世界を巡る者   作:アバルス

30 / 43
今月最後の更新です。そもそも前のは7月分のつもりでしたし。


にしてもやっぱり宿題だるい・・・







すまない、決戦はまだ始まらないんだ。本当にすまない・・・・・by作者

荒野の中、白衣を着た男が歩いていた。それは私の記録、いや記憶だ。

 

 

自分の開発者であり、自由を与えてくれた人。

 

 

彼は去っていく、シオン()彼女(ミカエル)を置いて

 

 

 

話すことも終った、もはや彼が足を止める理由はないだが、彼は足を止め振り向き言葉を(つむ)いだ。

 

 

「そうだったシオン、キミにはまだ話してない事があったね。昨日、この世界(・・・・)にある人物が来てね。僕も会った事もないが写真や映像を見ただけで分かったよ、いやはや驚いた。まさか禁断水晶が戦う事すらない人間を連れてくるとは。」

 

 

 

最初その言葉にすぐに疑問を口にした

 

 

 

 

 

それを私に話してどうなるのかと。

 

 

 

「ああ、確かにね。先にも僕は君達を連れていかないと言った。だが自分から僕を追うのはダメとは言ってないよ。僕がこれから行くのは別の世界、いくら機械であるキミでも寿命の限度がある。その(あいだ)にこの世界が別世界に行ける技術を作れる訳がない。」

 

 

 

それもそうだった、ましてや今は幽幻種との戦い。

 

そんなふざけた事に使う資金も時間もない。

 

 

「だが彼なら別世界に行ける手段を作れる。それも0からやりはじめて1年もしない内に完成品を造り上げるだろう、彼はキミに力を与えた禁断水晶、アマリリスによるあらゆる世界の技術を持っている。理由は簡単さ、アマリリスは全ての人間の記憶、もしくは記録を持つように作られた。だが、彼女には君達のように機神にさせるほどの力は残っていなかった。彼はアマリリスが記録したあらゆる世界の技術を使用できる、それしか今のアマリリスには出来なかった。無論そんなのは常人では不可能だ、何かしらのセーフティーがあるか、もしくはその人物が特別に違いない。」

 

 

 

 

 

「おっと、話しすぎた。じゃあねシオン、君がどんな道を選ぼうと君の自由だ。」

 

 

 

 

 

 

 

これで私とナザリエル記録(記憶)は終わり。

 

 

 

 

そして私は記録(記憶)の海から現実に戻った

 

 

 

拘束された状態からこれから来る大侵攻の迎撃の為に開放、いいえ迎撃の為に出されたと言うのが正しいでしょう。

 

 

 

私は血のごとく赤く染まった空を見上げた。

 

 

 

 

 

(刹那・F・セイエイ、貴方には生きてもらいます。私がナザリエルともう一度会う為に)

 

 

 

彼に会う為なら私は戦う、それが 千年以上の時間がかかる戦いであっても

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

数日前

 

 

 

「なあヨミ先輩、今イリスに着けてる灰色の装甲は何なんだ?」

 

 

 

凪はこの世界では大人しく装甲を着たイリスを見て聞いた。なお見た目は原作と同じである

 

 

「刹那が考案した装甲で簡単に言えば、エネルギーを消費続ける事で物理攻撃に対して圧倒的な防御力を持っていて、しかも装甲に流れる電圧を変えると自由に色を変えられるの。」

 

 

ヨミは机にあった紙を片手で取り読み始めた

 

 

「装甲名はフェイズシフト装甲、なんでも刹那の言うところ無重力か低重力でないと作れないみたいね」

 

 

(なんか凄い事をサラッと言ったけど聞かなかった事にしよう、あいつにたぶん不可能なんてないだろう・・・・)

 

 

凄すぎて刹那の作った物に関しては考える事をやめてる凪である

 

 

