艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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給糧艦の休日回。

キャラ崩壊、他作ネタ含みます。


艦これSS五十九話

 

 ○○鎮守府、○五三○ーー

 

 特殊艦寮の一室ーー

 

間宮「ん……」パチ

伊良湖「」スヤァ

間宮「いつも通りに目が覚めてしまいました……」ニガワライ

 

 間宮仕度中ーー

 

間宮「」シャコシャコ←歯磨き中

  (…………)ポヤァ

 

 回想〜〜

 

間宮『え、お休みですか?』

提督『うむ……年に一度の厨房機器の点検及び細部の修繕をしようと思ってね。年末年始は休みなく働いてもらったし、遅い正月休みと言うことで』ニッ

間宮『分かりました。ありがとうございます』ペコリ

提督『お礼を言うのは私の方だ。点検と修繕は二日間行う予定だから、伊良湖さんとゆっくりと羽を伸ばしてくれ』

間宮『はい』ニコッ

 

 回想終了〜〜

 

間宮(いざお休みをもらうと何をすれば良いのか分からないわね……)

 

 \キャーネスゴシター!!/

 

間宮「」フフフ

 

 ドタドタドタ!

 

伊良湖「すみません! 今準備し……あれ?」

間宮「おはよう、伊良湖ちゃん」ニコッ

伊良湖「あ……今日はお休み……」ペタン

間宮「ふふっ……いつもの習慣だものね」クスクス

伊良湖「はぅ〜〜////」カオオオイ

 

 それからただ時が過ぎて、一○○○ーー

 

間宮「」ボー

伊良湖「」ポケェ

間・伊『暇(です)ね〜』

間宮「ふふ……」

伊良湖「あはは……」

 

間宮「何か寮の厨房で作りましょうか♪」

伊良湖「はい♪」

 

 

 一二○○ーー

 

 廊下ーー

 

深雪「今日のお昼どうする〜?」

初雪「カップ麺かな……」

白雪「カレーでも作ろうか?」

吹雪「食堂がお休みなのは痛いよね〜。それと同時に自分達が日頃、どれだけお世話になってるのか実感した」ニガワライ

磯波「間宮さん達の料理は美味しいもんね」ニコニコ

叢雲「休暇くらいゆっくり過ごしてほしいわね」フフ

 

 甘い香り〜〜

 

吹雪「わぁ、良いニオイ〜♪」

白雪「誰かお菓子でも作ってるのかな?」

深雪「匂いからしてこっちだな!」

初雪「」ソソクサ

叢雲「こっちって……」

磯波「特殊艦寮だよね……」

吹雪「まぁとにかく行ってみようよ」

 

 一二○五ーー

 

 特殊艦寮共同厨房ーー

 

深雪「こちらス○ーク……これより潜入ミッションを開始する」ダンボールソウビ

初雪「了解。今回は私も同行する。くれぐれも注意するんだぞ」ダンボールソウビ

 

 コソコソーー

 

深雪「大佐、見えるか?」

初雪「バッチリな」

深雪「おい、ありゃなんだ大佐。見たことも無いぞ!」

初雪「これはケーキだ。それもただのケーキとはわけが違う。これはそう……あの間宮と伊良湖のケーキだ!」

深雪「なんだって!? そいつぁ一大事じゃないか! 早く救援を!」

初雪「それは出来ない……」

深雪「どうしてだ、大佐! このままじゃ取り返しのつかないことになるぞ!」

 

 /マァマズハオチツクンダ コレガオチツイテイラレルカ!\

 

吹雪「こんにちは、間宮さん、伊良湖さん」

白・叢・磯『こんにちは』ペコ

間宮「え、えぇ、こんにちは」ニ,ニコッ

伊良湖「こんにちは……」アハハ

 

吹雪「このケーキどうしたんですか?」

間宮「今日はお休みだけど私達の趣味はお料理だから……作ってたらいつもの癖でこんなに」テヘペロ

 

 様々なケーキがてんこ盛りーー

 

間宮「せっかくだからおやつの時にでもみんなにご馳走しようかなって」ニコッ

白雪「きっとみんな喜びます♪」

 

 /キイタカタイサ アァコチラデモカクニンシタ\

 

伊良湖「初雪ちゃんと深雪ちゃんは何をしているんですか?」

叢雲「放っといてくれて結構です……」ミケンピクピク

磯波「多分最近やってたゲームの影響ですから」ニガワライ

 

吹雪「みんなにご馳走するなら大広間に持っていきましょうか?」

白雪「じゃあ私は、大広間の使用許可を司令官にもらって来るね」

叢雲「なら私も行くわ(今日は顔見てないし)。磯波はあそこのバカ二人と配膳台持ってきて、ケーキ運んでおいて」

磯波「う、うん」ニガワライ

初・深『解せぬ』

伊良湖「あはは……」

間宮「」クスクス

 

 

 一五○○ーー

 

 大広間ーー

 

 /ケーキバイキングダー!!\

 

 大広間はまるでパーティでも開かれているような賑やかさだった。

 

提督「まさかこんなに作ったとはな……」

間宮「すいません……つい……」

伊良湖「楽しくて……」

提督「いや、気にしないでくれ。みんなも喜んでいるからな」ニコッ

大淀「お二人らしい休日ですね」ニコニコ

鳳翔「遠征や出撃中の娘達の分も取って置いてあげましょう」ニコニコ

間宮「でしたらとっておきのケーキをその娘達に出しても良いですか?」

伊良湖「ちょっと悪ノリしちゃいましたが、ちゃんと食べられますから」テヘ

提督「?」

 

 一六○○ーー

 

 遠征班、出撃班帰投後ーー

 

間宮「皆さん、お仕事お疲れ様でした〜♪」

伊良湖「今日の私達はお休みだったので、こんなものを作ってみました〜♪」

 

 カーテンオープンーー

 

全員『おー!』キラキラ

提督「」ポカーン

 

 そこには特大のケーキが綺麗に重ねられていた。高さは凡そ一メートルにも及ぶだろうか……。

 

間宮「提督、分けるのを手伝っていただけますか?」

伊良湖「お願いしま〜す♪」

提督「あぁ、良いぞ」

 

 \ウェディングケーキニュウトウミタイ/

 

間宮「////」カァ

伊良湖「////」ボン

提督「確かに結婚式のそれみたいだなぁ」ニコニコ

間宮「え、えぇ、そうですね////」カオマッカ

伊良湖「ですね……////」ニマー

 

 二人の顔が赤いことが気になったが、私は敢えてそのことには触れずにケーキをカットした。

 何故か他のみんなも一緒に切りたいと言い出し、切り分けるのに大分時間が掛かった。

 

 そして、みんなとても良い笑顔だったーー。




読んで頂きありがとうございました!

今回は間宮さんと伊良湖さんメインでお話を書きました!
ネタについてはご了承を!

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