艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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戦艦メイン。

キャラ崩壊含みます。


艦これSS百五十三話

 

 ○○鎮守府、一五○○ーー

 

 食堂ーー

 

 カランカランーー

 

間宮「いらっしゃいませ〜」ニコッ

伊良湖「いらっしゃいませ!」ニコッ

 

大和「こんにちは、間宮さん、伊良湖さん」ニッコリ

武蔵「じゃ、邪魔するぞ////」

 

間宮「あら、今日の武蔵さんは大和さんと同じ髪型なんですね♪」

大和「そうなんですよ♪ 似合いますよね?」キャッキャッ

伊良湖「うわ〜、武蔵さんのポニーテール姿も素敵ですね!」

武蔵「その気持ちはありがたく思う、が……あ、あまり言わないでくれ……////」テレッ

大和「もぉ〜、せっかく姉妹らしく一緒の髪型のに〜!」プンプン

武蔵「私が好きでした髪型ではない」プイッ

大和「Σ( ̄ロ ̄lll)」ガーン

 

間宮「ふふ、お二人はいつも仲良しですね」クスクス

伊良湖「でも、どうして今日はポニーテールにしたんですか?」

武蔵「昨晩花札で大和と賭けをして、私が負けたからだ」

大和「因みに大和が負けていたら、私が武蔵の髪型にする予定でした!」

間宮「あら、大和さんの武蔵さんヘアも見てみたかったですね〜」

伊良湖「ですね〜、今度は武蔵さんが勝ってくださいね!」

武蔵「心得た」キリッ

大和「え〜、そこは大和を応援してくださいよぅ!」

 

 \ワイワイキャッキャッ/

 

 カランカランーー

 

間宮「あっ、いらっしゃいませ〜」ニコッ

伊良湖「いらっしゃいませ〜!」ニコッ

 

伊勢「こんにちは……って武蔵、イメチェン? いいんじゃない?」ニコニコ

日向「ほう……姉妹で同じ髪型か、いいじゃないか」フムフム

大和「だよねだよね♪ 似合ってるわよね!」キャッキャッ

武蔵「もうなんとでも言え……」アタマカカエ

 

間宮「お話に夢中で訊きそびれていましたけど、大和さん達はいつものでよろしいですか?」

大和「あっはい♪ いつものでお願いします!」

武蔵「私もいつもので頼む」ノ

伊良湖「畏まりました! 伊勢さん達は何にしますか?」

伊勢「今日は日向の奢りだから〜……チョコパフェでお願いします♪」

日向「私は羊羹各種と玉露を」

間宮「はい、畏まりました。お好きなお席でお掛けしてお待ちください」ニコッ

 

伊勢「は〜い♪ 大和達も一緒に食べようよ♪」

大和「ありがとう♪ なら相席させてもらうわね♪」

日向「では、あちらの壁際の席にしよう」

武蔵「了解だ」

 

 壁際のテーブルーー

 

食堂妖精a「お冷とおしぼりです」

食堂妖精b「ごゆっくりどうぞ」

 

大和「ありがとうございます」ニッコリ

伊勢「ありがとう」ニコニコ

武蔵「かたじけない」

日向「いつもすまないな」

 

 妖精さん達は笑顔で一礼してから厨房へーー

 

伊勢「それにしても今日の武蔵はなんでポニーテールなの?」

日向「それは私も気になっていた。良ければ聞かせてくれ」

武蔵「カクカクシカジカ……」

伊勢「マルマルウマウマと……へぇ、武蔵にしては軽率な行動だったかもね」ニヒヒ

武蔵「身にしみたよ」ニガワライ

日向「だが私も今の武蔵の気持ちはよく分かるぞ」ウンウン

 

大和「そういえば今日は日向が伊勢に奢るんだって?」

武蔵「確かにそう言っていたな。何かあったのか?」

日向「昨晩どちらがより瑞雲を美しくデコレーション出来るか競ったんだ」

武蔵(どんな競技だ?)

大和(楽しそう……私も観測機のデコレーションしようかな?)

伊勢「それで私が勝ったから、今日のおやつは日向の奢りなの♪」

 

武蔵「どうやって勝ち負けを決めるんだ?」

伊勢「……知らない」ニガワライ

大和「え」

日向「私が判断した結果、私の瑞雲より伊勢の瑞雲の方が美しくデコレーションされていた。あれは私の完敗だった……」グヌヌ

伊勢「判定は全部日向の感性だから……」アハハ...

大和「な、なるほど……」カタイエミ

武蔵「まぁ勝ったのであればいいじゃないか」ニガワライ

 

日向「それにしても……」ジーッ

大和「?」クビカシゲ

伊勢「ん、どうしたの?」

武蔵「」←察し

日向「お互い見事に姉が勝者で妹が敗者となったな……」フフフ

 

大和「あ〜……」

伊勢「言われてみれば……」

武蔵「席も勝者と敗者で分かれているしな」ハハ

 

 大 伊

 テーブル

 武 日

 

大和「いや、それはたまたまでしょ?」

伊勢「そうだよ」

武蔵「無意識の内に勝者、敗者と分かれてしまったんだな」ウンウン

日向「まぁ、そうなるな」ウンウン

大・伊『』ニガワライ

 

 そんな話をしていると間宮と伊良湖がそれぞれのおやつを運んで来たーー

 

武蔵「ふふふ……あはは!」

日向「ははは! これは笑うしかないな!」

大和「まさかここでも別れるなんてね」クスクス

伊勢「流石に笑っちゃうわね」アハハ

 

大和:スペシャルパフェ

伊勢:チョコレートパフェ

武蔵:大福(各種)

日向:羊羹(各種)

 

武蔵「見事に和と洋で分かれたな」

大和「可笑しい偶然ね♪」

伊勢「こんなことってあるんだね!」

日向「これは良い偶然だな」

 

「随分と楽しそうだな」

「こんにちは♪」

 

大和「提督♡ こんにちは♡」オメメハート

武蔵「提督に清霜じゃないか、お疲れ」ノ

伊勢「こんにちは、ふふ、可笑しいことがあったの♪」

日向「提督達もおやつか?」

 

提督「あぁ」

清霜「今日は清霜が秘書艦だから提督がご馳走してくれるの♪」ヘヘー

伊勢「良かったわね♪」

武蔵「良ければ二人もこのテーブルに掛けるか? 詰めれば座れるぞ?」

清霜「お邪魔しま〜す♪」

提督「はは、私が入ると狭くなるが相席させてもらおう」

 

 大清伊

 テ ーブル

 武提日

 

清霜「武蔵さん、今日はポニーテールなんだね! 清霜もポニーテールにしようかな♪」キラキラ

提督「似合っているな……武蔵の凛々しさに加え、ポニーテールの爽やかさ……実にいいな」ニカッ

武蔵「そ、そうか……ふふふ♡」テレッ

大和「提督はポニーテールが好き……」メモメモ

伊勢「もう大和や私はポニーテールなのに……」ニガワライ

日向「これは暫くポニーテールにする奴が増えるな」フフフ

 

 その後他愛もない話をしつつ、提督達は甘味を味わった。

 そして後日、日向が言った通り、鎮守府ではポニーテールが流行したとかーー。




今回は大和と武蔵をメインに書き上げました!

武蔵のポニーテール姿……妄想ですが良いですね!
サイドポニーも捨てがたい!

読んで頂き本当にありがとうございました!

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