艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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着任するのはどんな艦娘なの? の談。

キャラ崩壊、独自設定、他作ネタ含みます。


艦これSS九十七話

 

 ○○鎮守府、一○○○ーー

 

 ども〜、青葉です♪

 青葉達の鎮守府は先日、大本営から発令された作戦を再開し、艦隊の皆さんもやる気満々で活気づいています♪

 そして、既にこの鎮守府に着任が決まった艦娘が四名程居るので、今回はその着任予定の艦娘さん達のお名前と艦種をご紹介します!

 

『着任予定艦娘紹介!』

 

 秋月型駆逐艦、四番艦、初月

 

 夕雲型駆逐艦、十四番艦、沖波

 

 グラーフ・ツェッペリン級正規空母

      一番艦、グラーフ・ツェッペリン

 

 ザラ級重巡洋艦、一番艦、ザラ

 

 以上四名が着任予定です!

 

青葉「う〜ん……これだけだとつまらないですね〜。やはりここは取材に行くべきですね! 行きますよ、キヌガッサー大尉!」

衣笠「もっと普通に言ってよ」ニガワライ

青葉「ノリが悪い妹を持つとお姉ちゃんは辛いです」オヨヨ

衣笠「変な泣き真似しなくていいから」

青葉「手厳しいですね〜」

衣笠「そんなの良いから、早く取材行くなら行こうよ」

青葉「おぉ〜! 取材には乗り気ですね〜♪」

衣笠「いつも無理矢理連れて行かれるから、諦めてるだけ」

青葉「諦めは肝心です♪ お姉ちゃんは出来る妹を持てて幸せです♪」

衣笠「はいはい……早く行こ」

青葉「ではでは、行きましょう〜♪」

 

 

 駆逐艦寮、夕雲・巻雲・風雲・長波部屋ーー

 

青葉「ーーと言う訳で、沖波さんの印象をお聞かせください♪」

衣笠「黙秘権はちゃんとあるから、断っても良いからね〜」

 

夕雲「う〜ん……沖波さんのことですか。そうですね……巻雲さんと一緒で眼鏡を掛けていて、何事にも一生懸命な娘ですね」

巻雲「でもでも、ちょ〜っとおっちょこちょいさんでもあります〜♪」

風雲「眼鏡掛けてるのに『眼鏡〜、眼鏡〜』って探してた時あったもんね」ニガワライ

長波「実際目が悪いから仕方ないけどなぁ。簡単に言えば、高波のおどおど感と朝霜の元気な所と清霜の抜けてるとこを足して眼鏡掛けさせた感じ♪」

 

青葉「ふむふむ……これはまた個性的な方が着任しそうですね〜。ご協力感謝します♪」

夕雲「いえいえ〜、取材お疲れ様です」ニコニコ

巻雲「お疲れ様です」ペコリ

風雲「分かってるとは思うけど、変な風に書かないでよね?」

長波「変に書いたら訓練で魚雷の的になってもらうからな♪」

青葉「りょ、了解です」ダラダラ

衣笠「んじゃ、次ね〜。みんなまたね〜♪」ノシ

 

 

 秋月姉妹部屋ーー

 

秋月「初月の印象……」ウーン

照月「えっと、僕っ娘だよ♪」

青葉「おぉ、新しい僕っ娘さんなんですね〜」フムフム

 

秋月「う~ん……響ちゃんみたいにクール系かな。後、凄くしっかり者で勇敢な妹ですよ」ニコニコ

照月「うんうん。ちょっと無理することもあるけど、ちゃんと素直に受け止めることも出来るよ♪」

青葉「なるほどなるほど〜。初月さんはクーデレなんですね〜」メモメモ

秋月「変な風に書かないでくださいね? 初月の印象が悪くなっちゃうと困りますから」

照月「着任して早々孤立とかになったら可哀想だもん」

青葉「変な風には書きませんよ♪ お任せください!」

衣笠「私がちゃんと見張ってるから大丈夫よ」ウインク

青葉「では、次に行きましょうか。お二人共、ありがとうございました♪」

秋月「はい、お疲れ様です」ペコリ

照月「ばいば〜い♪」

 

