ちょい長めです。
独自設定、他作ネタ含みます。
○○鎮守府、一○○○ーー
空母寮、一航戦部屋ーー
コンコンーー
加賀「どうぞ」
カラカラーー
提督「失礼するよ」
加賀「提督……どうかしたのかしら?」
提督「加賀達は今日、非番だったな。何か予定は入っているか?」
加賀「いえ、これといって何も」
提督「おお、それなら私と街へ食事をしに行かないか?」
加賀「どういう風の吹き回しかしら?」
提督「実は街で私の友人が焼肉店を始めたらしいんだが、思うようにお客が来ないみたいでな。沢山食べてくれる
加賀「そう……ならばお伴致します」キラキラ
提督「あぁ、助かるよ。それとだな加賀……」
加賀「はい?」
提督「何故赤城は天井から吊るされているんだ?」
赤城E.亀甲縛り+口枷
速力−5 回避−6 装甲+2
効力:余りの奇抜さ故、ノーマル相手から引かれるため自分は攻撃対象にならない。しかしその反面、フラグシップ級には格好の的になる。使いどころが難しい装備。
加賀「これは今朝私のおかずまで平らげた赤城さんへの罰です」
赤城「んむぅ〜」
提督「可哀想だから解いてやりなさい。涙目になってるじゃないか」
加賀「………………分かりました」
提督「うん、仲良くな」ナデナデ
加賀「任せてください」キラキラキラキラ
提督「では一一三○に鎮守府の正門に集合だ。他にも声をかけてくる」ノシ
加賀「分かりました」ペコリ
カタンーー
赤城「むむふん(加賀さん)」
加賀「何ですか、赤城さん?」
赤城「んんうむうんんむはうん〜(早く解いてください〜)」ウルウル
加賀「反省してますか?」
赤城「」コクコク
加賀「分かりました。次はこれより酷い罰にしますのでお覚悟を」ホドキホドキ
そんなこんなで赤城を開放し、二人は準備を開始。
そしてすぐに集合時間が近くなり、正門に向かった。
鎮守府正門ーー
赤城「焼肉〜♪ や・き・に・く〜♪」ホップステップ
加賀「赤城さん、はしゃぎ過ぎです」ソワソワ
提督「早いな二人共」
飛・蒼『こんにちは〜』
翔鶴「こんにちは」ペコリ
瑞鶴「こんにちは♪」ノシ
加賀「こう言っては何ですけど、こんなに連れ行って大丈夫なの?」
提督「あぁ、大丈夫だ、問題ない」
赤城「神は言っている、これくらい余裕だと」
飛龍「あ、赤城さん?」
蒼龍「あはは、赤城さんノリノリ〜♪」
瑞鶴「大丈夫なら良いじゃない♪ 早く行こ行こ〜♪」
提督「そうだな」ニッ
翔鶴「」クスクス
そしてバスを使い、街へ繰り出した。
降りたバス停から少し歩いて目的地へ到着した。
焼き肉店・肉食いね!ーー
友人「おぉ〜! 待ってたよ〜!」
提督「約束通り連れてきたぞ」
友人「いやぁ、みんな絵に描いた様なベッピンさん揃いだな! 恩に着るよ〜!」
提督「しかし大丈夫か、全品半額提供だなんて。みんなそれなりに食べるが……」
友人「大丈夫大丈夫♪ 客が来なくて肉は有り余ってるんだ。広告塔になってくれるし、バイト料をあげられない代わりさ。今は貸し切りにしてるから存分に食べてくれ!」
提督「分かった」ニコリ
友人「んじゃ、そういう訳なんで、あそこの窓際で大いに食べてくれ!」
私達は二つのテーブルに分かれて案内された席に座った。
飛 蒼
窓 テーブル
翔 瑞
赤 加
窓 テーブル
荷 提
提督「さぁ、好きな物を食べなさい。友人の店を潰さいない程度にな」
加賀「分かりました」
赤城「すみません。取り敢えずこのページの全部二人前で! 後、ご飯テラ盛りも二人前!」キリッ
