あべし!?
刹那「君が!泣くまで!殴るのを止めない!!」
グギャァァ!!
えーと、約5カ月?更新しなくてすいませんでしたm(__)m
仕方ないんや!地球防衛とかモンハンとかFGOやったりとかしてました
それと感想とかで教えても貰った事を反映する為に数日後に原作を氷結境界のエデンに変えます。
お気に入りに入れてない人やアカウントを持ってない人が「何処に行った!?」とかしない様にする為です(大半はそのままだから意味はないかも知れないが)
もしも変更してなかったら、忘れてると察して下さい
「刹那」
世界食らいの王からわき出る幽幻種達を倒しながら急所をツァリと探していた
「核の場所は大まかに分かった。お前は地上に戻って掃討してくれ」
「大丈夫なのか?」
「ああ、大丈夫だ。」
「無理はするなよ」
戦いは熾烈を極め、帝都の7割以上は既に破壊されていた。
幽幻種を殲滅する為に放たれる兵器、そして続々と現れる強力な幽幻種、その攻防の繰り返しにより住民達からみれば12時の戦闘でこうなるとは思っていないだろう。
そして、その攻防がツァリにより世界食らいの王を倒した事により終わりを告げる
世界食らいの王、その体で覆われてた影色の空がなくなった。
「勝った、のか?」
誰かが口にした、上空にはまだ鮮血色の扉が残ってる。だが、夜は明けて太陽が上り日射しがさしていた
空を飛ぶ幽幻種すら戦意を喪失したかの様に、ただ宙を浮いてる。銃声すらなかった、そして
一人の男と一体のアンドロイド、二人を除いて全ての人類がもっとも隙を見せた瞬間だった
空に人影、たが刹那やジンクスの様にゴツゴツとした者ではなく。ロープを纏った「何か」
夜色のロープを羽織り、地に杖をついた聖者の姿
そして今まで見てきた幽幻種すら比較にならないほど、
その旋律を聞いた時には既に凪、ミカエルとシオンへ魔笛があった。それは到底反応できる物でなく凪へと向かっていた
間に合わない、そう理解した凪の前に6つの刃が突然現れ
その刃を魔笛に向け、線で繋げれば円ように展開し中心から緑の粒子が溢れだし、それにより魔笛を打ち消した。
「無事か凪!」
刹那が凪の前に降り、武器をその「何か」に向ける。
再びその「何か」が杖を動かすと、大量の魔笛が4人に向かって全方位から襲い掛かる
「GNフィールド展開!」
凪も包む様に粒子が現れる。
だがそのバリアは刹那と凪を包んだだけだった
「ミカエル、シオン!?」
凪がその名を口にしてる時点で察し出来るだろう。大量の魔笛が全方位から来ればいくらアンドロイドでも避けきるのは不可能だろう。バリアも範囲を広げれば防御力も下がる
刹那はフィールド内部から標準を合わせ、撃つ瞬間だけバリヤを解除した
だが、その時にはヘケトはそこに居なくなっていた。
それを知っている刹那はすぐに空を見る、そしてその
セラを呼び出す旋律を、幽幻種達の合唱を、紡ぎ始めた
「させるか!」
瞬時に飛び、ヘケトに近づく。だが距離があるので向かっている間にも旋律は紡ぎ続けられる
「刹那!!」
「ツァリ!」
上空からツァリが落ちてきて受け止めた
「説明をする暇はない、刹那、全力で飛ばせるか?」
「お前に掛かる負担を考えなければな。」
「構わない、やってくれ!」
即答のツァリ、たが躊躇する時間はない
俺はシールドを取り外し、剣を取付け出力全開で野球バッドの様に振り、ツァリはそれを踏み台にして跳躍した。
あまりの力の反動に機体が数秒間、機体の制御不可能だった。
そして体制を立て直し、ツァリを見た時には既にユトになっていた
「間に合わなかったか。」
氷結境界の完成したかと思ったが、世界の修正力と言うべきか。ともかく、セラが現れる前の完成は出来なかった。
そして空に浮かぶセラの影、頭と左腕と肩しか現れてないが結界の完全な完成を防いでる。
「あれは・・・凪か!!」
空中にとどまっていると、不意に下が見えた時、凪は宙に吹き飛んでいた。
凪が落ちる前にイリスとツァリが先に合流した。俺もすぐに着く
「ツァリ、あれはまだ不完全な状態です!今ならまだ押し返せます!」
「イリス、お前は頭を狙え!私は右腕を狙う!」
「待て二人とも!」
俺が静止を呼び掛けたが既に二人はセラに向かっていた。
