艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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正規空母メイン。

キャラ崩壊含みます。


艦これSS九十二話

 

 ○○鎮守府、一四○○ーー

 

 食堂ーー

 

川内「那珂〜、お醤油取って〜」

那珂「ふぁ〜い」つ醤油

神通「作戦も最終局面ですね。気を引き締めなくては……!」モグモグ

那珂「気持ちは分かるけど、ご飯の時くらいはお仕事のことは忘れて、リフレッシュしようよ〜」メッ

神通「……そうね」ニコッ

川内「私は夜戦が出来れば何でも良いや〜♪」パクパク

那珂「ブレないなぁ、川内お姉ちゃんは」クスクス

神通「それしかないもの♪」クスクス

 

川内「神通さ、最近やけに私に辛辣だよね〜」ジトー

神通「誰かさんが突出したせいで、この前の出撃は大変でしたから」モグモグ

川内「」グヌヌ

那珂「ボスまであと一歩のとこで大破しちゃったもんね〜」モッモッ

神通「それでいて本人は悪びれる素振りもないんだものね〜」

川内「ご、ごめんなさい……」

神通「あら? 誰も姉さんのことだとは言ってませんよ?」ニコニコ

那珂「そうだよ〜♪ 那珂ちゃん達は〜、第二艦隊の旗艦をしてた人のことを言っただけだよ〜♪」クスクス

川内「うわ〜ん! ごめんってば〜!」

神通「」クスクス

那珂「あはは♪」

 

 /ワイノワイノ\

 

飛龍「あっちはやる気満々だね〜♪」

蒼龍「そうだね〜」ニコニコ

翔鶴「次の出撃は二航戦のお二人ですよね? 頑張ってください」

瑞鶴「作戦期間がまだあるとは言え、やれるとこまでやりたいもんね」

飛龍「そうだよね〜、でも……」

蒼龍「資材の問題もあるよね……」

翔・瑞『あ〜』ニガワライ

 

 

 補給室ーー

 

加賀「赤城さん……」アタマカカエ

赤城「なんでふふぁ?」モッチャモッチャ

 

 テラ盛りボーキ+燃料+弾薬。

 

加賀「少し食べ過ぎなのではないかしら?」

赤城「そうでふふぁ?」モッチャモッチャ

加賀「腹が減っては何とやらと言いますが……」

赤城「ごくん……ちゃんと指定された数ですよ?」

加賀「それは分かってますが……」ハァ

 

提督「まぁ、仕方ないだろう。今回は赤城のお陰で敵艦隊に結構なダメージを与えることが出来た。次の出撃まで気力、体力共に万全にしてもらわねばな」アハハ

加賀「提督は赤城さんに甘過ぎます」ジトー

提督「そうか? 自分ではそんな自覚は無いんだが……」

加賀「私はそう思います……」ハァ

提督「そうか」アタマポリポリ

 

高雄「しかし、そろそろ資材も厳しくなってきましたね」

摩耶「まぁ、こんだけの人数で出撃してればそうなるわな〜」

隼鷹「敵さんも結構な戦力揃えてるからね〜。入渠に使う分もあるから、ここら辺で少し資材貯めるのも視野に入れなきゃいけないねぇ」

飛鷹「そうよね……オリョクル、カレクルをそろそろ頼むしかなさそう」

 

提督「……少し資材の数を確認してくる。皆は補給を続けていてくれ」

加賀「ならば私もお伴します。補給はもう済ませましたので」

提督「ありがとう、頼むよ」

加賀「いいのよ」フフフ

赤城「いっふぇらっふぁいませへぇ〜(行ってらっしゃいませ〜)」モグモグ

加賀「はぁ……」アタマカカエ

提督「」ニガワライ

 

 

 資材庫ーー

 

提督「ふむ……」

加賀「あれだけの数がもうこれだけなのね」

提督「それだけ出撃した証拠だからな……致し方あるまい」

加賀「燃料と鋼材にはまだ余裕がありますが、弾薬とボーキは黄色信号と言ったところかしら」

提督「そうだな……これからのこともある。次の出撃が終わったら少し平常運転で行こう」

加賀「私もその意見に賛成です。作戦終了期限まではまだ余裕がありますし、ここらで少し艦隊の皆さんにも休息が必要かと……」

提督「うむ……では私は早速、明日からの予定組みに入る。加賀は休みなさい」カタポン

加賀「分かりました……」ペコリ

 

 資材庫外ーー

 

加賀「ふぅ……」

 

赤城「加〜賀さん♪」ヒョコ

加賀「赤城さん……補給は終わったの?」

赤城「はい☆」バチコーン

加賀「そう」フフフ

赤城「提督は一緒ではないんですか?」キョロキョロ

加賀「えぇ。資材がそろそろ枯渇するので礼号作戦は一時据え置きで、明日から少し通常通りに戻すそうよ」

赤城「そうですか……なら私達は明日から訓練場へ通い詰めですね〜」

加賀「そうなるわね。夕方にはそれぞれの寮に通達が来ると思います」

赤城「訓練メニューを考えなくてはいけませんね」

加賀「ではこれから部屋に戻って考えましょう。本日の私達の任務はもうありませんから」

赤城「はい♪」

 

 ぐきゅ〜〜〜ーー

 

加賀「その前に食堂でお昼かしら」クスクス

赤城「わ、笑わないでくださいよ〜////」カァ

加賀「……ごめんなさい」クスクス

赤城「補給とご飯はまた別なんです〜////」プンプン

加賀「分かっています……ふふ」クスクス

赤城「むぅ〜//// 置いて行っちゃいますからねっ////」プンプン

加賀「今のは不意打ち過ぎでした……やられました」フフフ

赤城「笑った罰として、加賀さんのおかずから一品貰いますからね!」

加賀「笑わせてもらったお礼にどうぞ」フフフ

赤城「むぅ〜! むぅ〜!」プンプン

加賀「」クスクス

 

 その後、赤城はいつもの倍の量の米を平らげ、加賀は笑ってしまった自分に後悔したというーー。




イベで資材が枯渇したのでこんな話を思い付きました〜。

読んで頂き本当にありがとうございました!

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