艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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重巡洋艦メイン。

キャラ崩壊、R-15含みます。

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艦これSS百六十三話

 

 ○○鎮守府、二一三○ーー

 

 当鎮守府は本日の作戦を終え、皆それぞれ明日も同じように行われる春の大規模作戦の出撃に備えて、各自で体を休めていた。

 

 鎮守府風呂場ーー

 

 カポーーン……

 

 洗い場にてーー

 

古鷹「今日もみんな無事に帰還出来て良かったね」ゴシゴシ

加古「だな〜……んでもって風呂でリフレッシュした後は明日に備えて『おやすみなさい』だ〜」コシコシ

古鷹「加古はまだ今日の出撃報告書がまだなんだからそれが終わるまでは寝かさないからね?」

加古「いやん、古鷹ったら大胆〜♪」

古鷹「夜通し夜戦訓練したいなら付き合うよ?」ニ"コ"ニ"コ"

加古「すみません冗談なんですすみません」ドゲザ

古鷹「もう……しっかりね」

加古「イエスマイシスター!」

古鷹「」クスッ

 

 ガラッーー

 

衣笠「あれ、二人も今お風呂〜?」

青葉「お疲れ様です♪」ノシ

 

古鷹「あ、お疲れ様。そうなの……二人もこの時間にお風呂って珍しいね」ニコッ

加古「お〜っす♪」ノシ

 

衣笠「そうなの。青葉が今日の出撃報告書をなかなか書かないからこんな時間になっちゃって〜」ジロッ

青葉「ん〜、やはりこの時間帯は空いてますね〜♪」シレッ

衣笠「(# ゚Д゚)」

古鷹「まあまあ、衣笠」ドォドォ

加古「そういや、何であたしと古鷹はこんな時間に風呂入ってんだろ?」

古鷹「加古が起きてくれなかったから」ニ"コ"ニ"コ"

加古「あ、あぁ〜……すみません……」ガクブル

衣笠「まあまあ、古鷹ちゃん」ドォドォ

 

青葉「あっ、せっかくなのでみんなで背中流しっこしません?」

加古「おっ、いいじゃん♪」

衣笠「強くやり過ぎないでよね」

古鷹「青葉もそこら辺は加減するよ」ニコッ

青葉「ですですぅ♪」

衣笠「」フアンダナー

 

 そんなこんなで四人は仲良く背中を流し合うことに。

 

 並び&向き↓

 

 加古←古鷹←衣笠←青葉

 

加古「んあ〜、いいね〜」

古鷹「衣笠、もう少し強くてもいいよ〜♪」

衣笠「は〜い♪」ゴシゴシ

青葉「(-д☆)」

 

青葉「衣笠の背中や腰は綺麗ですね〜」コシコシ

衣笠「ちょ、青葉! くすぐったい!」

青葉「え〜、でも〜、強くやるとお肌傷めちゃいますし〜」コシコシコシコシ

衣笠「どさくさに紛れて脇までくすぐらないでよ!」アワワ

青葉「まあまあ遠慮せずに〜♪」ワシワシ

衣笠「きゃん、ちょ、青葉ったら!////」

青葉「あはは♪」ワシワシワシワシ

 

 ごちん!←衣笠のげんこつ炸裂

 

青葉「」チーン

衣笠「全くもう……青葉のバカ!////」ハァハァ

古鷹「あはは……」ニガワライ

加古「そろそろ向き変える〜?」

青葉「そ、そうしましょうか……」タンコブサスサス

 

 加古→古鷹→衣笠→青葉

 

青葉「衣笠〜……ちょ、ちょっと痛いです〜」

衣笠「え? 何言ってるか分かんない」ゴッシゴッシ

青葉「ひぃぃぃ〜」アワワ

衣笠「」ゴッシゴッシゴッシゴッシ

古鷹「」ニガワライ

加古「(-д☆)」

 

加古「」セナカツンツン

古鷹「ん? どうしたの、加古?」

加古(効かない……だと!?)

  「」セナカツンツンツンツン

古鷹「だから何〜?」

加古(小癪な……これならどうだ!)

  「」セナカツーツー

古鷹「ねぇ、さっきから突いたりなぞったり何なの?」

加古「うわ〜ん!」ゴシゴシ

古鷹「な、何なの!?」

 

衣笠(古鷹ちゃんってくすぐりに強いんだ……)

青葉「衣笠〜! そろそろお許しを〜!」ハワワー!

衣笠「あ、ごめん。忘れてた」パッ

青葉「うぅ~、絶対に青葉の背中は今赤いです」ヒリヒリ

衣笠「元はと言えば青葉が私に悪戯したのが悪いんだからね」セナカツンツン

青葉「あう!? ごめんなさい! もうしませんから、今は優しくしてください!」アワワー!

衣笠(面白い♪)

  「」セナカツンツンツンツン

青葉「あわわわ〜!」

 

 青葉は逃げ出した!

 

衣笠「あ……えへ☆」テヘペロ

 

 こうして四人はやっと湯船へ浸かるのであった。

 

 チャポーン……

 

青葉「あ〜……まだ背中がヒリヒリします〜」

衣笠「自業自得」

加古「あ〜……なんか不完全燃焼だ〜」

古鷹「???」

 

 ーー。

 

衣笠「ん〜、今日も疲れた〜」ノビー

古鷹「疲れた体にお風呂は気持ちいいよね」ニコニコ

青葉「加古さ〜ん、起きてくださ〜い!」ペシペシ

加古「お、お〜! 悪ぃ悪ぃ」アハハ

 

古鷹「寝ても今度は無理矢理にでも起こすからね?」ニコッ

加古「アッハイ」

青葉「流石は古鷹さんですね〜」

衣笠「古鷹ちゃんは頼もしいお姉さんだよね♪ 私も古鷹ちゃんがお姉ちゃんだったら良かったな〜」

青葉「」ガーン

 

古鷹「あはは……衣笠、そんなこと言ったら青葉が泣いちゃうよ〜?」

青葉「衣笠が反抗期です〜」オヨヨ

加古「お〜、ヨシヨシ」ナデナデ

衣笠「嘘泣きしたって無駄」プイッ

古鷹「ふふ、衣笠ったら〜……本当は青葉のこと大好きなのに〜」

衣笠「ちょ、古鷹ちゃん!」

加古「そういや何だかんだ言いつつ、いつも青葉から離れないもんな〜」ニヤニヤ

衣笠「そ、それは私が目を離すと青葉が何するか分からないからで////」

青葉「そんなに青葉のことが嫌いなんですか?」ウルウル

衣笠「」ウグッ

 

青葉「衣笠〜」ウルウル

衣笠「あ〜もう!////」

青葉「」ウルウル

衣笠「本当に嫌いだったらこうして一緒にお風呂とか入らないよ……バカ////」プイッ

青葉「衣笠〜!」ガバッ

衣笠「あ、ちょ……青葉!」

青葉「衣笠〜! 衣笠は青葉の自慢の妹です〜!」ヒシッ

衣笠「はいはい////」ナデナデ

 

 /キヌガサー! ドコモンデルノ バカー!\

 

古鷹「ふふ、やっぱり二人は仲良し姉妹だよね〜♪」

加古「あたしらも仲良し姉妹だろ?」

古鷹「そうだね」ニッコリ

加古「へへ♪ 今日はいい夢見れそ〜♪」

古鷹「その前に報告書が先ね」ニッコリ

加古「」グヌヌ

 

 今日も各姉妹は相変わらず仲良く過ごすのであった。




今回はお風呂での一幕を書き上げました♪

此度も読んで頂き本当にありがとうございました!

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