キャラ崩壊含みます。
○○鎮守府、一五○○ーー
神風「お二人共、どこに行くんですか〜?」
羽黒「私達の部屋だよ」ニッコリ
春風「皆さんのお部屋で何かあるのですか?」
足柄「それは着いてからのお楽しみ♪」
神・春『???』
神風と春風は自主訓練を終えて部屋へ戻る途中、羽黒と足柄に声をかけられた。
そして羽黒達に手を引かれ、神風達は何も知らされぬまま部屋へと足を踏み入れた。
重巡洋艦寮、妙高型姉妹部屋ーー
ガラガラーー
足柄「ただいま〜♪ 二人を連れてきたわよ〜!」
羽黒「どうぞ」ニコッ
神風「し、失礼します!」
春風「失礼致します」ペコリ
妙高「いらっしゃい」ニコッ
那智「よく来たな。座るといい」
↓席順
妙 神 羽
テ ー ブ ル
那 春 足
那智「いきなりで悪いな。妙高がどうしてもお前達とお茶したいと言ってな」
神風「い、いえ! 嬉しいです!」
春風「お招きありがとうございます」ニコッ
妙高「ふふ、良かったわ……今お茶を淹れるわね♪」
足柄「まぁ堅苦しいのは無しでゆっくりしなさいな」
羽黒「私はお茶菓子を持って来ます」ニコッ
妙高「
神風「はい! みんな優しい方ばかりですし、仲間も沢山いるのでとっても楽しいです!」ワハー
那智「春風はどうだ?」
春風「神風お姉様と同じです。皆様が揃っていて、とても幸せです」ニッコリ
足柄「嬉しいこと言ってくれるわね〜♪」
妙高「私達もお二人にまた再開出来て幸せよ」ニコッ
神風「あ、あ……ありがとう、ございます……////」
春風「ありがとうございます」ペコリ
那智「そう硬くなる必要はないぞ、神風」
神風「す、すみません……////」ウツムキ
春風「神風お姉様は皆様をとても慕っていますから、きっと緊張してしまっているんです」ニコッ
神風「は、春風!////」カァー
春風「何ですか、お姉様?」
神風「うぅ〜////」プシュー
足柄「」クスクス
那智「」フフフ
妙高「」ニコニコ
羽黒「もぉ〜、神風ちゃんのお顔が真っ赤じゃないですか……姉さん達も笑ってないで助け舟を出してあげるとかしてあげてください。ね〜?」ナデナデ
神風「あ、ありがとうございます////」
春風「ふふ、ごめんなさい。お姉様」クスクス
妙高「ごめんなさいね、神風ちゃん」ナデナデ
神風「い、いえ////」
それから妙高が淹れたお茶をみんなに配り、羽黒は持ってきたお茶菓子のカステラをみんなに配った。
妙高「召し上がれ」ニコッ
神風「い、いただきます!」キラキラ
春風「いただきます」ニコニコ
パクッ……
神風「おいひぃでふぅ〜♪」ワハー
春風「とても美味しいです、ありがとうございます」ニッコリ
妙高「お口に合って良かった」ニコニコ
那智「いい顔をして食べるな」フフ
足柄「可愛いわね〜」クスクス
羽黒「まだあるからいっぱい食べてね」ニコッ
神風「はい♪ ありがとうございます!」ハムハム
春風「お心遣いありがとうございます」パクン
神風は嬉しそうな顔でハムスターの様にカステラを頬張り、春風は満面の笑みでリスの様にカステラを食べている。
妙高姉妹『(可愛い♪)』ホホエマー
二人が幸せそうに食べるところを妙高達は微笑ましく眺める。それはまるで小動物に癒される感覚に近かった。
神風「妙高さん達は食べないんですか?」
春風「皆様とご一緒に食べたいです」
妙高「そうね、みんなでいただきましょう」ニコッ
足柄「いただきま〜す♪」
那智「私も一ついただこう」
羽黒「いただきます」人
こうしてみんな美味しいカステラを食べ、美味しいお茶を飲み、至福の時を過ごした。
一七○○過ぎーー
足柄「んじゃ、二人を寮まで送っていくわね」
那智「何もないだろうがよろしく頼むぞ」
羽黒「はい♪」
神風「今日はありがとうございました!」フカブカ
春風「お茶もお菓子もとても美味しく頂けました。本当にありがとうございました」ペコリ
妙高「またみんなでお茶しましょうね」ニッコリ
妙高はそう言った後に神風と春風の頭を優しく撫でた。神風ははにかみながら頷き、春風は笑顔で頷いた。そして二人はまた一礼して羽黒と足柄に連れられ部屋を後にした。
妙高「さて、片付けましょう」
那智「私も手伝おう」
妙高「あら、ありがとう」ニコッ
ーー
妙高「二人共可愛かったわね〜♪」カチャカチャ
那智「そうだな」フキフキ
妙高「何だか新しい妹が出来たみたいだったわ」フフフ
那智「良かったじゃないか」
妙高「えぇ♪ 羽黒も今はそんなに甘えてきてくれないから、久しぶりにお姉ちゃんお姉ちゃん出来て私まで満たされちゃったわ♪」ルンルン
那智「なんだその『お姉ちゃんお姉ちゃん』とは?」
妙高「お姉ちゃんお姉ちゃんはお姉ちゃんお姉ちゃんよ♪」ニコニコ
那智「そうか……」フフフ
妙高「今度、二人に私達の制服でも作って着せてあげようかしら♪」
那智「おいおい……」ニガワライ
妙高「朝風ちゃんや松風ちゃん達も姉妹に入れちゃおうかしら♪」
那智「どれだけ姉妹を増やす気だ……」
妙高「だって姉妹は多い方が楽しいじゃない。神風ちゃん達なら素直に甘えてくれるもの」ニコニコ
那智「全く……」
そうつぶやいてから那智は妙高の背中にそっと抱きついた。
妙高「那智?」
那智「私だってたまには甘えるぞ」ギューッ
妙高「ふふ、嬉しいわ」
那智(ちょっとだけ神風達に嫉妬してる自分が恥ずかしい……////)
妙高「なんなら膝枕もしてあげましょうか?」
那智「それは流石に恥ずかしい……////」
妙高「あら、残念」クスッ
こうして仲間との絆、姉妹との絆を育み、彼女達はまた一つ強くなるのであったーー。
今回はまったりほのぼの回にしました!
読んで頂き本当にありがとうございました!