キャラ崩壊含みます。
○○鎮守府、一○○○ーー
執務室ーー
加古(本日秘書艦)「ふわ〜……春は陽気が良くてキツいな〜」クシクシ
古鷹「もぉ〜、加古ったら」クスクス←お手伝い
加古「いやぁ、でもこの陽気だもん。誰だって抗えないだろ」アフ
古鷹「加古はどんな陽気でも寝れるじゃない」フフ
加古「よせよ……照れるぜ」フフン
古鷹(別に誉めたわけじゃないんだけどなぁ)ニガワライ
加古「古鷹〜、ちょっとそこの窓開けて〜」
古鷹「? 良いけど……」
カラカラ……ふわっ
古鷹「あ、いい香り〜」ハワー
加古「そこの窓を開けると、本館側にある花壇の花の香りが丁度入ってくるんだよね〜」ニカッ
古鷹「あ〜、そういえばあそこの花壇に植えてあるのって
加古「この香りいいよね〜。梅の香りも好きだけど、やっぱり春はこの香りがあたしは好きだな〜♪」
古鷹「ふふ、加古らしいね」クスクス
加古「こんなに平和でいいのかね〜」
古鷹「確かに……今提督達は攻略海域に行ってるって思えないよね」
加古「たまに思うんだ……これは現実逃避してる私が見せてる夢なんじゃないかって……」
古鷹「加古……」
加古「だって
古鷹「……」
加古「別に前のことを引きずってるとかじゃないよ? ただこんだけ平和だとなんか、ね?」
古鷹「ふふ、その気持ちは分かるけど、今がちゃんとした現実だよ♪ それに平和だからこそ、それを守るのが私達の役目でしょ?」ウインク
加古「そう、だよな……うん。ありがと、古鷹」ニパッ
古鷹「どういたしまして……さて、提督達が帰ってくる前に書類整理終わらせちゃお♪」
加古「おっしゃ〜、なんかやる気出てきた〜!」キラキラ
古鷹「」ニコニコ
気を取り直して書類整理再開ーー。
古鷹「加古、そっちの書類取って」
加古「あいあい」つ書類
三十分経過ーー。
古鷹「加古、この書類の確認お願い」つ書類
加古「お〜」ウケトリ
一時間経過ーー。
古鷹「加古、さっきの書類の確認終わった?」
加古「」
古鷹「加古?」
加古「( ˘ω˘)」スヤァ
古鷹「( ゚д゚)」ネテル!?
(……まぁ一時間保っただけマシかな)
古鷹(でもまだ寝るには早いかなぁ♪)ニコニコ
スパーン←デコピン炸裂!
加古「いって〜(><)」ウズクマリ
古鷹「もぉ〜、まだ寝ちゃダメだよ。っていうかなんで枕まで持ってるのよ」ニガワライ
加古「提督は持ってきても良いって言ったもん……」オデコサスサス
古鷹「それでも使うなら休憩時間とか……」
加古「じゃあ、今が休憩時間!」
古鷹「加〜古〜」ニ"コ"ニ"コ"←超弩級戦艦の微笑み
加古「はいごめんなさい今すぐ仕事します」ササッ
古鷹「これが終わったら寝てもいいからね」ニッコリ
加古「サーイエッサー」ガクブル
そして何とか午前中の仕事を終えたーー
ピピピーッピピピーッ
加古「はい、こちら執務室」
提督『私だ。状況を報告する』
加古「いいよ〜」
提督『目的の敵輸送船団を壊滅させた。こちらの被害は青葉、衣笠の二名が小破。夕張と川内の二名が小破手前の軽傷。残る吹雪、初雪は無傷だ。ドックの準備を頼む』
加古「了解〜」
提督『しかし、よく起きていたな加古よ』
加古「提督さ〜、それは酷くない?」
提督『すまんすまん……枕を持参していたから、寝ているものだと思ってな』アハハ
古鷹「加古は私がちゃんと見てましたから大丈夫ですよ♪」
提督『古鷹が手伝ってくれていたのか。ありがとう、帰ったら何かご馳走しよう』
古鷹「そんな……妹の面倒を見るのは当然ですから」キラキラ
提督『それでも、だ。こちらは今から帰投する予定だから、少し遅めの昼食になるだろうが待っていてくれるか?』
古鷹「はい♪ いつまででもお待ちしています! なのでお気をつけて」キラキラ
提督『うむ、では後でな』
プツンーー
加古「さて〜、んじゃドックに連絡しに行くか〜」ノビー
古鷹「じゃあ私は補給室に連絡するね♪」
加古「良かったな。提督とお昼一緒出来て」ニヤニヤ
古鷹「え……あ、うん////」テレリテレリ
某攻略海域ーー
艦隊帰投中ーー
衣笠「ねぇ提督〜、古鷹ちゃんにだけお昼ご馳走するのズルくな〜い〜?」ジトッ
提督「?」
青葉(あれは分かってないお顔ですね〜)
衣笠「私達だって頑張ったんだもん! 古鷹ちゃんにだけってズルいよ〜!」ヤンヤン
提督「私は最初から皆にもご馳走する気でいたんだが?」
衣笠「え!?////」ボンッ
青葉(流石です司令官)ニヤニヤ
提督「とにかく帰ったら皆ドックで体を治し、補給を済ませてから、食堂で好きな物を頼みなさい。全部私が持つからな」ニカッ
吹雪「ありがとうございます、司令官!」ニコッ
初雪「ゴチになりま〜す」ノシ
夕張「私は上天ぷら蕎麦の大盛りにしよっかな♪」
川内「私は食堂に着いたら決めよ〜♪」
青葉「青葉はコロッケ定食の大盛りを頂きます」ニコニコ
\ワイワイキャッキャッ/
衣笠「ありがと、提督//// それとごめんね、なんか催促した感じになっちゃって……」
提督「気にするな。衣笠達が居たから今回の作戦は成功した。ならこれくらいはお安い御用だ」ナデナデ
衣笠「提督……////」キュンキュン
提督「衣笠も好きな物を食べなさい」ニカッ
衣笠「うん♪ ありがとね!////」デヘヘ
青葉(いい顔してますね〜)パシャパシャ
吹・初『(衣笠さん可愛い〜)』ホホエマー
夕張(女子力高いな〜)オォー
川内(神通、頑張れ〜)トオイメ
それから無事に艦隊は帰投し、古鷹、加古を加えた九人で楽しい昼食になった。
昼食中、古鷹と衣笠は提督の両サイドをキープし、ずっと熱い視線を送っていたと次の日のアオバタイムズが報じ、それを見た加古にからかわれた古鷹は顔を赤くし、青葉は衣笠に追い掛け回されたというーー。
今回は古鷹さん、加古さんをメインにほのぼの回にしました!
読んで頂き本当にありがとうございました!