艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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今日も食堂は賑やかです。の談。

キャラ崩壊、他作ネタ、ネタ含みます。

※一部気分を害する話が出てきます。


艦これSS二百二話

 

 ○○鎮守府、一○○○ーー

 

 食堂ーー

 

食堂妖精a「洗い物すべて洗い終えました!」

食堂妖精b「洗い物すべて拭き終えました!」

食堂妖精c「洗い物すべて片付けました!」

間宮「はい、ご苦労様でした」ナデナデ

伊良湖「では妖精さん達は少し休憩してください」ニコッ

食堂妖精ズ『了解です!』ケイレイ

間宮「あとこれを休憩室でみんなで食べてね」つ包

伊良湖「間宮さんのアイスと私の最中で仕上げた最中アイスですよ♪」

食堂妖精ズ『(。✧Д✧)』アリガトウゴサマス!!

 

 /ヤッター! ハヤクイコウゼ! セカスナ!\

 

間宮「ふふ、あんなに喜んでもらえて嬉しいわ」クスクス

伊良湖「そうですね♪」エヘヘ

 

速吸「間宮さん、伊良湖さん、テーブル全部拭き終えました♪」

間宮「ご苦労様、速吸ちゃん」ニコッ

伊良湖「速吸ちゃんも最中アイスどうぞ♪」

速吸「えっ、いいんでしゅか!?」カミカミ

 

 シーーン……

 

間宮「」ニコニコ

伊良湖「」ニッコリ

速吸「…………いいんですか!?」←やり直す

 

間宮「えぇ、勿論よ」フフフ

伊良湖「わざわざ言い直さなくていいのに」クスクス

速吸「スルーしてくださいよぅ////」カァー

間宮「うふふ、気にしない気にしない」ナデナデ

伊良湖「お詫びに生クリーム追加してあげますね♪」

速吸「あ、ありがとうございましゅ……////」エヘヘ

 

 そしてーー。

 

間宮「どうぞ♪」

伊良湖「召し上がれ♪」

速吸「頂きま〜す!」人

 

 ぱくっ

 

速吸「はわ〜、おいひぃ〜……ひあわしぇ〜♪」ワハー

間宮「良かったわ」ニコニコ

伊良湖「作った甲斐がありますね♪」

 

 ーー。

 

速吸「ご馳走様でした〜!」人

間宮「お粗末様」ニコッ

伊良湖「あ、速吸ちゃん、ほっぺにクリームが」フキフキ

速吸「あ、ありがとうございます////」ハワワ

 

速吸「じゃ、じゃあ、速吸はお絞りと台布巾を洗ってきましゅ////」カミカミ

間宮「はい、お願いね」ナデナデ

伊良湖「ゆっくりでも大丈夫だからね」ナデナデ

速吸「は、はひ……////」ァゥ

 

 カランカランーー

 

間宮「いらっしゃいませ〜」ニコッ

伊良湖「いらっしゃいませ〜!」

速吸「い、いらっしゃいませ〜////」

 

北上「さっきぶり〜♪」ノシ

大井「こんにちは~」ニコッ

 

間宮「あら、何か忘れ物でも?」

速吸「でも忘れ物ボックスには何もないですよ?」

 

北上「あ〜、そんなんじゃないの〜」

大井「今私達の部屋は入室出来ないので、こちらにお邪魔しました」ニガワライ

 

伊良湖「え、何かあったんですか?」

北上「何もないよ〜。ただ、今アタシ達の部屋で害虫駆除のバル○ンやってるんだよ〜」

間宮「まぁ……それはそれは……」

速吸「バル○ンってことは出たんですか?」ガクブル

大井「ヤツの存在は今シーズンはまだ確認してません。ですがヤツを見ずに済むように私達の部屋では四月から毎月バル○ンで予防線をはってるんです」

伊良湖「毎月……」

北上「大井っちはアレを見るとすぐに殺虫剤+ライターで世紀末に出て来そうなギャングみたく『汚物は消毒だ〜!』って発狂するからね〜」ヤレヤレ

大井「私はヤツの存在そのものが嫌なんです!」

間・伊・速『』ニガワライ

 

北上「てな訳なんで暫く厄介になるね〜」ノ

間宮「はい、何も気にせず、ごゆるりとお過ごしください。今冷たいお茶をお淹れしますね」ニコッ

大井「ありがとうございます」ペコリ

北上「ただ置いてもらうのも悪いから〜……あ、しろくま(アイス)一つ♪」

伊良湖「畏まりました♪」

 

