ていうかオリ主もでない。
完全に短編。
EVOLVE要素のみ。
そして、途中から面倒になった。
みじか・・・
さる日、いつ頃からかとある噂がオラリオの冒険者たちの間でささやかれていた。
曰く「ダンジョンに亡霊が現れた」と。
その噂の真偽のほどはわからない。
亡霊などといわれてそれを信じるものはいなかった。
それに対峙した者でさえ自分が目にしたものに自信を持てなかったのだ。
それと鉢合わせたのは中層のあたりだろうか。
奇妙なモンスターだった。
いや、不気味といったほうが正しいか。
全身はヌルリとした質感でおよそ胴に頭と腕がついた人型にも見える。
しかし、その全貌は間違いなく異形の怪物そのものだ。
まず、腕は四本、腰から伸びるは足ではなく触手めいた長い軟体状のもの、蛇の尾のような三本がねじれるように揺れていた。
顔にあたるところには目は無く、あるのは牙を剥き出したままの口。
四本の腕の内、二本は鎌状であり、残り二本は鉤爪であった。
思い出すも恐ろしい。
その四本の腕で獲物を切り裂き、掴み、その口で血肉を貪るだろう事は予想できた。
目にした時は初めて見たもので当然、警戒をした。
迫りくるモンスターに対し応戦する。
するとどうだろう。
そのモンスターはそのおぞましい見た目に反して弱かった。
拍子抜けしてしまうほどだ。
なんだ、警戒して損をした。
大したこと無かったと思うのもつかの間、瞬きひとつする間にそのモンスターの姿は忽然と消えていた。
おかしい、自分は確かに戦ったはず。
モンスターを切り裂いた剣を持つ手を見やり、その手応えを確認する。
周囲を確認してもその亡骸は見当たらない。
逃げたのか?
否、目の前で相対しておいて音も無く逃がすなどあり得ない。
ならば、コレはどういうことだ。
幻覚でも見ていたのか?
ダンジョンの中は死と隣り合わせ、極限の緊張から幻を作り出したか・・・
そんな訳はないと思いながらも無理やり自分を納得させる。
仮にそれが事実だとしたら一刻も早く休息を取らねば。
その冒険者は足早にその場を去っていった。
亡霊の噂はオラリオ中にてゆっくりとだが確かな存在として広まっていった。
亡霊と戦った冒険者が日に増えていったのだ。
確かに自分はモンスターと戦っていた。
そのモンスターと戦闘したことによる道具の消費や武器の磨耗具合が何よりの証拠となった。
だが、倒したはずのモンスターは魔石を取り除いてもいないのに忽然と姿を消すのだ。
一体この存在は何だ。
新たなモンスターの誕生だ。
今まで倒してきたモンスターの怨霊だ。
様々な憶測がオラリオで飛び交った。
モンスターを倒し、体内の魔石を抉り出し生計を立てる者にとって致命的な問題だ。
倒しても金にならないなど冗談じゃない。
目撃者が増えていく中、ギルドもまた件のモンスターの調査に乗り出した。
オラリオの根幹に関わる問題故だ。
ダンジョンの中でまたひとつの命が生まれた。
胸の魔石から力が全身に行き渡るように脈動する。
ダンジョンは生きている。
オラリオで住むものにとってそれは当たり前すぎて意識しない、路傍の石ころのような事柄だ。
生きるとはどういうことなのだろうか?
食らい、育み、子を生し、後続へと託す。
それは定命の者の生き続ける軌跡だ。
その軌跡を残す為、生きる者は学習する。
そして、ダンジョンは生きている。
ダンジョンもまた―――
短すぎぃ!
本当は鮫映画のように徐々に冒険者の中から犠牲者が出て行き、ギルドが動きだし、ファミリアが動き出し、そんでロキファミリアが出てきてどんぱちする予定だった。(スッパシャッ)
そんで最後に意味深な描写をして引きっていうB級映画っぽい描写をしたかった・・・したかったんだ・・・
わいには無理やったんやなって・・・(アアア、ウアアア、ホアアアアアアアン)
実際、冒険者でEVOLVEモンスター倒せるのか?という問題。
ゴライアスは宇宙船の壁突き破るそうだし、あいつらミサイルとかグレネードとか耐えるし。
世界観が違いすぎて、考えすぎてドツボにはまりました。
ハンター側の技術力からしてだんまち側は圧倒的に劣ってるし、まぁその分、素の肉体能力はダンまち側が圧倒的だろうけど、だからってモンスターにダメージ与えられるか?となったら ? だし。
オマエタチハコンナサクシャヲユルセルノカ