少し他作ネタが入ります。
○○鎮守府、○七三○ーー
門前ーー
今日も駆逐艦の娘達を遠足へと連れていく為、私は前と同様車をレンタルし、鎮守府門の前に停めて待っていた。
綾波「司令官、みんな準備が終わりました。本日はよろしくお願い致します」ペコリ
妹達『お願いしま~す』ペコリ
最初に挨拶をしたのが、綾波型駆逐艦姉妹の一番艦、長女の綾波。
お淑やかで妹達や他の艦娘達を大切に思う心優しい艦娘だ。
提督「あぁ、楽しい遠足にしよう」ニコ
敷波「遠足ね……あ、別に嫌じゃないから」プイッ
曙「ちゃんとした所に連れていってよね、クソ提督!」フン
提督「勿論だ。さ、車に乗りなさい」
漣「漣は一番後ろ~♪」
潮「わ、私も後ろが良いな……」
朧「アタシは窓際ならどこでも良いよ」ニコ
綾波「敷波ちゃんは真ん中が良いよね?」
敷波「あ、アタシは別にどこでも……」
綾波「司令官の運転姿を後ろから見たいんでしょ?」ボソ
敷波「~~~~////」ウツムキ
曙「あたしは……」
漣「助手席ですよね!」キラキラ
曙「な、ななな、何でよ!?////」カオマッカ
朧「あれ、違うの? なら、アタシが」キョシュ
漣「いやいや、そこは漣で!」キョシュ
(うっしーも!)アイコンタクト
潮「え……じゃ、じゃあ潮も……」キョシュ
綾・敷『』キョシュ
曙「あ~もう! 分かったわよ! あたしが助手席座るわよ! それでいいんでしょ!?////」ウガー
提督「そんなに嫌か……?」シュン
曙「い、嫌とは言ってないでしょ!?////」
提督「しかし……」シュン
曙「しかしもおかしも無いの! 助手席はあたしが座るから、それでいいんでしょ!?////」ノリコミ
姉妹『(計画通り)』フフフ
座席は↓の通りに。
曙 提
綾敷朧
漣 潮
こうして綾波型姉妹の遠足が始まった。
登山口ーー
漣「おぉ~! 登山ktkr!」
朧「楽しそう~!」ワクワク
潮「」キラキラ
綾波「綾波も楽しみです♪」
敷波「登山とか初めてだよね……」キョロキョロ
曙「あたし達は海専門だから普段とは正反対ね」ソワソワ
提督「一号路はケーブルカーを使うぞ。みんな付いて来なさい」
姉妹『は~い!』
ケーブルカー内ーー
潮「うわぁ……電車が山を登ってる~」キラキラ
漣「車内販売もしてるみたい!」
朧「それは帰りでいいじゃん! 今は景色見ようよ、景色!」キラキラ
綾波「そうですね……海と一緒で山の景色も一時も同じ姿をせず、見ていて飽きませんね」ニコニコ
曙「結構揺れるのね……」
敷波「うん……」
提督「大丈夫か、二人とmーー」
ガタン!
曙「ぅあっ!」ヨロメキ
敷波「うわぁ!」ヨロメキ
提督「しっかり掴まってなさい」ダキヨセ
曙「へ、変なとこ触ったら、魚雷ぶち込むから……////」キュッ
敷波「あ、ありがとう////」キュッ
綾波(あらあら……)フフフ
朧(あれを狙ってよろめいたね……)ニヤ
漣(ごっちゃんです)人
潮(曙ちゃんも敷波ちゃんも嬉しそう)ニコニコ
敷波(やった! 凄い嬉しい!////)ニヘラ
曙(嬉しすぎて提督の顔が見れない……////)ニヤァ
提督(体幹のトレーニングに良いな……)
二号路、展望台ーー
姉妹『うわぁ……!』カンドウ
提督「」ニコニコ
潮「街があんなに小さく見える……!」
漣「人がゴ○の様だ!」ドヤァ
朧「それは言わない方が良いよ」ニガワライ
綾波「綺麗な景色を黙って堪能しましょう」ニコ
敷波「そうだね~♪」ギュッ
曙「同感ね♪」ギュッ
提督(無意識に両腕をホールドされている……)コンワク
三号路、途中の寺院ーー
曙「山の中に寺院なんてあるのね……」キョロキョロ
敷波「凄いなぁ……」キョロキョロ
朧「滝とかもあるみたいだから、そこで修業するのかな……?」
漣「するってそこのガイドに書いてあるよ~♪」
潮「寒そう……」ガクブル
綾波「綾波達も似たようなことをいつもしてますけどね」ニガワライ
提督「修業とは違うがな」ニガワライ
漣「せっかくだし参拝していこうよ♪」
綾波「良いですね♪」
提督「では、世界平和を祈ろう」
朧「提督はぶれないね~」ニガワライ
提督「む?」クビカシゲ
潮「」クスクス
曙「流石はクソ提督ね」ヤレヤレ
敷波「らしいけどね」ヤレヤレ
提督「???」コンワク
参拝中ーー
提督(世界の平和と我が艦隊の無事をお祈り致します)
綾波(大切な人達を守れますように……)
敷波(もっと素直になれますように……!)
