艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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駆逐艦のみ。

キャラ崩壊、他ネタ含みます。


艦これSS二百九話

 

 ○○鎮守府、一五○○ーー

 

 執務室ーー

 

 ガチャーー

 

睦月「失礼しま〜す!」ニャシィ

弥生「睦月、ノックしなきゃ……」オロオロ

望月「まぁ、開けちゃったなら仕方ないよ〜」

如月「失礼します、司令官。それとごめんなさい」ニガワライ

 

提督「あぁ、大丈夫だ。気にするな」ニコッ

文月(本日秘書艦)「あ〜、みんなどうしたの〜?」

 

睦月「あのねあのね! さっき食堂の前を通ったらかき氷フェアやってたの! 一つ百円だって!」

弥生「それでみんなで食べようってなって、なら司令官と文月も呼ぼうってなって……」

望月「こうして呼びに来たんだよ〜」

 

文月「わぁ〜! 司令官、あたし行きた〜い!」グイグイ

提督「あぁ、分かった。この書類が終わってからでもいいかな?」

文月「うん♪」ニパー

弥生「待ってます」キラキラ

睦月「みんなで行くにゃしぃ〜♪」

如月「そうね」クスクス

望月「ならあたしは卯月達にそう連絡しとくね〜」ポチポチ

 

 それから数分後、書類を書き終えた提督は睦月達と食堂へ向かうのだった。

 

 

 食堂までの道中ーー

 

提督「如月」

如月「なぁに、司令官?」

提督「いや、大したことではないんだ。ただ今日はポニーテールにしているんだなと、そう思ってな」

如月「夏だからまとめた方がいいかなって思ったの♪ ポニーテールの如月はどう?」クルリ

提督「あぁ、新鮮で素敵だな」ニカッ

如月「んふふ〜♡ そうよね〜♡」

 

 提督の言葉に如月はたまらず頬を緩める。そして上機嫌で提督の左腕に抱きつくのだった。

 

睦月「如月ちゃんずる〜い……なら睦月も〜♪」ミギウデギュッ

弥生「なら弥生は文月と手を繋ぐ♪」オテテギュッ

文月「ふみぃ〜♪ 望月(もっちー)もあたしとお手手繋ご♪」オテテギュッ

望月「はいはい」オテテギュッ

  (恥ずかしいけど、断るのは悪い気がしていつも断われないんだよな〜……////)

 

 みんなで和気藹々と雑談しながら歩いていると、あっという間に食堂へ到着した。

 

 

 食堂ーー

 

 カランカランーー

 

間宮「いらっしゃいませ〜」ニコッ

伊良湖「いらっしゃいませ!」

速吸「いらっしゃいませ〜!」

 

睦・如・弥・文・望『こんにちは〜』ペコリ

提督「お邪魔するよ」

 

間宮「卯月ちゃん達からお話は聞いています。あちらのお席へどうぞ♪」

伊良湖「どうぞ♪」

速吸「今お冷をお持ちしますね!」ニコッ

 

 そして提督達は卯月達の待つテーブルへ。

 

提督「やぁ、みんな。待たせてすまない」

卯月「しれいかん遅いぴょ〜ん!」プップクプー

提督「すまないな、卯月」ナデナデ

卯月「な〜んて嘘ぴょ〜ん♪ 全然待ってないぴょん♪」ニパー

提督「そうか……ありがとう」ナデナデ

卯月「〜♪」ゴロゴロ

皐月(いいな〜)ムゥ

長月(策士め……)グヌヌ

菊月(うーちゃんめ……)ムムッ

三日月「あはは……」ニガワライ

 

 そんなこんなで席に座る。

 

 ↓席順(提督の両サイドはLOVE勢がジャンケンで決めた)

 

 睦如提皐文望

  テーブル

  三長菊卯弥

 

提督「ここは私が持とう」

睦・卯・皐・文・望『やった〜♪』

長・菊『感謝する////』デレッ

弥・三『ありがとうございます』ペコリ

如月「ありがとう、司令官♡」ニコッ

 

速吸「お冷お持ちしました♪」コトッ

睦月「ありがとうございま〜す♪」

皐月「かき氷人数分、お願いします♪」

速吸「は〜い、少々お待ちください♪」

 

 そして数分後、速吸は人数分のかき氷と様々なシロップの入ったクーラーボックスを持ってやって来た。

 

速吸「シロップはご自由にどうぞ♪」

 

睦月「睦月はイチゴ〜♪」

如月「私は……グレープにするわ♪」

弥生「ブルーハワイ……」キラキラ

卯月「うーちゃんはピーチ♪」

皐月「ボクはレモンがいい!」キラキラ

文月「あたしオレンジ〜♪」

長月「私はメロンにしよう」キラキラ

菊月「なら私はコーラにする」キラキラ

三日月「私は……あ、日向夏みかん味なんてあるんですね……これにします♪」

望月「あたしはイチゴとブルーハワイ」キリッ

提督「……青りんごにしてみよう」

 

