艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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駆逐艦、潜水艦メイン。

キャラ崩壊、ネタ含みます。


艦これSS百九十九話

 

 ○○鎮守府、一四○○ーー

 

 執務室ーー

 

提督「」カリカリ←提督、仕事中

 

三日月(本日秘書艦)「司令官、次はこちらの書類をお願いします」

 

提督「任せなさい。そこにまとめて置いてくれ」

三日月「はい!」

 

 コンコンーー

 

提督「入りなさい」

 

 ガチャーー

 

卯月「来たぴょ〜ん♪」

文月「失礼しま〜す♪」

弥生「失礼します」ペコ

 

提督「何かあったのか?」

三日月「他のみんなは?」

 

文月「あのねぇ、あたし達みんなで司令官に頼まれて、倉庫の整理してたでしょ〜?」

卯月「そしたら途中でイムヤちゃんとしおいちゃんとまるゆちゃんが来て、手伝ってくれたから終わったんだぴょん♪」

弥生「」コクコク

 

提督「む、そうなのか……後で睦月達と手伝ってくれたイムヤ達にお礼をしなければな」

三日月「それで、他のみんなは?」

 

弥生「そのことでちょっと相談が……」

提督「何かな?」

卯月「みんなで整理をしてたらビニールプールを二つ見つけたぴょん!」

文月「ねぇねぇ、今日暑いから今からそれで遊んでもいい〜?」

提督「ははは、そういうことか。そういうことなら使ってもいいぞ。ただし、一六○○までだ。それ以降だと体が冷えて風邪を引いてしまうかもしれんからな」

 

文月「は〜い♪」

卯月「やったぴょん♪」

弥生「ありがとうございます」ペコリ

 

 提督の許可を得た三人は大喜び。

 

文月「三日月ちゃんも一緒に遊ぼ〜♪」

卯月「そうだぴょん♪ みんなで入るぴょん♪」

三日月「でも私はまだ司令官の補佐が……」

 

 三日月は眉尻を下げ困った様な表情で提督を見た。

 

提督「ならば少し早いが休憩にしよう……それならみんなで水遊び出来るからな」

三日月「えぇ、いいんですか!?」キラキラ

提督「あぁ、いいとも」ナデナデ

三日月「えへへ〜♪」

 

卯月「休憩なら司令官も一緒に遊ぶぴょん♪」

文月「遊ぼ〜遊ぼ〜♪」グイグイ

弥生「」キラキラ←期待の眼差し

提督「私は入れないが涼む程度だな……それでもいいなら同行しよう」ナデナデ

卯・文『やった〜♪』

弥生「」ガッツポーズ

三日月「あ、でも水着は?」

卯月「そこは大丈夫だぴょん♪」

文月「それより早く行こ〜♪」

提督「私は一服してから行くから、みんなは先に準備をしてくるといい」

卯・文『は〜い♪』

弥・三『はい』ニッコリ

 

 そして弥生達は元気よく執務室を後にした。

 提督はそんな弥生達を見送りった後で、煙草一本とジッポライターを持って中庭へ向かった。

 

 

 物置倉庫の手前ーー

 

しおい「まさか許可が出るなんてね♪」シュコシュコ

イムヤ「流石、司令官は話が分かるわよね♪」ジャババ

まるゆ「みんなもそろそろ着替えが終わる頃かな?」ニコニコ

 

 睦月達が水着に着替えている間、イムヤ達はビニールプールを膨らまし、膨らまし終えたやつには水を入れ始めていた。

 

提督「みんな〜」ノシ

 

 するとそこへ提督が合流する。

 

しおい「あ、提督〜」ノシ

イムヤ「////」サッサッ←髪整え

まるゆ「」ニコニコ

 

提督「三人が倉庫整理を手伝ってくれたようだな。ありがとう、今度何かお礼をしよう」ナデナデ

しおい「やった♪ なら今度、甘い物奢って♪」

まるゆ「ま、まるゆは大丈夫ですから!」ハワワ

イムヤ「こういう時は遠慮しちゃダメよ♪ ね、司令官?」

提督「そうだとも。まるゆは何がいい?」ニコッ

まるゆ「な、なら、アイスクリームが欲しい……です////」モジモジ

提督「分かった」ナデナデ

イムヤ「イムヤは〜、パフェがいいな♪」

提督「了解だ」ニカッ

イムヤ「〜♡」デレェ

 

