キャラ崩壊含みます。
○○鎮守府、一三○○過ぎーー
執務室ーー
コンコンーー
提督「入りなさい」
ガチャーー
イク「ただいまなの〜!」ノシ
はち「失礼します」ペコリ
ゴーヤ「お邪魔するでち〜♪」
イムヤ「ただいま司令官! オリョクル終わったから、その報告に来たわよ♪」ニコッ
提督「む、そうか、分かった。皆、今日もよく無事で帰って来てくれたな。お疲れ様」ナデナデ
イク「んふふ〜♡ イクはそう簡単に沈まないの〜♡」ニコニコ
ゴーヤ「ゴーヤ達頑張ったからもっと褒めて〜♡」ニコニコ
はち「Danke……明日も頑張りますね♪」ニコッ
イムヤ「イムヤが頑張るのは、しっ、司令官のためだもん♡////」プイッ
提督「はは、皆、ありがとう……ん、イムヤ」ジーッ
イムヤ「え、な、何?////」ドキドキ
(近い近い////)←喜んでる
提督「ポニーテールにまとめている髪紐が解れているぞ」
イムヤ「え……本当?」
イク「もう少しで千切れちゃいそうなのね……」
ゴーヤ「そろそろ代えないといけないね〜」
はち「代えある?」
イムヤ「……今代えが無いのよね〜……」ニガワライ
イク「帰りに酒保で買ってくる?」
イムヤ「それが酒保で今在庫切れなんだって……来週にならないと入らないって明石さんが言ってたから」
提督「……なら近くの街へ買いに行くか?」
イムヤ「え!?////」ドッキーーン
提督「今日は思いの外仕事の量が少なくてな。時間に余裕もあるから、気分転換にドライブがてら連れて行ってあげよう」ニコッ
イムヤ「本当にいいの?////」モジモジ
提督「あぁ」コクリ
イムヤ「本当に本当?////」オズオズ
提督「本当だ」コクリ
イムヤ「やっぱり気分が変わったとか無しよ!?////」ズイッ
提督「大丈夫だ」ニガワライ
イムヤ「じゃ、じゃあ今準備してくる!♡ 待ってて!♡」
バタン……トトトトッ……
提督「はは、あんなにも喜んでもらえるとは嬉しいな」
はち「報告は後で報告書に改めて書きますね」ニガワライ
提督「あぁ、頼むよ」
はち「それと提督」
提督「ん?」
はち「ん」ユビサシ
提督「ん?」チラリ
イク・ゴ『ρ(тωт`) 』イジイジ
提督「ど、どうした二人共。そんな部屋の端で体育座りして床にのの字を書いたりなんかして……」
はち「イムヤだけズルいってことなんじゃないかな〜?」
提督「む……そうか。確かに贔屓は良くないな……よし、みんなで行こう」
イク・ゴ『(作戦通り……)』ニヤリ
イク「行くの〜!♡」
ゴーヤ「一緒に行くでち〜!♡」
はち「じゃあ、お言葉に甘えようかな〜」ニガワライ
提督「うむ、なら三人も外出用の服に着替えて来なさい」
三人『はい♪』
こうして提督はイムヤ達を街へ連れて行くことになった。
鎮守府付近の街ーー
イムヤ「」ムッスー
イムヤはご機嫌斜めだった。何故なら提督と二人きりでデートに行けると思っていたから。
イク「」ニコニコ
ゴーヤ「」ルンルン
イクとゴーヤは上機嫌だった。何故なら提督と街へ買い物に来れたから。
はち(しおい達が訓練で居なかったからしおいやまるゆとういうストッパーが居ない。今日は私が一人で二人のストッパー役か〜……)ニガワライ
はちは複雑な心境だった。何故ならついて来たのはいいが、ツッコミ役が自分しか居ないから。
提督「イク、ゴーヤ、もう少し離れてくれ。歩きにくい……」ニガワライ
イク「や〜、なの♪」ギューッ
