艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

76 / 330
遠征組の帰還後の風景。

キャラ崩壊、他作ネタ、独自設定含みます。


艦これSS七十四話

 

 ○○鎮守府、一四三○ーー

 

 埠頭ーー

 

五十鈴「艦隊が帰投したわよ!」

提督「皆お疲れ様。資材搬入後、各自ドックで精密検査した後、補給を。五十鈴、由良は報告書を頼むな。駆逐艦の皆は補給後、ゆっくり休んでくれ」

艦隊『了解』

 

 

 資材庫ーー

 

五十鈴「これはこっち……これは向こう……」テキパキ

初春「五十鈴よ、このバーナーは工廠へ持っていって良いか?」

五十鈴「えぇ、お願い。落すと危ないから誰かと一緒に持っていって」

初霜「なら私が一緒に行きます」パタパタ

 

由良「若葉ちゃん新しい燃料は奥ね。あ、子日ちゃん、ボーキサイトは向こうよ。そこは鋼材」ニコッ

子日「あ、はーい♪」

若葉「」モクモク

 

五十鈴「後は……運び入れた資材の数をメモして」メモメモ

由良「獲得資材と私達の補給でかかる資材の数を引いた数字を出して」カキカキ

五・由『終わり♪』

 

初霜「五十鈴さん、由良さん。バーナー運び終わりました」

初春「戻ったぞよ」

由良「お疲れ様。こっちも終わったからドックに行くわよ」

子日「やった〜! シャワーシャワー♪」

初春「お疲れじゃ……って、これ子日、引っ張るでない!」

若葉「お疲れ様。さて次の任務……じゃなくて訓練へ行くか」キリッ

初霜「姉さん、その前にドックと補給〜!」グイッ

五十鈴「はいはい、みんなで行くわよ〜」ニガワライ

 

 

 ドックーー

 

 ガチャーー

 

五十鈴「失礼します」

由良「精密検査お願いします」

 

ドック妖精「はい〜、では順番にどぞどぞです〜」

五十鈴「駆逐艦の娘達が先にね〜」

駆逐艦ズ『は〜い』

助手妖精a「艤装はこちらへ置いてくださいね〜」

助手妖精b「終わったらシャワー浴びてくださいです〜」

 

 各自精密検査中ーー

 

ドック妖精「皆さんお疲れ様です。どなたにも異常はありませんでした。シャワーを浴びて補給室へ向かってくださいです〜」

艦隊『ありがとうございました』

 

 

 

 

 補給室ーー

 

 補給室とは資材庫の隣に併設された広さ約十四畳の部屋。中には六人掛けのテーブルが四つ、洗面台、給水機、テレビがあり、冷暖房も完備されたシンプルな部屋である。

 防犯装置システムは二四時間稼働。日中は艦娘四人。夜間は艤装妖精達の警備体制(赤城の無断侵入阻止の為)。

 

木曾「お、遠征終わりか?」

五十鈴「えぇ♪」

陽炎「お疲れ様〜」ニコッ

由良「二人も警備お疲れ様」ニコリ

木曾「提督から話は来てる。構わず入ってくれ」

陽炎「でも赤城さんはダ〜メ」ニッコリ

赤城「む、バレましたか……」

 

五・由『っ!?』ギョッ

初霜「いつの間に!?」

初春「気配が無かったぞ!?」

若葉「ステルス機能付き空母か……凄いな」シミジミ

子日「ドック出てからずっと一緒に居たよ〜♪」

五十鈴「気づいてたの!?」

由良(子日ちゃんも赤城さんも恐るべしね……)

 

木曾「まぁ、取り敢えずみんな入れよ。赤城さんは加賀さんの説教だ」

陽炎「拒否したら司令に通報するから」スチャ通信機

赤城「くっ……一航戦の誇りが……!!」グヌヌ

木・陽『(自分でその誇りを汚してるのに……)』ヤレヤレ

 

五十鈴「みんな行くわよ〜」

艦隊『了解』

 

 ガチャーー

 

黒潮「遠征お疲れやで〜」ニコッ

不知火「お疲れ様です」ケイレイ

五十鈴「そっちも警備お疲れ」

由良「お疲れ様」

不知火「警備も重要な任務ですから」

黒潮「補給に必要な燃料と弾薬はもう用意しとるから、各自補給してや〜♪」

 

五十鈴「了解よ。みんな補給よ」

初春「では頂こうかの」ゴクゴク

子日「いただきま〜す♪」カリカリ

若葉「これを少し減らせば節約に……」ズズ

初霜「ちゃんと出された分を補給してください!」

由良「補給は大切だからね〜」

 

 艦娘補給中ーー

 

五十鈴「みんな補給終わったわね?」

駆逐艦ズ『はい(うむ)』

由良「じゃあ、本日はこれにて解散。お疲れ様でした」ニコッ

初春「お疲れじゃ」ノシ

子日「お疲れ様でした〜♪」ノシ

若葉「よし、今度こそ訓練に行こう」グッ

初霜「その前に口元をちゃんと拭いてくださいね」ニガワライ

 

 /ワラワラ\

 

五十鈴「じゃあ、私達も部屋に戻って報告書作成しましょうか」

由良「了解♪ 今日はどっちの部屋でやる?」

五十鈴「この前はあなた達の部屋だったし、今回は私達の部屋で良いわよ」ニコッ

由良「じゃあ準備したら部屋に行くね」ニコッ

 

 ガチャーー

 

加賀「赤城さん……どうしてあなたと言う人はこうも堪え性がないのかしら? こんなことだから一航戦の赤は化け物などと言われるのよ? それともなんですか、赤だから三倍早くお腹が空くとでも言うんですか? 所詮私は2Pカラーですか?」クドクド

赤城「わ、私は加賀さんの色のことは一言も……」

加賀「私の顔に何か付いていて?」EXボスオーラ

赤城「((((;゚Д゚))))」ガクガクブルブル

 

五十鈴「今日も鎮守府は平和ね」

由良「そうね〜」

 

 \パロ スペシャル!! キャーーーーッ!!/

 

 

 軽巡洋艦寮、長良・五十鈴・名取部屋ーー

 

 ガチャーー

 

由良「失礼しま~す」

五十鈴「いらっしゃい」

 

 報告書作成中ーー

 

由良「」カキカキ

五十鈴「」カキカキ

 

五十鈴「よし、終わり」ノビー

由良「私も終わったわ」

五十鈴「誤字脱字の確認は?」

由良「完了♪」

五十鈴「じゃあ、提出しに行きましょう♪」

由良「えぇ♪ 櫛持ってこ〜♪」ルンルン

五十鈴「今日は私も梳いてもらおうかしら」

由良「なら私の櫛、貸してあげる」ニコリ

五十鈴「あら、ありがとう」ニコッ

 

 

 こうして五十鈴と由良の一日が終わるのであるーー。




読んで頂き本当にありがとうございました!

こんな風景もたまにはありですよね?

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。