「原理的には、一定の電圧の電流を流すことで相転移する特殊な金属でできた装甲で、このことから相転移装甲とも呼ばれ、相転移した装甲は一定のエネルギーを消費することにより、物理的な衝撃を無効化する効果がある。この金属は相転移にともない装甲面の分子配列が変わり、色も変化する性質がある。通電することにより非通電時のディアクティブモードといわれるメタリックグレーの装甲色が有彩色化する。また、相転移時の色は装甲に掛けられた電圧の供給率、装甲部材の微細な差異によって決まる。」

 

 

 

ヨミは取った紙を見ながら続けた

 

 

「防御力は、砲熕(ほうこう)兵器としては最大の貫通力を有するレールガン(ライサンダーZ)の直撃や、数百万Gの加重にも耐える程であり、実体弾であればほぼ完全に無力化することができる。また、耐熱性も向上し、大きさや出力次第であれば大気圏突入時の熱に耐用する。また、通常装甲よりもビーム攻撃に対する耐久性も増し、威力の低いビームマシンガンなどのビーム兵器の直撃に耐えることができる。また、従来の重装甲化措置に比べ重量増による機動性の低下が発生し辛いため、防御力と機動力の両立も可能なシステムといえる。

欠点としては装甲の相転移、詰まるところ防御力を維持するためには装甲に電流を流し続ける必要があり、搭載機のエネルギー消費が早くなり稼働時間を大幅に短縮してしまう。特に被弾の瞬間は平常時以上に電力を消費し、被弾回数に応じて機体の稼働時間も短縮される。機体のエネルギーが切れて相転移を維持出来なくなると装甲の色もメタリックグレーに戻ってしまう。この状態をフェイズシフトダウンと呼び、それにより外見からエネルギー切れが露呈してしまうという欠点もある。」

 

 

 

 

「・・・長い!!」

 

 

読み終えたヨミが叫び、持っていた紙を放り投げた。

そして近くにあった飲み物を飲み干した

 

 

 

 

「見てください凪!着ていた服にもカラーリングを合わせられます!」

 

自分が着ているメイド服とそっくりなカラーリングになっている

 

 

「無駄に電力を消費するな、ておい待て。なんか透明になってないか?」

 

 

いろいろと色を変えてる内にイリスが透明に、いや透明なってはいるが空間が歪んだ様に見える。鎧を着けていな肌や髪も歪んだ透明色になっていた。

 

 

(光学迷彩か?)

 

 

「それはミラージュコロイドらしいわね、サーモグラフィーや赤外線カメラなどのにも見つからない。GN粒子の隠蔽作用より高く普通のカメラにも映りずらいからステルス性は上回るらしいわ。刹那いわくオマケらしいけど」

 

 

 

「と言うと事は凪の部屋に忍び込んで合法的に凪の裸を!!」

 

 

「おいダメイド、なにご主人様の部屋に無断で入ろうとしてやがる!?てか自室でも裸になる事なんてそうそうねぇから!!」

 

 

 

(刹那め!なんて物をイリスに渡しやがったんだ!!)

 

 

と内心、刹那を憎む凪。

 

 

なおヨミはそれを見て微笑み、何故か自分の発言でミラージュコロイド解除し顔を赤くしたイリスがいた

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

私が彼と始めて会ったのは落とした手帳を大慌てで探していた時だ。

 

 

最初は無くしたメモを持っていたから相手の顔を見ていなかった、けど息を整えて見たら

 

 

 

 

はっきり言ってイケメンだった、無論それで胸キュンした訳じゃない。

 

 

彼を見たことはなかったから新しく来た人かと思ったけど今の時期にこの辺りに入れるところなんてない。

 

 

気になったから聞いてみると、居場所がないとか。

 

 

人手が欲しいから誘ってみるとすぐに了承してくれた。

 

 

それで最初に彼が凄いと知ったのは、私が大母真数のプログラム作成に悩んでいたらすぐに解決方法を教えてくれた。

 

 

そこから彼が全世界に、いいえ、人類史に名を残す半永久稼働機関を作りだした。そこらか彼が凄くなったのは。

 

 

 

私の作った大母真数に別の機能、ヴェーダと言う別の機械を取り付けたのだけど、私が作った物より実は高性能という事にショックを受けてたらその原因本人に慰めなれるおかしな状況になったけど。

 

 

 

 

 

 

まあそれからは、メタ発言になるけど読者の皆が知っての通りよ

 

 

 

私が刹那を好きだと分かり始めたのは刹那が来た年の年末ちょい前くらいかしら、サイラやツァリみたく他人に取られたくない、って言う感情は無くはないけど私は良ければ抱かれてみたいかな?