 

 戦艦寮、ビスマルク・プリンツ部屋ーー

 

ビスマルク「グラーフの印象? そうね……ドイツ艦らしいゲルマン魂溢れる正規空母よ」フフン

プリンツ「実際の艦の時は、建造する時にこちらの赤城さんの設計図も参考に建造したんですよ」ニコリ

青葉「ほほお〜」メモメモ

 

ビスマルク「参考にはしたけど、実際に設計に反映のは艦載機の昇降用の中央エレベーターだけだけどね」

青葉「当時の赤城さんはもともと巡洋戦艦でその後のワシントン海軍軍縮条約の影響で空母に改装されましたから、そこら辺しか反映出来なかったんでしょうね〜」

プリンツ「でもその影響か、日本にはとても興味を持ってましたよ♪ よくお手紙で日本のことを聞かれますから」ニコニコ

青葉「ほうほう……では、少し親日家でもあるのでしょうね」メモメモ

衣笠「ドイツ艦だからきっと綺麗な艦娘なんだろうなぁ〜」

 

プリンツ「はい♪ とっても綺麗な方ですよ♪」

ビスマルク「まぁ、私よりは劣るけど、美人であることには変わらないわね」ドヤァ

青葉「そうですか……ではその辺も期待しましょう♪」

衣笠「じゃあ、次が最後ね。早く終わらせよ〜」

青葉「そうですね♪ ではお二人共、ご協力感謝です♪ では」ノシ

ビスマルク「えぇ、またね」ノ

プリンツ「お疲れ様でした〜」ペコリ

 

 

 リットリオ・ローマ部屋ーー

 

リットリオ「ザラちゃんの印象?」

ローマ「ザラの印象……」ウーン

 

青葉「やっぱりあれですか? 『戦争はヒーローごっこじゃない!』とか『けどその力を手にした、その時から……今度は自分が誰かを泣かせる者となる』とか言って、種割れちゃう感じの方ですか?」

衣笠「いきなり『この……馬鹿野郎!!』とかも言う?」

 

リットリオ「そんな娘じゃないわよ〜」ニガワライ

ローマ「粘り強い戦闘をする、勇敢な娘よ。どこぞの優柔不断なイケメンボイスタラシパイロットじゃないわ」

青葉「あ、ご存知なんでね〜。意外です」

ローマ「バリー(夕張)から借りたBrディスクにあったの。なかなか面白かったわ」

リットリオ「私はオレンジ色の機体に乗ってた人が亡くなっちゃうシーンで泣いちゃった」

ローマ「日本のアニメ文化は本当にすごいと感心させられたわ」

青葉「ふむふむ……」メモメモ

衣笠「話が逸れてるような」ニガワライ

 

リットリオ「う~ん……後ザラちゃんは重巡洋艦だけど、ちょっと幼く見えるかな?」

ローマ「そうね。後は重巡洋艦だけど射程距離はナガトー(長門)とかと同じ『長』なこと。そして、オーヨドー(大淀)と同じで近代化改装しないと雷撃出来ない娘でもある。といった所かしら」

青葉「ほうほう……これは司令官の手腕に掛かってきますね」メモメモ

衣笠「これでみんな聞いたわね。じゃあ帰りましょ」

青葉「ですね〜。お二人のご協力に感謝です♪」

リットリオ「いえいえ〜♪」

ローマ「どう紹介されるか、明日の新聞を楽しみにしてるわ」フフ

青葉「了解です〜♪」

衣笠「変な風には書かせないから安心してくださいね♪」

 

 

 こうして青葉と衣笠の取材は無事に終わり、青葉は記事の制作に取り掛かり、衣笠はそれを注意深く監視した。




青葉の取材回という形にしました!
新キャラの登場はもう少し先になりますが、ご理解をお願い致します。

読んで頂き本当にありがとうございました!

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