若干のキャラ崩壊、酒ネタ含みます。
○○鎮守府、一三○○ーー
明石酒保ーー
カランカランーー
明石「いらっしゃいませ〜」
隼鷹「うーっす!」
千歳「こんにちは♪」
祥鳳「お邪魔します」ニコッ
明石「あ〜、ごめんなさい。日本酒は今品切れ中なんです〜」人
隼鷹「今日は酒じゃないよ〜。でもちゃんと仕入れてね〜」
千歳「私達イコール日本酒なのね」ニガワライ
祥鳳「仕方ありませんよね」ニガワライ
明石「あ、ご、ごめんなさい」ペコペコ
隼鷹「いいっていいって〜♪ それよりウィスキーボンボン置いてない?」
明石「ウィスキーボンボンですか……ごめんなさい。うちでは出ない商品なので取り扱ってないんです」
千歳「あら〜、残念」
祥鳳「なら街に買いに行きましょうか……」
明石「どうしてウィスキーボンボンを?」
隼鷹「あ〜、ほらここんとこ、みんなチョコの話題が多いからさ〜」
千歳「お酒入りのチョコなら食べたいなってなったの♪」
祥鳳「なのでウィスキーボンボンがあるか聞きに来たんです」ニコッ
明石「なるほど〜。置いてなくてすみません。街へ買いに行くなら、今はウィスキーボンボンだけじゃなくて、焼酎、シャンパン、ラム酒などなど、色んなお酒入りのチョコレートが出てますから、食べ比べて好みのチョコレートを見つけるのも面白いと思いますよ♪」
祥鳳「まあ、それは楽しみですね」キラキラ
千歳「教えてくれてありがとう。早速探してみるわ」ニコッ
隼鷹「じゃあ、また来るよ〜」ノシ
明石「は〜い♪ また来てくださいね〜!」ペコリ
そして三人は外出許可を得て、街へ出掛けていった。
鎮守府付近の市街地ーー
祥鳳「着きましたね〜」
千歳「千代田にお土産頼まれちゃった」ニガワライ
隼鷹「今日はあいつが秘書艦だから、その褒美って感じでいいんじゃねぇの?」アハハ
祥鳳「私も瑞鳳に何か買って行こうかしら」フフフ
隼鷹「おいおい〜、その流れだとあたしも飛鷹に買わなきゃいけない空気になるじゃん」ニガワライ
千歳「飛鷹はいつも経理と事務頑張ってるんだし、その労いで買っていってあげてもいいじゃない」
隼鷹「あたしも一応手伝ってるんだけど〜」
祥鳳「でも今は妙高さんや大淀さんも手伝ってくれてますし、そこまでお手伝いすることありませんよね」フフフ
隼鷹「そうなんだよな〜。楽になるのは良いけど、暇になっちゃってさ〜」
千歳「ならお土産くらい買ってあげなよ」ニガワライ
隼鷹「……仕方ない。買ってってやるか〜」
そんな話をしつつ、目的の場所へーー。
大型デパートーー
隼鷹「ここ?」
祥鳳「はい。瑞鳳の雑誌によると、ここの食品売り場でバレンタインに向けての特売をしてるそです」
千歳「そういえばここに来るの初めてだわ〜」キョロキョロ
隼鷹「普段は商店街の方が多いもんな〜」
祥鳳「私は業務用スーパーが多いですね〜」
ヒュ〜〜←風の音
隼鷹「……あたしら、主婦っぽいな」チーン
千歳「気にしたら負けよ」フフリ
祥鳳「恥じることはありません」フンス
気を取り直して、いざ入店!
祥鳳「えっと……食品売り場は地下一階みたいです」
隼鷹「うお!? なんだよこの服! 高くね!?」
千歳「私がよく飲む日本酒と同じ値段するし、この金額があれば少し安いお酒を結構買えるわ!」
祥鳳「(・△・)」ポカーン
隼鷹「おいおい! このコート、十四代(日本酒)と同じくらいの値段するぞ!」
千歳「こっちのバッグなんて、臥龍梅(日本酒)と久保田(日本酒)の一升瓶が買える値段よ!」キョウガク
祥鳳「(´-﹏-`;)」ウニュー
隼鷹「うわ〜、服に注ぎ込むより、絶対酒買うわ……」
千歳「うんうん。服ならし○○らで十分よね」ウンウン
祥鳳「二人共、早く食品売り場に行きましょう!」
隼鷹「お、そうだな。行こうぜ〜♪」
千歳「了解〜♪」
服達『(解せぬ)』
食品売り場・バレンタインデー特売ブースーー
千歳「うわぁ……沢山あるわね」キョロキョロ
隼鷹「これ日本酒入りの生チョコだってさ!」オオー
祥鳳「こっちはシャンパン入りみたいです♪」
千歳「ねぇ、せっかくデパートに来たんだし、見て回ってから買わない? ついでにお土産も見れるし♪」
隼鷹「お、いいね〜♪」
祥鳳「では先にお土産ですね♪」
和、洋菓子ブースーー
祥鳳「おっきなぼた餅〜」キラキラ
隼鷹「菓子は間宮さんや伊良湖さんが居るし、パスでよくね?」
千歳「なら次に行きましょうか」ズリズリ
祥鳳「(。ŏ﹏ŏ)」アウウ
総菜ブースーー
祥鳳「美味しそうなお惣菜〜」キラキラ
千歳「お惣菜は鳳翔さん達が居るからわざわざ買っていかなくていいわよね?」
隼鷹「じゃあ次だな〜」ズリズリ
祥鳳「(。>﹏<)」ミュー
和、洋酒ブースーー
隼鷹「ふぉ〜〜!」オメメシイタケ
千歳「ひゃ〜〜!」オメメシイタケ
祥鳳(結局こうなのか〜)トオイメ
隼鷹「黒龍! 獺祭! 出羽桜! 浦霞!」キープ
千歳「田酒! 八海山! 鳳凰美田! 菊姫!」キープ
※すべて日本酒である。
祥鳳「」オウフ
隼鷹「デパートも捨てたもんじゃないな〜♪」ホクホク
千歳「こんなに種類があるなんて知らなかったわ!」ホクホク
祥鳳(さっきのぼた餅買ってこよ〜)ソソクサ
それから三人は買い物を無事に終え、鎮守府へ帰還していった。(本来の目的であるチョコは忘却の彼方へ)
一六○○ーー
事務室ーー
飛鷹「ーーで、お土産がすべて酒に消えたと……」ゴゴゴゴゴ
千代田「お姉……」ゴゴゴゴゴ
隼・歳『(。>д<。)』セイザ
瑞鳳「祥鳳、お土産ありがとう〜♪」キラキラ
祥鳳「うん、良いのよ〜」ニコニコ
チラッ
飛鷹「あんたはいつもいつもお酒とみたら見境なくーー」クドクド
千代田「お酒が好きなのは分かるけど、限度ってのがあるのーー」クドクド
隼・歳『(白目)』チーン
祥鳳(私達はこうならないようにしよう……)
その夜、みんなで仲良く酒盛りしたそうな。
やはりお酒好きはお酒にしか目がなかった!
的なお話にしました♪
読んで頂き本当にありがとうございました!