キャラ崩壊、独自設定、他作ネタ含みます。
いつもより長めです。
○○鎮守府、一○○○ーー
戦艦寮、金剛型姉妹部屋ーー
比叡「金剛お姉さま! 比叡! 気合い! 入れて! 行って参ります!」
金剛「悪いケドお願いネ〜。気をつけて行くんデスヨ〜? 勿論帰りもデス」ナデナデ
比叡「はい♪ では!」
パタン……
金剛「う〜……比叡だけだと心配デ〜ス……」
榛名「比叡お姉さまなら大丈夫ですよ♪」
霧島「何なら私もついて行きましょうか?」
金剛「それはイケマセン! 霧島は昨日大破したのデスから、今日はゆっくり休むネ!」
榛名「ならば榛名が……」
金剛「榛名はこの後ワタシと出撃ネ。もっと自分を大切にするネ!」
榛名「はい……」ニガワライ
霧島「まぁ比叡お姉さまも立派な戦艦ですから、迷子とかにはならないかと。私が今日は部屋で待機してるのをご存知だと思いますので、何かあれば連絡が来ると思います」
金剛「むぅ〜……誰かに中継してほしいデ〜ス……」
榛名「だ〜れ〜にも〜、ナイショ〜で〜♪」
霧島「ど〜こに行こうかな〜♪」
金剛「OK! You got it!」
榛・霧『(^∀^)b』グッ!
金剛「…………じゃなくて! フザケナイでくだサ〜イ!////」←つい乗ってしまった自分が恥ずかしい
榛名「そんなに遠くへ行くわけではありませんから大丈夫ですよ♪」ニコッ
霧島「ここは比叡お姉さまを信じましょう」ニコニコ
金剛「うぅ〜……ムダにイイ笑顔なのが気になりマ〜ス……////」ハゥ
榛・霧『お気になさらず♪』ニコニコ
正門前ーー
比叡「もう一度バッグの中を確認……」ゴソゴソ
比叡(お姉さまから貰ったメモ……お財布……塩飴……水筒……よし、ちゃんとある♪)
「比叡さん?」
「比叡さんなのです」
「比叡さ〜ん!」
比叡「?」クルッ
白雪「こんにちは」ニコッ
電「こんにちはなのです」ペコリ
清霜「こんにちは〜!」ノシ
比叡「みんなこんにちは♪ 私に何か用?」
白雪「あ、呼び止めてしまってごめんなさい。特には用事は無いんです」
電「通り掛かったらお見かけしたので声をかけちゃいました。ごめんなさいなのです」ペコリ
比叡「謝らなくていいよ♪」ナデナデ
白・電『はい』ニコニコ
清霜「比叡さんは何処かにお出掛け?」
比叡「うん♪ 金剛お姉さまのお使いで街へ行くの♪ 金剛お姉さまはこれから出撃だから」
清霜「わぁ〜! いいないいな〜!」
比叡「何なら一緒に行く?」
清霜「行く行く〜!」キラキラ
比叡「白雪ちゃんと電ちゃんもどう? 時間があればだけど」ニコッ
白雪「せっかくのお誘いなのでご一緒させて頂きます♪」
電「電も一緒に行きたいのです!」
比叡「よし♪ じゃあみんなで行こう♪」
白・電・清『お〜!』
こうして白雪達は提督に外出届けを出した後で比叡と共に街へ出掛けた。
鎮守府付近の街ーー
清霜「ねぇねぇ、比叡さん」
比叡「ん〜?」
清霜「お使いって買い物?」
比叡「そうだよ」ニコッ
白雪「でしたら、商店街や繁華街に行った方がいいのでは?」
電「こっちの道はそういった所から外れてしまってるのです」
比叡「こっちに金剛お姉さまのお気に入りのお店があるの♪」
清霜「どんなお店なの?」
比叡「お花屋さんかな……お花だけじゃなくて他にも色々売ってるお店だよ」
清霜「おぉ〜! 楽しみ〜!」キラキラ
白雪「あ、もしかして鳳翔さんや初春ちゃん達が前に言ってたお花屋さんかな?」
電「かもしれないのです♪ 行ってみたかったから楽しみなのです♪」
そんな話をしながら歩いていると、様々な花で埋め尽くされた小さな屋台が見えてきた。(※百五十六話参照)
花屋ーー
比叡「こんにちは〜!」
清霜「うわ〜、綺麗なお花がたっくさ〜ん!」キョロキョロ
白雪「本当……どれも素敵……」キラキラ
電「大きいのも小さいのもあるのです〜!」キラキラ
すると店の裏から店主である女性が現れた。そしてその後ろには二人の少女が居た。
店主「いらっしゃい。今日は姉妹揃ってないのね」
比叡「あはは、お姉さまと榛名が任務で、霧島はお留守番なので……今回は私とこの娘達で来ました♪」
白・電・清『こんにちは』ペコリ
店主「こんにちは……ほら、あなた達もご挨拶なさい」
少女⑨「こんにちは!」ニパー
少女D「こんにちは。いらっしゃいませ」ペコリ
店主に促された二人はそれぞれ挨拶した。