朧(もっともっと強くなれますように!)
曙(提督が無茶をしませんように……!)
漣(もっと楽しいことが沢山起きますように♪)
潮(みんなと仲良くこれからも居られますように)
山頂ーー
全員『おぉ~!』カンゲキ
漣「綺麗な景色~!」キラキラ
潮「高いね~!」キラキラ
朧「達成感ある~!」カンドウ
綾波「こんなに高い所を登ってたんですね~!」カンドウ
曙「なんか……言葉が出ないわね……」カンゲキ
敷波「うん……分かる……」カンゲキ
提督「」ニコニコ
漣「じゃあ、記念写真撮ろう~♪」
朧「カメラなんて持って来てたんだ」
潮「結構最初から撮ってたよ♪」ニコニコ
曙「変なとこ撮ってたらはっ倒すから」ジロリ
漣「と、撮ってないよ~」メソラシ
綾波「遠足ですから、今回は無礼講と言うことで」ニコ
敷波「変なとこなんて無かったし大丈夫だよ」ニコ
曙「ならいいんだけど……」ジトー
漣「ボノボノちゃんは心配性だなぁ♪」
曙「あんたのせいでしょ!」スパーン
漣「あべし! ……むぅ……痛いよ、ボノボノちゃん」
曙「痛くないと反省しないでしょ」フン
提督「まあまあ、せっかくなんだケンカするな」ナデナデ
曙「触んな、クソ提督!////」カァ
提督「あぁ、すまんすまん」ニコ
曙「笑うな!////」カオマッカ
姉妹『』ニヤニヤ
曙「さっさと記念写真撮りなさいよ!////」ウガー
曙の叫びがこだまし、みんな笑顔で記念写真を撮影きた。
休憩所、昼食ーー
綾波「司令官、このおむすびは曙ちゃんと敷波が握ったんですよ」ニコニコ
敷波「綾波、余計なこと言わないでよ////」カァ
曙「そ、そうよ! それにクソ提督のはついでだったんだから!////」カァ
漣「とか言いつつ、漣達より早起きして作ってたよね」ニヤニヤ
曙「う~る~さ~い~!」グリグリ
漣「止めてボノボノちゃん!」ウラゴエ
提督「ついででもこうして作ってくれて嬉しいよ。何より美味しいしな」ニコニコ
敷波「そ、そう……そっか……へへ////」ニコニコ
曙「ふ、ふん。当たり前でしょ! あたしが握ったんだから!////」ニヘラ
漣「グリグリの力が増してるよ~!」ヒー
潮「漣ちゃ~~ん!!」
朧「このおにぎりうま~♪」パクパク
綾波「お茶もありますからね~」ニコニコ
漣「お助け~~っ!」
こうして賑やかな昼食を経て、私達は下山した。
下る時も行きとは違った景色に見え、みんな最後まで楽しそうに登山遠足を堪能し笑顔で終えたーー。
綾波型終了です!
綾波型もみんな仲良し姉妹ですよね♪
筆者は登山を小学生以来したことがないので、なんか違う感じだったらすいません。
読んでくれて本当にありがとうございました!
次回もよろしくお願い致します!