がおおあくびをする。

A級9位比企谷隊アタッカー、佐々木琲世。変幻自在の攻め方をするアタッカー。

 

「眠そうっすね」

 

そう声をかけるのは比企谷隊隊長、比企谷八幡。No.2シューターであり、琲世との連携プレーはボーダー内でトップであり、A級最下位ではあるものの、実力はA級部隊の中でも屈指である。

 

「ちょっと昨日夜更かししちゃってね〜」

 

「珍しいっすね、夜更かしなんて」

 

「新しく買った本が面白くてね。気づいたら3時になってた」

 

『サッサン本当に本好きだよねー』

 

耳につけたイヤホンから気怠げだかよく通る綺麗な声が聞こえてくる。

比企谷隊オペレーター横山夏希。美人だが怒ると本気で怖い。声のトーンが3段階くらい落ちてしかもあの美声で静かに的確に相手の精神をえぐり、最後は叩き潰す(物理的に)

一度うちの作戦室にきた緑川が横山が買って、楽しみにしていたエクレアの一つを摘み食いした時の光景は今でも鮮明に思い出せる。

部屋が氷点下なのではと疑うレベルで空気が凍り、凄まじい笑顔を浮かべて緑川の頭を鷲掴みし、無理やり正座させ……そのあとはちょっと言いたくない…。思い出しただけで冷や汗が…。

あの場にいたおれと佐々木さんは何も悪くないのに部屋の隅で正座しガタガタ震えながら嵐が過ぎ去るのを待った。部屋の温度が元に戻った時に見たのはボロ雑巾のような緑川と満面の笑みで残りのエクレアを頬張る横山の姿だった。それ以来、緑川はうちの作戦室にきてお菓子を食べる時でも必ず横山に「これは食べていいか?」と確認を取るようにしている。

だがそんな阿修羅的一面をもつ彼女、実はかなり美人でありしょっちゅう告白されてる。が、全部お断りしているため玉砕記録はかなりのものだとか。そもそも男子が苦手だとかなんとか。オペレーターとしてはかなり優秀なのだがいろいろと性格が破綻している。

というかこの隊自体性格破綻者しかいない。

え、おれ?この中で一番マトモだよ?シスコン?そんなのT県民のお兄ちゃんとして当たり前のことだろ!

 

『ほらくるよー。誤差5.32ねー。』

 

「「はいよー」」

 

夏希の言葉に適当に返事をし、立ち上がる。

もう聞きなれた警告と見慣れたゲートからは白い機械と生き物を足して二で割ったみたいなモノがでてくる。

 

「バムスター一体に、モールモッド二体。まぁ少ない方かな。」

 

「まぁ少ないから金にはあんまりならないね。」

 

『相変わらずサッサンは金にがめついねー』

 

「お金は大事だよ?特に一人暮らしにはね。じゃあ僕モールモッドやるからそっちよろしくね」

 

そういうと佐々木さんはとっとといってしまった。本来モールモッドは戦闘用トリオン兵なので一人ではキツイが、佐々木さんなら1分かからず片付けるだろう。

 

「さて、おれも仕事をしますかね…。」

 

仕事…、嫌なワードだ。でも小町のためだ。やるしかない。

脳内で自分にエールを送りながら右手をポケットからだす。

ここまでの行動をしてなお、バムスターは目の前の八幡に気づかない。若干その事にブルーになりながら声を発する。

 

「バイパー。」

 

そういうと光り輝く立方体が現れる。その立方体は細かく分裂し、バムスター及び他全てのトリオン兵共通の弱点である目目掛けて打つ直前に設定した弾道通りに飛んでいき、最後まで八幡に気づくことなく倒れた。

 

佐々木さんが戻ってくる。モールモッドはあっという間に、それこそテ◯ファールがお湯沸かすくらいで倒してきた。

相変わらずバケモンみたいな戦闘力だな…。その分連携する時強いからいいんだけどね?