 

 

みたいな軽い願望はある、刹那の始めては私が!てほど強くはない。好きであることは変わらないけど

 

 

 

 

 

あー!そろそろ駅に行かないと間に合わないわ、急がないと!

 

 

途中で思ったのだけど、この緊急時に働いてる職員さんも大変よね。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「全固定砲台のシステム問題なし、ヴェーダとの接続も良好だ。」

 

 

ノートパソコンを動かし設置された固定砲台の状態に異常がないか確かめ閉じた。

 

 

 

設計した固定砲台は移動などをしない変わりに防御力と攻撃力が上昇している。イメージとしては四角のコンクリートブロックの上に戦車の頭と砲身が2つ着いている感じだ。制御に関しては全てヴェーダに任せてる

 

 

 

「調整も完璧で追加武装も問題なし、頼むぞダブルオークアンタ」

 

 

 

目の前の機体に俺はそう言った。

 

 

 

ダブルオークアンタ、劇場版機動戦士ダブルオーガンダムの作品内では本来対話の為の機体。

だがオーライザーの補助すらいらなく、完全に太陽炉を制御できるこの機体は自衛用の武器ですら強すぎた。

 

 

それを戦いの為に使うのだ、やろうと思えば この地球を両断出来てもおかしくはないエネルギー源を持つ。

 

 

それと追加武装と言う物は、機体を正面から見た時の位置だが、右肩には作品と同じ盾に収納した太陽炉、この盾は肩とアンカーで繋がってるので右半部の範囲であれば自由に動かせる。そして左肩には機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)に出てくるユニコーンガンダムのシールドを着けている。追加武装はシールドの後ろに取りつけた。この盾は作品内のクアンタでは宇宙空間での戦闘だったから問題なかったがここは重力があるぶんバランスを良くするという意味でも着けている

 

 

武装の種類は盾後ろの中心にガトリング砲2丁にそれを挟む様に2丁の小型ロケットランチャー、そしてランチャーの弾倉の後ろに少しの衝撃でも爆発する爆薬を大量に着けた。

 

これも地球防衛軍に出てくる爆裂かんしゃく玉を使った。一つ一つがパチンコ玉の様に小さいのに3メートルくらい爆風を生む。事故ればただではすまない。

 

グレネードと同じ一塊にしてピンが外れてから爆発させるから問題な・・・えっ、流れ弾に当たって連鎖爆発はどうするのか?

 

 

 

・・・ダブルオークアンタは伊達(だて)じゃないから大丈夫だ(震え声)

 

 

 

 

 

「刹那」

 

と後ろから優しく抱きつかれた

 

「サイラか、紗砂が着いたのか?」

 

 

「はい、でももう少し掛かるので後で大丈夫だと思います」

 

 

サイラは後ろから横に移動して腕に抱きつきすり寄る。

 

そして「刹那」と俺の名を呼んで、何だ?と返すと

ただ呼んだだけですと言われた。

 

 

サイラがすっかり恋する乙女になったなー

 

 

とその好意を向けられてる(刹那)は思った。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

時間は進み

 

俺はダブルオークアンタに乗り、サイラとダブルオーライザーに乗せた赤ハロに他のハロを2機ずつ持たせ飛んでいた

 

「刹那、あそこです」

 

 

「分かっている着陸するぞ」

 

 

 

紗砂が言った場所、原作をの言葉を使えば帝国記念広場

 

 

そしてその中央にある凍った噴水前に紗砂が明らかに値が高い服を着て待っていた。

 

 

 

「遅かったわね、貴方達が最後よ。」

 