 そして提督はイムヤ達とビニールプールの準備を進めた。

 

 ーー。

 

 準備が完了し、イムヤ達が先にプールへ入ると同時に今度は睦月達が合流した。

 

睦月「お〜い、みんな〜!」ノシ

 

 睦月達はイムヤ達とお揃いの水着(スク水)とビニールサンダル姿だった。

 

睦月「わ〜♪ プールだ〜!」キャッキャッ

卯月「早く入るぴょん♪」

弥生「入る……!」キラキラ

文月「わぁい♪」

望月「たまにはこういうのもありかな〜」

三日月「結構広いからみんなで入れそう♪」

 

 わいわいとビニールプールへ突入していく睦月達だったが、その一方ではーー

 

如月「司令官、どう? こんな如月もありよね?」クルッ

提督「あぁ、そうだな。新鮮でいいと思うぞ」←意味を分かってない

如月「ふふ、司令官ならそう言ってくれると思ってたわ♡」ニコニコ

 

皐月「し、司令官……ど、どど、どうかな、ボクの水着姿? イムヤさん達と同じだけど……////」モジモジ

提督「似合っているじゃないか。可愛いぞ」ナデナデ

皐月「ほ、本当!?////」ドキドキ

提督「あぁ」ニカッ

皐月「えへへ……やった♡」ニヨニヨ

 

長月「ったく、プールごときで浮かれて……////」ドキドキ

菊月「そうだ……司令官も甘いんじゃないか?////」ドキドキ

 

長月(し、しし、司令官が私の水着姿を見ている////)

菊月(私のことも褒めてくれるかな……?////)

 

提督「はは、手厳しいな。でもたまにはいいじゃないか。それに二人も似合っているよ」ニカッ

長月「そ、そうか♡////」ニヨニヨ

菊月「ふ、ふん♡////」デレデレ

 

長・菊『(やった〜♡)』

 

ーー提督を慕うLOVE勢はプールそっちのけで提督からの褒め言葉に恍惚な表情を浮かべるのであった。

 

 

睦月「にゃしぃ♪」バシャ

三日月「睦月姉さん、冷たいです〜♪」

 

まるゆ「まるっとお見通しだ〜♪」バシャ

睦月「うにゃ〜……やられた〜♪」

文月「反撃開始〜♪」バシャバシャ

まるゆ「ひゃわ〜♪」

しおい「あはは、流石は駆逐艦だね」ニコニコ

イムヤ「対潜はお手の物ね」クスクス

 

卯月「ぴょ〜ん♪」バッシャーン

弥生「……冷たい……」

卯月「お、怒ったぴょん?」

弥生「怒ってないよ……怒ってなんか……」

卯月「ご、ごめんだぴょん!」

 

 /ワイワイキャッキャッ\

 

如月「司令官、折り畳みの椅子持ってきたからここに座って♡」

提督「あぁ、ありがとう」ナデナデ

如月「いいのよ、司令官♡」ニコニコ

 

長月「い、一緒には入れないが、こっちのプールは私達しか居ない////」

菊月「私達はあんなにはしゃぐつもりもないからな……あ、足だけでも浸かったらどうだ?////」

提督「ならば少しお邪魔させてもらおう」ナデナデ

長月「こ、こら! 気安く撫でるにゃ!♡////」ハニャーン

菊月「こ、こんなことで私は……♡////」トローン

 

皐月「司令官。靴とか濡れないようにボクがあっちに置いてきてあげるね♡」

提督「何から何までありがとう」ナデナデ

皐月「えへへ……いいんだよ、司令官♡」ニパー

 

望月(LOVE勢ってすげぇ〜……静かだからいいけど)ボケェ

 

 こうして暑い午後を涼しく過ごし、提督達は一足早い夏を楽しんだーー。




今回はちょっと早いですがビニールプール回にしました♪
家具で夏先取りセットが出たので思い付きました!

今日は三日月ちゃんの進水日です♪
ミカちゃんおめでとう!
そして昨日は弥生ちゃんの進水日でした!
重ねておめでとう、弥生ちゃん!

今回も読んで頂き本当にありがとうございました☆

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