 

「終わった。」

 

「おお、お疲れさん。横山、他はでてないか?」

 

『ん?んー今んとこないね。しばらくダラダラしてていいよー。』

 

「りょーかい。」

 

そういうとおれは腰を下ろしまたぼーっとする。佐々木さんも先ほど同様寝っ転がって空を眺める。

今日の防衛任務はたまたま近くにゲートが現れたから、出てきたネイバーを瞬殺し、ほとんど移動することなく終わった。

い、いや、サボってたわけじゃないよ?本当だよ?

ハチマンウソツカナイ

 

 

防衛任務も無事終わり、本部の作戦室で三人でダラダラMAXコーヒーをすすっている。

うめぇ、この甘さが任務後の疲れた体に(ほとんど動いてないけど)染み渡る…。

この隊の最大の特徴、それは全員が我がソウルカントリーであるT県のソウルドリンクであるMAXコーヒー愛好家であることだ。

この練乳の甘さとコーヒーの味が混ざり合って口の中でハァァァモニィィィィィ‼︎‼︎を奏でるからな。うちの作戦室には常に箱で置いてある。だいたいストックは常に3箱ある。少なくなったら当番制で金を出し合い買ってくることになっている。

そこで唐突に作戦室のドアが開けられる。

 

「こんちはー!」

 

元気よく入ってきたのは緑川駿。A級4位草壁隊のアタッカーだ。使うトリガーはスコーピオンでスピード系の攻撃を得意とする。

 

「おお緑川、またお菓子たかりにきたか。」

 

「こんちは八幡先輩!なんか食べていいお菓子ある?」

 

「ああ、なら確かバームクーヘンあるよ?食べる?」

 

「食べる!」

 

夏希の声に元気よく返す緑川。一回ガチギレされてトラウマになってたのに最近はまた戻ってきたな…。喉元過ぎればなんとやらというし、そろそろなんかやらかさないか心配だな…。

夏希から渡されたバームクーヘンを幸せそうに頬張る緑川。それを母親のような笑みを浮かべ見守る夏希。なんか本気で親子みたい…。

バームクーヘンを食べ終わると緑川がきてからずっと沈黙していた佐々木さんに緑川は声をかける。

 

「あ、そうだサッサン。鬼怒田さんが探してたよ?なんかレポートがどうとか言ってたよ」

 

「あ…」

 

緑川の指摘をうけ、「完全に忘れてた…。」という表情を佐々木さんは浮かべる。そいて大きくため息をつく。やっぱり佐々木さんは忘れっぽいよな。

 

「あー、面倒だけどいってくるわ。ありがとう緑川くん、助かった。」

 

「鬼怒田さんは『毎度忘れるな天然小僧!』って伝えとけって言われた。あ、あと太刀川さんも探してたよ。やっぱりレポートがどうとか言ってた」

 

「……」

 

太刀川さんまたかよ。どんだけ佐々木さんにレポート手伝わせてんだよ。というか佐々木さんも断われよ。

 

「ふふ、ふふふ…」

 

あれ、なんか笑い始めたよ?これはまさかアレか?

 

「彼らには、佐々木の本気を見せる必要があるね…。いいだろう!鬼怒田さんだろうと太刀川さんだろうとレポートなんざいくらでも片付けてやる!見てろ鬼怒田さん!ついでに太刀川さんも!佐々木の本気、『佐々気』!今日は徹夜でレポート祭りだ!」

 

そうして高笑いしながら佐々木さんは去って行った。絶対うちの隊であの人が一番変人だ。

 

「あ、八幡先輩!ランク戦しよ!」

 

「やだよ面倒くさい。任務後だから動きたくないし」

 

「いいから行くよ、八幡先輩!」

 

えー動きたくないんだけど…。

 

「じゃ、あたしは遥のとこでもいってこようかなー。」

 

横山はそういうと残ってたMAXコーヒーを一気に飲み干し、足早に出て行った。

結局おれはその後出水も混ぜでなぜか総当たり戦をやらされ、日が落ちるまでそのままランク戦ブースにいた。




こんな感じです。ほぼ前のコピペしてちょっと変えただけですね。

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