瑞鶴「相変わらず凄いなぁ〜」
翔鶴「それが赤城さんだから」ニコニコ
飛龍「何にしようかな〜♪」
蒼龍「あ、この焼きしゃぶって美味しそう♪」
瑞鶴「ねぇ、翔鶴姉。この黒毛和牛のステーキ一緒に食べようよ!」
翔鶴「わぁ、良いわね〜♪ 食べましょうか♪」
加賀「提督は何になさいますか?」
提督「私は焼肉ならハラミと豚トロだな」
加賀「分かりました。飲み物は烏龍茶でいいのかしら?」
提督「あぁ」ニコッ
赤城「」モッチャモッチャ
厨房ーー
店員①「上カルビ! 格納庫に被弾(在庫)! 尚も低下中!」
店員②「上タン塩! 難航(在庫薄)してます!」
店員③「上ロース! 追撃(追加)が来てるぞ!」
友人「カルビ盛りも使え! 押し切るんだ!」
店員④「無茶言わないで!」
店員⑤「戦い(品)は数だ! ありったけの部隊(セットメニュー)を出せ!」
店員⑥「ええい! サガリとホルモンまでやられた(品切)のか!」
バイト①「網の交換行きまーす!」タタタッ
バイト②「回収した皿です! 次の皿はありますか!?」カチャン
バイト③「悲しいけどこれ、洗浄中なのよね!」ゴシゴシ
バイト④「俺が食器洗浄機だ!」ゴシゴシ
バイト⑤「間に合え〜!」ゴシゴシ
バイト⑥「これが戦場(ランチタイム)……!」キュッキュッ
バイト⑦「そうだ。これこそが戦場(ランチタイム)よ……!」カチャカチャ
本当の戦場の様な厨房であるーー。
提督「」チラッ
友人「」バツマーク
提督「」コクリ
提督「赤城。オーダーストップだ」
赤城「……分かりました」ムグムグ
加賀「ご馳走さまでした」人
飛龍「流石は赤城さんよね〜」
蒼龍「窓から見てる人達、拍手してるね〜」
翔鶴「最初から変わらず食べ続けてましたからね」
瑞鶴「いくら半額でも凄い値段になるわね、これ……」
屍の山(空いた皿の山)がどっさりーー
提督「安心してくれ。これくらい想定内だ」キリッ
赤城「上々ね♪」モッモッ
加賀「提督、ご馳走さまです」ペコリ
提督「良いんだよ、これくらい。沢山食べるのは良いことだしな」ニッ
加賀「えぇ////」テレリ
飛・蒼『』ニヤニヤ
翔鶴「」クスクス
瑞鶴「」フフフ
赤城「」ケプ
そして会計を済まして、店の外へ。
友人「いやぁ、助かったよ〜♪」ホッコリ
提督「なら良かった。こちらも堪能させてもらった」
空母ズ『ご馳走さまでした』ペコリ
友人「良いって良いって〜。厨房の奴らも充実した疲労感で、午後からもやってくれそうだしな♪」
提督「しかし、在庫は大丈夫か?」
友人「あぁ、店の休憩時間中に補充が来るからな」
提督「そうか。なら良かった」
店員①「店長! 予約の電話が沢山来てます! ご確認を!」
友人「はいよ! じゃ、今日は本当にありがとな!」
提督「あぁ、また今度寄らせてもらうよ」ニッ
友人「そん時は定価だからな」ニッ
提督「分かっているさ」フフ
そして私は友人と握手を交わし、みんなと鎮守府へ帰った。
後日、友人の焼肉店は大繁盛し、グルメ雑誌等にも取り上げられたという。
鎮守府、戦艦寮談話室ーー
大和「焼肉行きたかった……」←隅で体育座り
長門「(´・ω:;.:...」←同じ
陸奥「演習だったんだから仕方ないでしょ……」
武蔵「またの機会があるだろうが……」
大・長『』イジイジ
武・陸『(面倒くせぇ〜)』アタマカカエ
後日、大和達も提督と焼肉へ行ったのはまた別のお話ーー。
他作ネタ等いろいろとぶち込んだことはご了承を。
読んで頂き本当にありがとうございました!