艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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潜水艦、軽空母メイン。

キャラ崩壊、若干のR-15含みます。


艦これSS百八十四話

 

 ○○鎮守府、一○○○ーー

 

 食堂の裏口付近ーー

 

龍鳳「ん〜……いい天気ね〜」ノビー

 

龍鳳(洗濯物もこれならよく乾くわね♪)

 

 龍鳳は食堂でみんなが使うおしぼりタオルと台拭きタオルの洗濯中である。

 

鳳翔「龍鳳さん、私も手伝いますね」ヒョコ

龍鳳「あ、鳳翔さん。ありがとうございます♪」

鳳翔「いえいえ、二人でやった方が早く終わりますから」ニコッ

龍鳳「はい♪」

 

「あ〜! 龍鳳と鳳翔さんなのね〜!」

 

龍鳳「?」クルッ

鳳翔「あら、こんにちは」ニコッ

 

 声のした方へ視線を移すと、そこにはイク、ゴーヤ、呂の潜水艦三人と提督が居た。

 

龍鳳「提督、こんにちは。みんなもこんにちは」ニコッ

提督「あぁ、こんにちは」ニコッ

イク「こんにちはなの〜♪」

ろ「こ〜んに〜ちは〜♪」ノシ

ゴーヤ(本日秘書艦)「こんにちはでち」ニコニコ

 

鳳翔「珍しいですね。提督が食堂の裏口にいらっしゃるなんて」

提督「今日はいい天気だったからな。ゴーヤに言われて散歩しに来たんだ」ナデナデ

ゴーヤ「えへへ♡」ニヨニヨ

イク(ズルいの……)グヌヌ

ろ「ろーちゃん達はそこで会ったから一緒にお散歩してるの♪」ニパッ

龍鳳「ふふ、そうなんだ」ナデナデ

ろ「うん♪」

 

提督「鳳翔達は……食堂で使うタオルの洗濯か。いつもありがとう」ニカッ

鳳翔「いえいえ♪」

龍鳳「大切なことですから♪」

 

提督「せっかくだ私も手伝おう」

鳳翔「そんな……お気持ちだけで十分です!」

龍鳳「そうですよ! それにせっかくこの子達とのお散歩中なのに……」

イク「みんなでやった方が早く終わるの♪」

ろ「ろーちゃんお手伝いするって!」ピョンピョン

ゴーヤ「お手伝いしたいでち!」フンス

提督「だそうだぞ?」ニコッ

鳳翔「……では、お言葉に甘えますね」フフ

龍鳳「よろしくお願いします」ペコリ

提督「あぁ、みんなで頑張ろう」

全員『はい♪』

 

 そして提督達を加えて洗濯を再開した。

 鳳翔がタオルを手洗いし、龍鳳がそれを濯ぎ洗い、提督が濯がれたものを絞り、イク達がどんどん干していくという流れ作業になった。

 

提督「天気がいいのはありがたいが、その分この時期は蒸し暑いな」

鳳翔「提督はいつもの軍服ですからね。無理をせずに上着を脱いではいかがですか?」

龍鳳「脱いだ上着はあちらに掛けますから」ニコッ

提督「あぁ、そうしようか」ヌギッ

 

鳳翔「っ!?////」

龍鳳「////」ドキッ

イク「////」ニヤァ

ゴーヤ「////」ガンミ

ろ「???」

 

 提督が上着を脱ぐ仕草に鳳翔達LOVE勢は目が釘付けになった。

 

提督「ふぅ……やはりワイシャツになると涼しいな!」

 

龍鳳「……上着預かりますね////」キラキラ

提督「ありがとう。頼むよ」

龍鳳「はい♡」ウケトリ

 

提督「さて、残りをやってしまおう」

鳳翔「はい////」キラキラ

イク「頑張るの〜!」キラキラ

ゴーヤ「やるでち♪」キラキラ

ろ(みんなキラキラしてる〜!)ビックリ

 

 そしてまたみんなで作業を再開するのであった。

 

 

 数十分後ーー。

 

鳳翔「これが最後です」

龍鳳「はい……提督、お願いします」

提督「任せなさい」ギュッ

 

提督「イク、頼む」

イク「は〜い♪」

 

ゴーヤ「全部終わったでち♪」

ろ「終わった〜って!」バンザーイ

 

間宮「皆さん、お疲れ様です♪ 冷たいお茶をお淹れしましたよ♪」

伊良湖「期間限定のアイス最中もどうぞ♪」

イ・ゴ・ろ『やった〜!』

提督「ありがとう、二人共」

鳳翔「ありがとうございます」ニコッ

龍鳳「ありがとうございます♪」

 

 間宮達の気遣いに提督達は揃ってお礼を言い、間宮達は笑顔を返して食堂へ戻る。そして食堂妖精さん達が用意してくれた椅子に座ってみんなで一息つく。

 

鳳翔「ふぅ……冷たくて美味しいですね」ホッコリ

龍鳳「そうですね……私、少し汗かいちゃいました」ニガワライ

イク「後で海に飛び込むの♪」

ゴーヤ「きっと気持ちいいよね♪」

ろ「ろーちゃんも行く〜!」

提督「海から上がったらちゃんと身体は拭くんだぞ?」

イ・ゴ・ろ『は〜い♪』

 

イク「提督達も一緒に入る?」

 

鳳翔「私は遠慮します」ニガワライ

龍鳳「私もちょっと……」ニガワライ

提督「入るならせめて足くらいだな」

イク「えぇ〜!」

ゴーヤ「てーとく達もゴーヤ達みたいに水着に着替えればいいんでち♪」

ろ「そうしよう♪」

 

鳳・龍『え』

提督「こらこら、二人が困っているじゃないか」ニガワライ

ゴーヤ「むぅ〜」

イク「でも明石さんの酒保に行けばイク達と同じ水着売ってるの♪」

鳳翔「さ、流石に私達がイクちゃん達の水着を着るのは……////」

龍鳳「ちょっと……////」

ろ「二人共似合うと思うのにな〜」

 

提督「鳳翔達の水着姿か……」

鳳翔「あ、あの、提督!//// 想像しないでください!////」アワワ

龍鳳「そ、そうですよ!////」ハワワ

提督「す、すまない……でも、二人はいつも着物だから新鮮で私はいいと思うぞ……」

鳳・龍『っ!?////』ドキッ

 

提督「……これではセクハラ発言だな……重ね重ねすまない」フカブカ

鳳翔「(提督が見たいのでしたら、私は……////)」ゴニョゴニョ

龍鳳「(スクール水着じゃなくてちゃんとした水着なら……////)」ハゥ

提督「???」

鳳翔「こ、この話はま、またの機会でお願いします////」ハゥ

龍鳳「////」コクコク

提督「あ、あぁ……本当にすまない」

鳳・龍『はい……////』カァー

 

ろ「あ、アイス最中溶けちゃうって!」ハムハム

イク「それは死活問題なの!」パクパク

ゴーヤ「早く食べなきゃ!」アムアム

提督「……私達も食べようか」ニガワライ

龍鳳「そうですね////」パクッ

鳳翔「(身体が)熱いので丁度いいですね////」パクン

 

 その後、ゴーヤ達は海に飛び込み、提督と鳳翔達は埠頭の浅瀬に足だけ浸かるのだった。




今回は日常系のお話にしました!
鳳翔さんと龍鳳さんのスク水姿とかマニアック過ぎですかね……申し訳ないです。

今回も読んで頂き本当にありがとうございました!

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