キャラ崩壊、他作ネタ、ネタ含みます。
○○鎮守府、一七○○ーー
軽巡洋艦寮、川内型姉妹部屋ーー
那珂「たっだいま〜♪」ノシ
川内「お〜、おかえり那珂〜♪」
神通「おかえり、那珂ちゃん」ニコッ
陽炎「おかえりなさ〜い♪ それと、お邪魔してま〜す♪」
不知火「お疲れ様です。お邪魔してます」ペコリ
霰「こんばんは」ペコリ
霞「お疲れ」ノシ
出撃任務を終え、ドックから帰って来た那珂を出迎えたのは、姉二人に加えた第十八駆逐隊のメンバーだった。
那珂「ありがと☆ みんなで何してたの?」
川内「暇だったから訓練終わりにみんなを連れて来たの♪」
那珂の質問に川内が答えながら「えへへ」と笑顔を浮かべると、その隣の神通は苦笑いを浮かべた。
霞「適当にお喋りしてただけなんだけどね」フフ
不知火「不知火達も暇ではあったので呼んでもらえて良かったと思っています」ニコリ
那珂「そっかそっか♪ じゃあ那珂ちゃんも今からそのお喋りに参戦しま〜す♪」
神通「ならお茶を淹れ直すわね」
霰「お手伝いします」
陽炎「私もやります♪」
そう言った神通達はお茶を淹れにその場を離れた。
川内達は神通達にお礼を言って、那珂を適当な場所へ座らせると、川内が先程までの話題を那珂に説明した。
川内「那珂が来る前から話してた話題なんだけどさ、酒保で新しい玩具が発売されたんだよ」
那珂「へぇ〜、どんなおもちゃなの?」
不知火「扶桑さんと山城さんの扶桑型戦艦をモデルにしたバランスゲームです」
那珂「ん?」クビカシゲ
那珂はそのバランスゲームのイメージが出来ずにいると、不知火が那珂の側までやってきて、更に耳元へ顔を持ってきた。
不知火「ふ・そ・う・さ・ん・と〜」
那珂「聞こえなかった訳じゃないよ!」
不知火「そうでしたか。失礼しました」ペコリ
霞「不知火ってたまに天然ボケかますわよね」クスクス
不知火「不知火に落ち度でも?////」カオマッカ
陽炎「落ち度も何も落ち度しかないじゃないの」ニガワライ
急須を持って戻ってきた陽炎にそうツッコまれた不知火は、更に顔を真っ赤にして俯いた。
そんな不知火に那珂は「ドンマイ☆ ドンマイ☆」と言って不知火の頭を撫でてあげた。
霰「那珂ちゃんのお茶です」ンチャ
那珂「ありがと〜☆」
すると戻ってきた神通がその玩具について簡単に説明をした。
神通「そのバランスゲームは、扶桑型の船体に艦橋、主砲、副砲、電探、瑞雲、そして運って書かれたブロックをサイコロに従って乗せていくバランスゲームなんだって」
那珂「へぇ〜、パーティゲームだね♪」
そして更に川内が説明をした。
川内「しかも制限時間があって十秒以内に乗せてボタンを押さないと、船体が傾いてそれまで乗せた装備と運が全部落ちちゃうんだよ」
那珂「結構シュールだね」ニガワライ
霰「お昼前に遊ばせてもらったけど結構楽しかった」
霞「漣がうるさかった印象しかないわ」フフ
陽炎「私達はやってないけど雪風達がやってたかもね♪」
不知火「雪風なら幸運パワーで難なく乗せていきそうな気がするわね」クスッ
そんな話をしつつお茶をみんなですすると、川内がふと時計を見上げた。
川内「まだ一七三○か〜。夕飯までまだちょっと時間あるね〜。何しよっか?」
神通「何しよっかではなく、皆さんをそろそろ部屋に戻してあげましょうよ」ニガワライ
陽炎「私と不知火ならお付き合いしますよ?」
不知火「はい。黒潮も親潮もまだ遠征中ですので」