速吸「は〜い♪」

 

 こうしてそれぞれシロップを掛け、みんなで手を合わせる。

 

提督「いただきます」人

睦月型姉妹『いただきま〜す!』人

 

 ーー。

 

睦月「如月ちゃん。グレープ、一口頂戴♪」アーン

如月「あ〜ん♪」

睦月「ん〜♪ おいひぃ♪ 如月ちゃんもあ~ん♪」つかき氷

如月「ありがとう……あむ……ん、王道のイチゴも美味しい♪」

 

皐月「し、司令官もボクのレモン味、食べるかい?////」

提督「いいのか?」

皐月「////」コクコク

提督「ならありがたく頂こう」ヒョイパクッ

皐月「あ」

提督「うん、美味いな」ニカッ

皐月「そ、そう……////」ニヘヘ

  (本当はあ〜んってしたかったけど、あんな笑顔見せられたら何も言えないよ♡)キュンキュン

提督「お返しに皐月に私の青りんご味をあげよう。口を開けなさい」つかき氷

皐月「え、うん……あ〜……あむっ♡////」

提督「どうだ?」

皐月「うん……おいひぃ♡////」デレデレ

  (本当は味なんて分かんないけど////)ドキドキ

 

如月「司令官、如月にも食べさせて〜♡」アーン

提督「あぁ、いいぞ♪」つかき氷

如月「んふふ〜♡」パクン

 

長月「」ガツガツ

菊月「」モグムシャ

 

 ↑如月と皐月が羨ましいが何も言えずやけ食いする二人

 

三日月「そんなに急に食べちゃ……」

 

長月「うぐっ!?」キーーン

菊月「はぐっ!?」キーーン

 

三日月「あ〜……」

提督「大丈夫か、二人共?」ナデナデ

長月「だ、大丈夫だ//// だから撫でるにゃ////」カミッ

菊月「侮るな//// これしきで私はどうもしにゃい////」カミッ

三日月(思いっきり噛んでるよ、二人共)ニガワライ

皐月(実はあれが狙いだったりして……)カワイイネ...

 

文月「もっちーのかき氷、グレープみたいになっちゃったね〜」オォー!

望月「あたしはこの身体に悪い感じの味が好きなんだよね〜♪」アムアム

文月「味が混ざっちゃって変にならないの?」

望月「この混ざった味があたしは好きなんだよ♪」

文月「ふぇ〜……だからドクターペ○パーが好きなの?」

望月「そんな感じ♪」

 

卯月「弥生は食べずに何してるぴょん?」

弥生「味が全体に染みるようにシャクシャクしてるの……」シャクシャク

卯月「そんなことしなくても、食べてる間に染みるぴょん」

弥生「うん……でも気になっちゃって……」シャクシャク

卯月「食べる前に溶けちゃうぴょん」

弥生「分かってる……でもなんか使命感が……」シャクシャク

卯月「難儀な使命感だぴょん」ニガワライ

弥生「知ってるもん////」シャクシャクシャクシャク

卯月(話してる間にもう山半分が綺麗になくなってるぴょん!?)

 

 こうしてみんなでかき氷を堪能し、食べた後は温かい緑茶を飲み、暑い午後を穏やかに過ごすのであったーー。




 おまけーー

 その後ーー

文月「睦月ちゃん睦月ちゃん♪」クイクイ
睦月「ん〜?」
文月「んふふ〜♪」ニコニコ
睦月「ふふ、良いぞ〜♪」ニャシシ

睦・文『せ〜の♪』

睦・文『べ〜♪』

睦月「あはは♪ 文月ちゃん、ベロがオレンジ色〜♪」
文月「ふみぃ♪ 睦月ちゃんのは真っ赤っか〜♪」

 /ワイワイキャッキャッ\

皐月「ボクのベロはどうかな?」ベー
長月「黄色だな」フフ
菊月「そういう長月は緑色だぞ」フフフ
三日月「みんなベロが凄い色になってる」クスクス
望月「あたしは?」ベー
皐・長・菊・三『毒々しい!』キョウガク

提督「」ホホエマー
如月「ねぇ、司令官」クイクイ
提督「ん?」
如月「私のも見て♡」ベー
提督「おぉ、綺麗に紫色になっているな」ニコッ
如月「んふふ、でしょう?♡」
  (やっぱりこれくらいじゃ動じないわね……)

 その後、暫くみんなで互いの舌の色を見比べ、平和に時間は過ぎていったーー。

 ーーーーーー

今日は睦月ちゃんの進水日なので、睦月型姉妹をメインにかき氷ネタで書き上げました!
睦月ちゃんおめでとう!

おまけネタは小さい頃に友達とやってたのを思い出したので付け加えました♪

では今回も読んで頂き本当にありがとうございました☆

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