このままでは原作と同じだ、ブースターを吹かして追い付こうと追うが先に二人はセラに到達し、そしてエルベルトの共鳴によって吹き飛ばされる。
二人とも受け止めようとしたが、ツァリを受け止めた時にはその反動によって吹き飛び民家の壁に激突した。
「ぐっ!!」
その衝撃に内蔵に痛みを感じるが耐える、どうせナノマシンで修復されるのだから気にする事ではない
そして受け止めたツァリを見る、頭からは血を流しボロボロになった服から見える肌には痛々しい火傷も見えた
少しずつ目を開き、俺を見た
「せつ、な・・・?」
今までのツァリとは思えないほどその声は弱々しかった
「ツァリ、休んでいてくれ。」
ゆっくりとツァリを地面に下ろし、セラへ向かう
「ま、まて・・・行くな刹那!!あれは人が勝てるものじゃない・・・!」
飛ぼうとした俺にツァリは、今出せる全力の声で止めようとする
「いや違うな、戦う訳じゃない。少なくともセラを押し戻すだけだ。」
俺はその言葉を残して、空を飛んだ
「アマデウス、あんたの言った通りだったようだ。俺と言う存在は壊れてる、生きたいと言う感情はあるが絶望がない。恐怖はあれど何もかもを諦める気も起きない」
セラと向かい合う様な高さで見る、セラもこちらを見つめている
「俺は
真実を知っているからそう思える、確かに幽幻種は人からしてみれば敵以外の何物でもない。
たが、何故幽幻種達が武力で、人を殺すと言う考えに至ったのか、怒りに呑まれたかもしくは俺が見落としているか
「俺が今考えても意味はない、ともかく貴方はまだ起きるのは早すぎる。千年後の、シェルティス・マグナイールなら貴方を救える」
肩の太陽炉を機体後ろに付け、太陽炉を直結させる、これがツインドライヴの最大の特徴、直結する事により更なる粒子生産量を増える、そして
「クアンタム・バースト!!」
機体が一瞬赤く染まり、そこからエメラルド色に変わる
さらに、機体の足と腕先の装甲、もう片方に着けたシールドをパージ、ソードビットが機体を囲む様に展開する。
クアンタム・バースト、トランザムバーストの上位互換
あまりの粒子放出量に赤く染まるはずが、本来のGN粒子の色になった。さらに装甲をパージする事に粒子放出量を増やす。
何故これをやったのか、実戦でやるの始めてだがエルベルトの共鳴を防ぐ為だ。かなり前の、GN粒子がどの様な効果を発揮するか確かめた時に起きた。単純に考えるとエルベルトの共鳴を無効にする時点で完全にGN粒子万能説が
あれ?俺はどうやってエルベルトの共鳴を中和に出来ると分かったんだ?
おかし、実験したのに記憶がハッキリとしないぞ。(アババババ
ともかく、イリスやツァリの時みたくエルベルトの共鳴で吹き飛ばされることないだろう。
GNソードⅣを持ち、粒子を全面開放しながら剣を振・・・
突如、視界の色が激変した。白黒でそして時が止まったかの様になにも動かない
【貴方は、誰?】
「!?」
優しい声が響いた、12時間も戦ってきた心が一瞬で安らぎ、全身の力が抜ける感覚
【ああ、うれしい!自分から、自分の意思で私に会いに来てくれる子が居てくれて。】
そしてセラと思われる声、それは泣いている様に聞こえる
【貴方が誰なのか分からない、だから教えて。貴方の名前を】
彼女の腕が俺に向けられる、それは必死に大切な子供を抱こうとする様に見えた
我が
一瞬だけ視界が黒くなり、その文字が血で書かれてるのかと思える程赤い文字を読み取った瞬間、俺の全神経、直感が上から来る何かの攻撃を防いだ。
たがまるで超強大な戦車の主砲、いやレールガン以上の火力で撃たれたとすら思える程のエネルギー衝突に俺は一瞬にして地上に叩きつけられ、滑るように更にそのまま民家や道に激突。
火花や装甲の一部が飛び散り、吐血した
「始めてだな、吐血するのは・・・」
そんな事を口にして立ち上がろうとすると
「何?」
視界には機体のエラーが多く写し出されていた
「装甲をパージした事に耐久力の低下による損傷か、肉体がほぼ無事な事が救いだろう」
他のエラーも確認する
「ツインドライヴが使用不可、再使用まで時間は1時間は確定・・・」
より正確な機体の状態を見る
「駄目だな、少なくとも今のこの機体は固定砲台代りぐらいしか使えないか・・・」
