艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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まったり回。

キャラ崩壊、他作ネタ含みます。


艦これSS六十六話

 

 

 ○○鎮守府、一四○○ーー

 

 中庭ーー

 

陽炎「鎮守府じゃ珍しく積もったわね〜」ザック

不知火「しかし市街地の程でないのが幸いですね」ザック

黒潮「まだ柔いから雪かきも楽やね〜」ズズズ

雪風「雪だるま作ります!」キラキラ

天津風「作るなら向こうでね。こっちはまだ雪かきしてるんだから」

時津風「は〜い♪」

島風「私が一番♪」スタタタ

 

陽炎「寒いのに元気ね。気持ちは分かるけど」ニガワライ

不知火「」ソワソワ

黒潮「これ終わったらうちらも雪だるま作ろか♪」

不知火「し、仕方ありませんね。不知火もお伴します」キラキラ

陽炎(素直じゃないわね)フフ

黒潮(普通に言えばええのに)フフ

 

 雪かき終わったよ!ーー

 

不知火「では早速作りましょう」ワクワク

陽炎「そうね〜」ホホエマー

黒潮「作ろか〜」ホホエマー

 

雪風「あ、しれえです〜!」ピョンピョン

島風「提督〜!」ピョンピョン

時津風「司令〜!」ピョンピョン

 

提督「雪かきご苦労様、みんな」ナデナデ

全員『〜♪』キラキラ

陽炎「司令は煙草?」

提督「当たりだ、書類仕事も一段落したからな」

不知火「お疲れ様です」

天津風「吸い過ぎないようにね」

 

雪風「しれえ! 良ければタバコの後で雪風達と雪だるま作りませんか!?」ヒッツキ

時津風「作ろう作ろう♪」ヒッツキ

島風「一緒に作ろうよ〜!」ヒッツキ

提督「あぁ、良いとも。先に作っててくれ」

雪・時・島『は〜い♪』

 

 

提督「ふぅ〜……」

不知火「」

天津風「」

提督「不知火、天津風……」

不知火「はい。なんでしょうか」

天津風「どうしたの?」

 

提督「二人共、何故向こうでみんなと遊ばないんだ?」

不知火「司令のお側に居たいからです」

天津風「私はあなたのお側に居たいだけよ?」

提督「そうか……」ナデナデ

不・天『♡』キラキラキラキラ

 

陽炎「あの二人は相変わらずね〜」ニガワライ

黒潮「天津風も結構素直になってきたな〜」ニヤニヤ

初風「乙女ね」ニヤニヤ

黒潮「いつから居たん?」ギョッ

初風「あら、ずっと提督さんの後ろに居たわ。私は今日秘書艦だもの」フフフ

陽炎「あなたはこっちに来てて良いの?」

初風「えぇ。執務室に行けばまた二人っきりになれるもの」フフフ

陽・黒『(LOVE勢は違うなぁ)』ニガワライ

 

 

 

初風「あら、来たわね」スッ

陽炎「もう煙草は良いの?」

提督「あぁ、持ってきたのは一本だけで、もう吸い終わったからな」

不知火「初風も来ていたのですね」

天津風「こんにちは、姉さん」ニコッ

初風「えぇ」ニコニコ

不知火「では司令、早速雪だるまを作りましょう!」フンス

初風「なら私も手伝うわ♪」

天津風「わ、私も手伝う!」

提督「向こうのみんなに負けない物を作ろう」ニッ

陽炎「私達もせっかくだし作ろっか♪」

黒潮「せやな〜」

 

 

 雪だるま制作中ーー

 

 

陽炎「雪玉を乗せて〜」

黒潮「石と木で顔と腕を作って〜」

陽炎「バケツを頭に乗っけて……完成♪」

黒潮「ええやんええやん♪ スタンダードやけどバッチリやな〜」ニッコリ

陽炎「他のみんなはどうかな?」キョロキョロ

黒潮「あっちに雪風達が居るで〜」

 

 

雪風「雪だるま〜♪ 雪だるま〜♪」ルンルン

島風「雪玉ゴロゴロ〜♪」コロコロ

時津風「雪玉合体〜♪」ヨッコイショ

雪・時・島『出来た〜♪』バンザーイ

 

陽炎「出来みたいね。黒潮見に行きましょ♪」

黒潮「ほいほ〜い。どれど……れっ!?」ギョッ

 

 〜となりのト○○〜

 

陽炎「半端ない完成度なんですけど……」キョウガク

黒潮「歯とか胸の模様とかも木とか葉っぱで表現しとるで……」シミジミ

陽炎「あの歌からなんでト○○が……凄いけどさ……」

黒潮「しかもうちらの倍の大きさやで……凄過ぎやんかぁ」

 

提督「こちらも出来たぞ」

初風「惚れ惚れする出来だわ」フフン

不知火「司令と作った力作です」ドヤァ

天津風「やりきったわ」マンゾク

 

陽炎「そっちも早いわ……ねぇ!?」ギョッ

黒潮「これ何やねん……」プルプル

提督「ロダン作『考える人』だ」

陽炎「いやそれは分かるけどこれ、雪だるまじゃないわよね?」

黒潮「雪だるま超えて雪の彫刻になっとるで!」

島風「すっご〜い♪」キラキラ

雪風「芸術です〜♪」キラキラ

時津風「雪だるまじゃなくても凄いなぁ♪」キラキラ

 

提督「ふむ……雪だるまではないか。では少し待っててくれ」

 

 提督雪だるま制作中ーー

 

提督「島風、そのリボンカチューシャを借りても良いかな?」

島風「うん♪ 良いよ〜!」つカチューシャ

提督「ありがとう……よし、これで完成だ」

 

 雪で出来たアザラシのような何かーー

 

陽炎「可愛い……////」

黒潮「でもなんでアザラシなん?」

不知火「どことなく島風に似てますね」シミジミ

初風「カチューシャのせいじゃない?」シミジミ

島風「私のカチューシャとっても似合ってる〜!」キラキラ

雪風「雪から顔を出してる感じの表現が凄いです♪」キラキラ

時津風「このぬいぐるみないかなぁ〜」

天津風「阿賀野さんに頼んでみよう!」

陽炎「なら私のもお願い♪」

提督(前に友人から教わったままを雪だるまにしたら、かなり好評だ)

 

 こうして私達は雪だるまを作って楽しい時間を過ごした。

 

 後日、私が作った島風チックなアザラシの様な物は、阿賀野、鳳翔、龍鳳の手によって『ぜかまざらし』という名前でぬいぐるみ化され、鎮守府で人気マスコットとなったーー。




今回は雪だるま制作風景をネタに書いてみました!

雪だるまって傑作作る人はすごいですよね!

読んで頂き本当にありがとうございました!

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