ゴーヤ「観念するでち♪」ヒシッ
イムヤ「〜〜!」ゴゴゴゴゴ
はち「まあまあ、イムヤ」ニガワライ
提督はどうしようか悩んでいた。イクとゴーヤは上機嫌で提督の両サイドを固め、ガッチリと腕を掴んで離さない上に背後からイムヤの鋭い視線が痛々しく突き刺さり、はちも苦笑いを浮かべているだけだから。
はち「イムヤ、提督も悪気があった訳じゃないんだから」ドォドォ
イムヤ「そりゃあ、私が勝手に期待してただけだどさ〜」ムスッ
はち「ならそんな目で提督を睨むの止めなよ」
イムヤ「だって〜、イムヤのために連れて来てくれたのに、さっきからイク達ばっか相手にしてるんだもん……」
はち「そんなに悔しいなら後ろから抱きつけば?」
イムヤ「ダ、ダメよ、そんなの!//// 赤ちゃん出来たらどうするの!?////」←混乱
はち「今時の箱入り娘でもそんな発想ないよ」ニガワライ
イムヤ「////」プシュー
はち「はぁ……」ヤレヤレ
そんなこんなで提督達は街の雑貨屋へ到着した。
雑貨屋ーー
提督「着いたな」
はち「イク、ゴーヤ、あっちに面白そうなのあるから行こう」
イク「え、本当に!?」
ゴーヤ「何かな〜♪」
提督「あまりはしゃぐなよ?」
イク・ゴ・は『は〜い♪』
はち「」チラッ
イムヤ「」ボウゼン
はち「(頑張ってね♪)」クチパク
イムヤ「////」コクリ
提督「さて、イムヤは髪紐を選んで来るといい」ニコッ
イムヤ「し、司令官は?////」
提督「私は適当に店内を見て回る。じっくり見てくるといい」
イムヤ「店内をただ回るだけなら、私と行かない?////」ソデギュッ
提督「あぁ、イムヤがそう言うなら付き合おう」ニコッ
イムヤ「うん♡////」
(やった〜!♡)
ーー。
イムヤ「どれが丈夫かな〜」ウーン
提督「こっちには髪紐ではなく、組紐もあるぞ」
イムヤ「あ、本当だ……組紐の方が丈夫かな〜?」ウーン
提督「ならば質より量のこちらか?」つ百本入り
イムヤ「任務用だしこっちの方がいいわ♪ 色も赤であんまり目立たないし、これにする!」ニパッ
提督「そうか」ニコッ
イムヤ「あ……うん////」
(なんか本当にデートしてるみたい♡)ドキドキ
提督「なら、任務外用としてこれをイムヤに買ってあげよう♪」
そう言って提督は花柄のラッセルレースリボンをイムヤに見せた。
イムヤ「え、いいの!?////」
提督「あぁ勿論。さっきこれを見ていただろ? これを気に入ったのだと思ってな」
イムヤ「(そういうとこだけはちゃんと見てるんだから////)」ボソッ
提督「ん?」
イムヤ「何でもないわ♪ ありがと、司令官♡」ニパッ
提督「気にするな。日頃頑張ってくれているご褒美だ」ナデナデ
イムヤ「〜♡」デレデレ
ーー。
ゴーヤ「何でち、あのゲロ甘空間は?」イライラ
イク「イムイムだけズルいのね……」グヌヌ
はち「今回は二人が悪いの。それに二人はここに来るまでにベタベタしてたでしょ? ここはイムヤに譲りなよ」
イク・ゴ『……今回は譲るのね(でち)……』シブシブ
はち「うんうん」
その後、買い物を終えた提督達は鎮守府へと帰還した。帰っている最中も帰った後もイムヤは提督に買ってもらったリボンを眺めながら恍惚な表情を浮かべていたとかーー。
今日は潜水艦伊一六八の進水日なのでイムヤちゃんメインで書きました!
おめでとう、イムヤちゃん!
今回も読んで頂き本当にありがとうございました!