機体から出て、ダブルオークアンタにこれ程の損傷を与えた幽幻種を見る
フェイトブレイカー、運命の破壊者。俺が呼び出された原因
「まだあの機体が残ってたな、良くて機神の性能領域に行ってればいい方だが」
自分でも不思議に思うほど落ち着いている、服に吐血した血がついてるが問題ないだろう
ある意味これが原因かも知れないが
『隊長!隊長しっかりしてください!隊長!』
『どうして、どうして私を
『ちくしょう、ちくしょう!言ったじゃないか!俺より先に死ぬなって!』
これだけではない、無数の人の意志が、強い感情がクアンタム・バーストにより放出されたGN粒子を通じて更に俺に伝わる様になっている
常人でなんの対策もしていなければ、その場で意識を失う程の情報量と感情が流れてくる。
ナノマシンの感情の制御がここまで役に立つとは
お陰で悲しいことや、グロい物を見ても平気な気がしてくる
「とにかく、あいつを結界外へ押さないとな」
偶然にも研究していた場所から遠くない、まだ使える銃を拾い研究所に向かう。
「刹那!」
サイラはセラに向かっていた刹那を見ていたが、後少しであの幽幻種に吹き飛ばされた
「あれが、世界の運命を変えた幽幻種・・・」
セラの正面に浮く幽幻種、まさに聖騎士。だがその姿には一つだけ違った。
マントで根本が見えないが翼が生えていた、禍禍しい翼。
そして、機械であるサイラですら感じる重圧。本当に勝てるのかと、そう思わずにはいられない
(ライサンダーEXZ、刹那が作った武器に掛けるしかありません・・・)
紗砂が居る記念広場のとある一ヶ所にその銃は置いてある。そこが一番戦場で安全だからだ
「刹那からのメール?」
普通であれば通信の筈だ、言葉の方が早いだろう。
『サイラ、余裕がなくてメールにした。通信の会話の余裕もない、ライサンダーを使ってくれ。クアンタが吹き飛ばされた事で少なくとも一時間は動けない。俺は研究所に行って使える物で戦う』
それを確認したサイラは広場に向かう。
ライサンダーZEX、反動は最小限に改良してもその反動は人間には扱えない。もしもの為に刹那はサイラのあらゆる部品を新調と同時に改造した
量産型アンドロイドの性能では良くて全身のモーター破損、機神ですらエネルギーを逃がさなければエラーは確実。
サイラが扱える様にする為に性能は機神のレベルを越えている。だがツインドライヴシステムを使う機体には届かない
何故サイラもツインドライヴにしなかったのか
時間がなかった、なんせ元々は16メートルのする機械の動力源を小型化に加え、作るのに本来よくて数年掛かるのだ。
それはともかく、記念広場の複数あるテントの一つ、医療用のテントの中にケースが立て掛けていた。サイラはそれの持ち手を掴み外にでる
そして近くで中で最も高い建物に飛び箱をあける
ガキィン!ガキィンガキィン!
とてつもない金属音が帝都に響く
「ハロ!?」
ダブルオーライザーがフェイトブレイカーの攻撃を防いでいる。いや、正確には受け流していると言うべきだろうか。
数十のジンクスも援護はしているものの、その鎧を貫けず、さらにはフェイトブレイカーがマントの内側から出している鎖の対処により、あまり期待出来るものではない。
周りに設置された砲台は無惨に破壊されている。
生き残っていた砲台も今、先が剣の様に鋭い鎖によって破壊される
サイラは弾を装填する、ダブルオーライザーはクアンタの次に最高の出力をもつ。その出力は巨大クレーンをも容易に越える性能だ
それがかろうじて受け流してるのだ。勝てる見込みなどない。
狙いをさだめる、相手は今地上に降りて足を着けている。
圧倒的な力、自分が負けることなどないと言わんばかりにゆっくりと歩いている
その先には結界の
それを守る術者も攻撃をしているが魔笛の障壁により本体にすら届かない。
(相手のコアの位置が分からない以上、一番狙いやすいところを狙うのが当然)
(ライサンダーEXZとの接続開始)
(弾倉、銃身、レールガン機能、全システムオールグリーン。)
(GN粒子供給開始、電気への変換完了。出力臨界)
今更ですけど、UAが多いのって時間が立ちすぎて忘れてるから確認してると言うことに気づいてしまった
(今更か)
本当に更新速度を上げなくては(;゜゜)