艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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姉妹ほのぼの回。

他ネタ含みます。


艦これSS五十二話

 

 ○○鎮守府、一二三○ーー

 

 食堂ーー

 

 本日の定食

 Aハンバーグ定食(チーズ乗せ+二十円)

 B鶏の唐揚げ定食

 Cアジフライ定食

 

利根「C定食にするかの♪」

筑摩「私はA定食のチーズ乗せで」ニコニコ

間宮「は〜い、少しお待ちくださいね〜」ニコッ

伊良湖「空いているテーブルでお待ちください!」

 

 

利根「久し振りにゆっくりと昼食を取れるのぅ」ノビー

筑摩「お正月開けから出撃続きでしたからね」ニコニコ

利根「まぁ暇過ぎるよりはマシじゃがな」フフ

筑摩「提督に頼りにされるのは嬉しいですしね」ニコニコ

利根「……今日は一段とニコニコしておるの。何かあったのか?」

 

筑摩「はい♪ 今朝提督に髪をすいてもらいました♪」キラキラ

利根「お、おぉ、そうか。それは良かったではないか!」チラチラ

筑摩「羨ましいなら姉さんも頼めば良いのに」フフ

利根「それは……ちと恥ずかしいのじゃ……////」ウツムキ

筑摩「姉さんは公務以外で提督の側に行くと、すぐに真っ赤になってしまいますからね」クスクス

利根「仕方なかろう……意識してしまうのじゃから……////」プイッ

筑摩「」クスクス

 

伊良湖「お待たせしました〜! ごゆっくりどうぞ〜!」

利根「今日も美味そうじゃ!」イタダキマス

筑摩「いただきます」人

 

 

利根「筑摩〜」

筑摩「はい、姉さん」つお醤油

利根「♪」ポチョポチョ

筑摩(可愛い〜♪)フフ

利根「筑摩は午後から何か用事はあるのか?」モグモグ

筑摩「いえ、特には何も」パクッ

利根「なら、買い物に付き合ってくれぬか?」モグモグ

筑摩「はい、良いですよ」ニコニコ

利根「忍びないの♪」

筑摩「構いませんよ♪」

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

 鎮守府近隣の街ーー

 

筑摩「今日は何を買うんですか?」

利根「ここにあるスーパーでお菓子を買うのじゃ。鈴谷のやつに正月休み中食い尽くされてしまったからな」グヌヌ

筑摩「確かに私達の部屋によく来てましたね〜」

利根「最上や三隈、熊野は持参してくれるが、あやつが持ってくるものは漫画ばかりじゃからな」ヤレヤレ

筑摩「でも姉さんも楽しそうに読んでいたじゃないですか。NAN○とか君に届○とか赤ちゃんと○とか」ニコニコ

利根「本当にお、面白かったからじゃ!」ブンブン

筑摩「」クスクス

 

利根「着いたぞっ♪」

筑摩「今更ですけど、どうして明石さんの所ではなく街へ来たんですか?」

利根「これが欲しかったのじゃ!」つ鈴カステラ

筑摩「鈴カステラですか……これも明石さんの所に置いてありますよ?」

利根「確かに置いてある……じゃが、吾輩はこの清水製○の美鈴かすてらが一番好きなのじゃ!」ドヤァ

筑摩「こだわりの品なんですね♪」

利根「うむ! しかしこれはなかなか出回っておらぬでな、通い詰めている内に店員のマダムがこれを入荷したら連絡をくれるようにしてくれたのじゃ♪」

筑摩(そんなに通い詰めていたんですね……)

 

店員「あら利根ちゃん! もう仕入れに来たの? 相変わらず早いわね〜!」ブンブン

利根「おぉ、マダム! 勿論じゃ、せっかく仕入れの報せをもらったのだからな! 今日は妹も連れて来たのじゃぞ!」ブンブン

筑摩「こ、こんにちは……」ニガワライ

店員「あらあら! 本当に妹なの? お姉ちゃんの間違いじゃないの?」ブンブン

利根「違うぞ! 吾輩の方が少しお姉ちゃんなのじゃ!」ブンブン

筑摩「どうも、妹の筑摩です。姉さんがお世話になっています」ペコリ

店員「あらやだ、礼儀正しいわぁ! うちの息子にも見習って欲しいくらい!」ブンブン

利根「自慢の妹じゃからな!」ブンブン

筑摩「」ニ,ニコッ

 

店員「仲良しな姉妹ね♪ じゃ、利根ちゃん。鈴カステラはいつも通り二箱キープしておいて良かったのよね?」

利根「うむ! いつもありがとうなのじゃ!」

店員「良いのよ! 毎日毎日鈴カステラの為に通い詰めてくれた大切なお客へのサービスなんだから」オホホ

筑摩「ありがとうございます」ペコリ

店員「じゃ、私は野菜売り場に居るから帰りに声をかけてね」ノシ

利根「了解じゃ!」ノシ

筑摩「」ペコリ

 

利根「さて、美鈴かすてらは手に入ったからあとのお菓子を選ぶのじゃ!」

筑摩「カゴは私が持ちますね」

利根「すまぬの♪ えーっと……ばかう○、ぽた○た焼き、おにぎりせん○い、ヤン○ンつけボー、チーズあ○れ、ぷく○くたい焼き」ポイポイポイ

筑摩(姉さん、可愛い〜♪)ニコニコ

利根「あとは、海老せん○いと……」

筑摩「あ、姉さん! アポ○! アポ○買いましょう!」キラキラ

利根「筑摩の大好物じゃな。他にも好きなものをカゴに入れると良いのじゃ♪ お姉ちゃんが奢るぞ♪」

筑摩「ありがとうございます♪ あ、たべっ○どうぶつ〜♪ 金平糖にべっこう飴にぱ○ぱちわたあめ〜♪」キャッキャッ

利根(筑摩もまだまだ子供じゃのう)ニコニコ

 

 

 帰り道ーー

 

利根「良い買い物じゃったの!」ダンボールセオイ

筑摩「予想以上の大荷物になりましたけどね」リョウテドッサリ

利根「でもお菓子だから軽々じゃな」ヒョイ

筑摩「ふふ、帰ったらどれから食べるか悩みます♪」

利根「好きなものからで良いじゃろ♪」

筑摩「は〜い♪」

 

 そして利根と筑摩は揃って買ってきたお菓子を仲良く食べたとさーー。




読んで頂き本当にありがとうございました!

こういうお菓子を買う時は誰しも童心に帰る時がありますよね♪
筆者は今でも鈴カステラ等のお菓子が大好物ですww

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