最初に元気良く挨拶した背の低い少女。髪は薄めの水色。ウェーブがかかったセミショートヘアに青い瞳。頭には青い大きな青いリボンを付け、服装は白の半袖シャツの上から青いワンピース(スカートの縁に白のギザギザ模様)を着用し、首元には赤いリボンが巻かれている。
次に礼儀正しく挨拶した少し背の高い少女。緑色の髪を左側頭部でサイドテールにし、黄色いリボンでまとめている。服は白の半袖シャツの上から薄い水色のワンピースを着用。首からは頭と同じ黄色いリボンを付けている。
比叡「こんにちは♪」
白・電・清『こんにちは♪』
店主「あぁ、言っておくけど私の子どもとかじゃないからね。たまたま預かってるの」
比叡「あ、そうなんですね!」
白雪「二人はどうしてお店に?」
少女⑨「あたい達は寺子屋の宿題でシャケイカ田楽をしに来たんだ!」
清霜「シャケイカ田楽……食べ物?」
少女D「社会科見学だよ……」ニガワライ
少女⑨「あ、そっか」エヘヘ
電「そんな宿題があるんですね」オォー
店主「……いつもより騒がしいかもしれないけど、今回は我慢してね」ニガワライ
比叡「はい♪ 気にしませんよ♪ あ、金剛お姉さまからメモを預かってます!」つメモ
店主「…………ふふ、本当にあなたのお姉さんはユニークね」クスクス
比叡「はい♪ 自慢のお姉さまです!」ドヤァ
店主「じゃあちょっと待っててね。あなた達、お客さんのお相手をお願いね」
⑨・D『は〜い♪』
そして店主の女性は露店の奥へ引っ込み、その間は少女二人が露店を任された。
少女⑨「よぉし! あたいが今日のオススメを選んであげよう!」
比叡「何かな〜?」ニコニコ
少女⑨「このマリー・アントワネットのジャムだよ!」バァーーン
比・白・電・清『( ゚д゚)』ポカーン
少女D「えっと……マリー、ゴールドです……////」
少女⑨「あ、そうそう!」ニヘヘ
白雪「お花のジャムなんて初めて見ました……」ワァ
清霜「マーマ練度みたい!」
電「マーマレードのことなのです」ニガワライ
清霜「あ、そうそう、それ!」テヘヘ
少女D「試食も出来ますので、良かったらどうぞ」ニコッ
比・白・電・清『いただきま〜す!』
ぱくん……
比叡「わぁ……爽やかでいい香り〜。お姉さまのスコーンに合いそう!」
白雪「初めて食べましたけど甘さも丁度良くて、香りも良くて美味しい……」キラキラ
電「響お姉ちゃんのロシアンティーにぴったりなのです!」キラキラ
清霜「お〜い〜し〜!」キラキラ
少女⑨「でしょでしょ!? 今ならこの大瓶を四つ買うと四百円にするよ〜!」ニヤニヤ
妖精D「また勝手にそんなことして……」
店主「何勝手に割り引こうとしてるの?」ニッコリ
少女⑨「あ……あはは、いいい言ってみただけだよよよよ!?」
店主「まったく……はい、お待たせ。これね」
比叡「はい、ありがとうございます♪ お代です♪」
店主「……はい、確かに。あぁ、それとまた新しい紅茶をブレンドしたの。サンプルとして入れておいたから、今度来た時にでも感想聞かせて」
比叡「分かりました! ありがとうございます♪」
電「あの……このジャムの大瓶を一つくださいなのです!」
白雪「私にもください♪」
清霜「清霜にも〜♪」
比叡「私にもお一つください。気に入っちゃいました!」
店主「ふふ、分かったわ。二人共、袋詰めお願い」
⑨・D『はい!』セッセッ
比叡「おいくらですか?」
店主「そうね……まとめ買いってことでこれでいいわ」
比叡「え、四百円でいいんですか!?」
店主「この娘がそう言ったからね」フフ
少女⑨「え」
電「本当にいいんですか?」
店主「えぇ、いいわ」ニコッ
比叡「ありがとうございます♪」
白・電・清『ありがとうございます♪』
店主「良かったわね」ナデナデ
少女⑨「うん♪」ワハー
少女D「お品物です♪」つ袋
商品を受け取った比叡達は改めてお礼を言って、笑顔で鎮守府へ帰って行った。
店主「さて、そろそろ戻りましょうか」
少女⑨「分かった! やっと羽を出せるぞ〜!」ファサッ
店主「戻ってから出しなさい。まだここは
少女⑨「えへへ、は〜い♪」ヒュン
少女D「今日はありがとうございました。とても楽しかったです」ニコッ
店主「なら良かったわ」フフ
そして店主達は仲良く
今日は比叡さんの竣工日なので比叡さんと白雪ちゃん達のお使い風景を書きました!
比叡さんおめでとう!
そして分からない方には分からないネタでごめんなさいです。
では今回も読んで頂き本当にありがとうございました☆