「こっちも帝都の防衛に何処が最善か考えてたからな許してくれ。」

 

 

「問題ないわよ、早く再確認をしましょう。」

 

 

そして歩きだした紗砂が長い法衣の裾を踏んで、まるでバナナの皮を踏んだかの様に転ぶ未来が容易に見える、だが瞬時に俺は思考を加速しクアンタで近づき地面に倒れる前に紗砂を受け止めた

 

 

 

「大丈夫か?」

 

「え、ええ、大丈夫です、ありがとう」

 

と顔を赤くした紗砂が言った

 

 

最後の言葉は小さかったがしっかりと聞こえ、それと同時にサイラや紗砂の部下達の厳しい視線が俺に突き刺さった。

 

 

何故だ(すっとぼけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

機体から出てテントの中にある椅子に座った

 

 

「揃ったわね、それじゃ役割を再確認よ。」

 

 

と話を聞く限り皆原作と同じ配置につくようだ。

 

 

機神もシオンやマグナが居るから原作よりかなり防衛力が強力になってる。ジンクスも含めてだが、それと果てしなく今さらなのだがジンクスは劇場版の機体である

 

 

 

「刹那とサイラはどうするの?」

 

「俺は空中で飛行が可能な幽幻種の殲滅、サイラは状況事態で各重要地点の防衛、ダブルオーライザーに乗せた赤ハロは俺と同じ役割をやる。他のハロ達はヨミと同じアンドロイドの修理を担当する。」

 

 

 

 

紗砂の言葉に俺はそう答えた。

指揮系統は司令部がおこなう、ジンクス達は何かしらの緊急時に直ぐに命令権が俺に譲渡する様にしている

 

 

 

 

 

再確認を終え、皆が出ていこうとするが俺は写真を取らないか?聞いた、カメラはダブルオーライザーの内部から取り出して。だがシィーやミカエルにいいんちょは先に出た後だったが

 

 

エデンだと写真を撮っていたみたいだし、ここでそのフラグを立てておいた方が楽だろう(主に作者が)

 

 

紗砂はしょうがないわね、と言いツァリは刹那と写れるなら、と同意して凪はイリスに引っ張られヨミは面白そうと言う理由で参加した

 

 

 

 

 

カメラの三脚を立て、タイマーをセットしたらみんなの元に行き、サイラには先ほどと同じ様に腕に抱きつかれた状態のままフラッシュが光った

 

 

 

 

 

 

 

 

撮った写真を見る、紗砂を中心に皆が並ぶが俺の場合サイラとツァリに両腕を抱きつかれた。なんか普通な気もするので、まあこれで良いだろうと思い、データを保存した。

 

なお凪はイリスに抱きつかれた状態だった。

 

 

 

 

 

 

紗砂以外の全員は出ていったサイラはヨミが修理をおこなう建物にハロ達を送りに一緒に行き、ダブルオーライザーに乗せた赤ハロは空に待機してもっらってる。

 

 

 

 

「刹那、私の我が(まま)に付き合ってくれて。」

 

 

「言っただろ?話に付き合うって、それで話ってなんだ?」

 

 

 

椅子から立って出ようとしたが止められたので立ったまま待っていた

 

 

 

「前に貴方の事を好きと言ったのは本当に私の本心だから、その・・・私の体に発情出来る?」

 

 

トマトの様に顔を真っ赤にしながらも顔をそらさず聞いてくる。そのしぐさも可愛い

 

 

 

 

「まあ、俺はイケるがそう言うのはこの戦いが終わってからにしないか?」

 

 

流石にこんな所でヤるのはよっぽどの変態主人公ぐらいだろ。

 

 

「それもそうだけど、いやなのよ。好きと言ったけど趣味じゃないって理由で断られるのが怖いのよ・・・」

 

 

「お、おう」

 

 

女性の愛は男性より重いだろう。その愛が強くなりすぎなのがヤンデレだろうし。

 

 

・・・何故だろうか、急に紗砂がヤンデレなる未来を想像してしまった

 

 

 