川内「やったね♪ 霰と霞は?」
霞「あたし達も別に大丈夫よ」
霰「朝雲と山雲も遠征中」ンチャ
那珂「みんなでお喋りするのはいいけど、何か話題ある?」
すると川内がスッと立ち上がり机の引き出しからトランプを出した。
神通「トランプなんて持ち出して何する気ですか?」
川内「パパッと出来るポーカー辺り?」
那珂「いいねいいね♪」
他のみんなもポーカーに乗り気だったので、みんなでポーカーをすることになった。
川内「じゃあ手札交換は一人一回で私から時計回りで」
陽炎「了か〜い♪」
川内「最後はみんなで手札を見せ合って、ビリだった人は一発芸ね♪」
霞「な、なんでよ!?」
霞が真っ先に噛み付くと川内は「面白いから」と爽やかな笑顔で親指を立てた。
不知火「負けなければいいことです。不知火は構いません」
霰「霰も……」
神通「まぁ遊びだから」ニガワライ
那珂「バラエティアイドル那珂ちゃんになるよ〜♪」
みんなも何故か乗り気だったため、霞は頷くしかなかった。
一回戦ーー
川内「ブタです……」チーン
言い出しっぺが早速罰ゲームとなった。
川内「では……」スクッ
みんなの前に立ち、川内はマフラーで鼻まで顔を覆った。
そして、
川内「ドーモ、ミナ=サン。センダイデス」人
まさかそのまんまのネタで全員が吹き出した。
神通「姉さん、似合い過ぎます」フフフ
霞「アイサツは大事」ウンウン
不知火「これは不覚でした」クスクス
那珂「んじゃ、次いってみよ〜♪」
二回戦ーー
不知火「ブタです」
霞(危なかった……)←ブタだったが手札内容でビリを回避
不知火は立ち上がっていつものポージングをした。
不知火「
陽炎「は?」
那珂「どういう意味?」
不知火「ろ、ロシアから来た……シーラヌイ。です////」カァー
霞「そういうネタ!?」
神通「ロシア語が話せるという一発芸ではないのね」フフフ
霰「すご〜い」パチパチ
川内「今度は響と合わせてヌイヌイコンビ結成ね♪」
不知火「お断りします////」クッ!
三回戦ーー
霰「霰の番……」フンス
ビリになっても霰は何故かやる気満々だった。
霰はみんなの前に立つと、両腕をピーンと横に広げた。
霞(あんだけ名前ネタ嫌ってるくせに、こういう時はやるのね)ニガワライ
那珂(キーンってやるのかな?)フフフ
神通(可愛らしいですね)ニコニコ
陽炎(ンチャって良く言ってるしね♪)
不知火(UFOを呼ぶ……とか?)マジマジ
不知火だけがズレていた。
そして、
霰「⊂二二( ´_ゝ`)二⊃」ブーーン
全員『!!!?』
霰がしたのは名前ネタではなかった。
これにはみんな堪えきれずに大笑いした。
川内「はははは、そっちなのか〜!」クスクス
神通「これは……んふふ」クスクス
那珂「霰ちゃん最高〜♪」アハハ
陽炎「てかそのシュールな顔止めてよ!」ハハハ
不知火「反則的過ぎます」クフフフ
霞「それやるならせめて笑いないさいよ!」ハハハ
霰「(・ω・)v」ンチャ
こうして霰のネタに暫く笑いが止まらなかったみんなは、笑い過ぎて涙を流し、大爆笑でポーカーを終えるのだった。
それから駆逐艦のみんなはそれぞれ部屋へと戻って行き、川内達は涙を拭きながら食堂へと向かうのだったーー。
今日は霰ちゃんの進水日なので霰ちゃんを最後に持って来ました♪
霰ちゃん、おめでとう!
色々とネタをぶっ込みましたがご了承を。
今回も読んで頂き本当にありがとうございました!