 ーー。

 

速吸「お茶をお持ちしました〜」つ湯呑

北上「くるしゅ〜な〜い」ノシ

大井「ありがとう」ニコッ

 

速吸「そういえば、お部屋に入れない間、他の姉妹の方々はどうしてるんですか?」

北上「どうもしてないよ〜」

速吸「へ?」

大井「いつもバル○ンをやる時はみんな任務がある時にしてるの」

北上「だからみんな帰って来る頃には終わってるよ♪」

速吸「な、なるほど〜」オォー

 

北上「そういえば食堂ってそういう対策ってしてるの?」

速吸「え? え〜と……」アセアセ

間宮「勿論、ちゃんしてますよ」ニコッ

伊良湖「しろくま、お待たせしました♪」

北上「わぁい♪」アムアム

大井「北上さん可愛い〜……っとと、食堂の防虫対策ってどんなことしてるんですか?」

間宮「二十四時間体制で妖精さん達がパトロールしてくれてます♪」

北上「おぉ〜」

伊良湖「でも前は害虫の報告より赤城さんの侵入報告の方が多かったんですよね」ニガワライ

大井「一航戦が聞いて呆れます」ヤレヤレ

 

間宮「でも明石さんの酒保や鳳翔さんの居酒屋のおかげで今は無くなりましたよ」ニコッ

大井「提督からは良くお菓子を貰ってますしね、あの人は……」チッ

北上「良くそんなの知ってるね〜……やっぱ好きだと自然とそういうのは目に入っちゃうのかな〜?」ニヤニヤ

大井「そそそそそんなことないでありんすですわよよよよよよ////」←混乱

北上「大井っちはもう少し素直になろうね」カタポンッ

大井「言わないでください……自覚してますから////」ペタリ

 

北上「まぁ大井っちからしたら、赤城さんが提督から気兼ねなくお菓子を貰えるような親しい関係なのが羨ましいんだよね〜」ニヤッ

大井「えぇ、とても羨ま……しいだにゃんて思ってましぇんからね!?////」カミカミ

北上「ふ〜ん」ニヤニヤ

間宮「」アラアラ

伊良湖「」ニガワライ

速吸「」オォー!

 

大井「ただ私が思ってるのは、提督からあーんとか、提督の手に触れたお菓子を貰ってる赤城さんを見てて悔しいってだけでしてあるからして!////」テーブルバンバン

速吸「大井さん、落ち着いて〜」アタフタ

 

間宮(恋する乙女ね……)クスクス

伊良湖(可愛いらしい……)ニコニコ

北上(それを人は嫉妬と言う……)ニヤニヤ

 

大井「そんな目で私を見ないでぇぇぇ!!////」

 

 大井はとうとうオーバーヒートし、顔を真っ赤にしたままフリーズした。

 

 そして間宮達は固まる大井に一礼した後でそれぞれの作業に戻り、北上は固まる大井をよそにしろくまを食べるのであったーー。




 おまけーー

 食堂、一二○○過ぎーー

舞風「ねぇ、大井さんどうしたのかな?」モグモグ
野分「確かに……どうしたのかしら?」
嵐「真っ赤のまま動かねぇな……」モキュモキュ
萩風「体調が優れないのかな?」
野分「でも隣に居る北上さんは平然と漫画を読んでるわね……」
嵐「なら大丈夫なんじゃね?」

舞風「あ、提督が大井さんに声かけたよ!」
萩風「喜んで……る?」
嵐「耳まで真っ赤になったな〜」
野分「司令は心配そうにしてるけど、北上さんは笑いを堪えてる……」
舞風「あ、提督が大井さんをお姫様抱っこしたよ!」
野分「心配だから医務室へ運ぶみたいね」
嵐「すげぇ暴言吐いてるな……」
萩風「でも手はしっかりと司令の肩に回してる……」
舞風「大井さんって器用なんだか不器用なんだか分かんないね〜」
野分「色々あるのよ、きっと……」
嵐「あれで隠してるつもりらしいしな」
萩風「へぇ〜、隠してるつもりないと思ってた〜」

 そして大井が運ばれるのを野分達、第四駆逐隊は涼し気に眺めながら昼食をとるのであったーー。

 ーーーーーー

今回は日常系なお話にしました♪
そして今日は大井さんの進水日で間宮さんと舞風ちゃんの竣工日! みんなおめでとう!

嫌なものを連想させるネタで申し訳ありませんでした。

そして此度も読んで頂き本当にありがとうございました!

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