「そして約束して、必ず帰ってくるて。私、貴方が居ないと自分の役割が終わった後の幸せが見つけられないから・・・」

 

 

俺の片手を紗砂が両手で優しく包み込み、俺を見る目は今にも涙が溢れてでくる程に溜まっている。

 

 

俺は片膝を地面につけ紗砂の視線が同じ高さになる様にして頭に手を置いた

 

 

「いいか紗砂、君が氷結境界を完成させれば結界がなくなるまで疑似的な不老だ。その時になれば分かると思うが多くの人と出会いそして別れる。それも君は何度も見るだろう、だがそれでもいくら悲しい事があっても決して自分の役割を放り出してだめだ。君には君にしか出来ない役割がある」

 

 

 

俺は未来を知っている、その紗砂が多くの千年獅と巫女を見届けていくだろう。辛い事だとわかってる、だが俺にはそう言うしかない。

 

 

 

「刹那、この戦いが終わったら結婚してくれる?」

 

 

「恋人じゃなくて結婚か・・・」

 

 

明らかに死亡フラグを立てられたな、

 

 

「ちゃんと刹那を振り向かせて見せるから!」

 

 

手を握る紗砂の力が強くなる、声でも分かるが本気である事を理解した

 

 

「分かった、なら期待して待って・・・・」

 

 

チュ、と唇に柔らかく暖かい感触がふれた

 

 

目の前には目を閉じて俺にキスをしてる紗砂、そして数秒後にはゆっくりと離れた。

その顔は瞳に溜めた涙がこぼれていた

 

 

「聖女である私をこんな気持ちさせたのだから必ず責任は取ってもらうわよ。」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

「はあ、困った・・・」

 

 

とある民家の屋根上で呟いた

 

 

あのあとヨミからツァリ、サイラの順で回ったのだが全員が

 

 

 

「刹那生きて戻ってきなさいよ、貴方にはまだいろいろな事教えて一緒に物をつくるんだから!」

 

 

 

「戦いが終わったら一緒に旅にでないか?私はある男を探し続けてるのだが、ああ、勘違いしないでくれ。私が恋してるのはお前だけだだから。だから死ぬなよ?」

 

 

 

「私、刹那の好きな料理とかデザートとかの全部作ります!だから終わらせて、私の体を作って幸せに暮らしましょう」

 

 

 

 

 

見事な死亡フラグをたて続けに作られた。

 

皆俺の事を気にするのはありがたいが、

 

 

「俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」

 

 

と言ったやつは、真っ先に死ぬか誰かを(かば)って死ぬのが定番である

 

 

 

それと今さらなのだが何でモテ期が来てるの?

せめて平和になってからの方がよかった。

 

 

 

「刹那」

 

 

屋根上に居ると後ろから名を呼ばれて振り向いく

 

 

「マグナか、どうした?お前に指定された防衛場所は別だぞ?」

 

 

「そんなことは分ってる、刹那お前に礼を言いたくてな。ヨミをいままで支えてくれた事に感謝する。」

 

マグナは俺に深く頭を下げた

 

「礼だなんて言うな、それにヨミは自力で立っていたさ。お前はまだ生きてる、ヨミさんはそれをずっと信じて一人で」

 

 

Oe/Dia=U xeph cley,(■ ■ , ■ ... ... ■ ,■)Di shela teo phes kaon(■ ■ ■ , ... ... ■ ■)

 

その僅かな旋律が世界に響いた

 

 

(ごう)っ!!

 

 

 

 

 

「来たか!!」

 

 

「マグナ!配置に戻れ、俺は空中で可能な限り殲滅させる!」

 

 

 

マグナは跳躍し、俺は空を飛んだ

 

 

 

 

さあ、始めよう。このイリス編(物語り)の決着を

 

 

 

 

 




さて、イリス編もようやく終わりが近づいて来ました。
更新速度を一月3回にしないとエデン編はどれくらいかかるのやら・・・

もしくはカットを多用して1巻分を5話以下にするか・・・



では、今回も読んで下さった皆さん。次回も会いましょう



▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。