艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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駆逐艦のみ。

キャラ崩壊含みます。


艦これSS百三十話

 

 ○○鎮守府、一二○○ーー

 

 中庭ーー

 

沖波「今日は晴れて日差しが暖かいな〜」ノホホーン

 

沖波(最近神通さん達の訓練にもついていけるようになったし、これからも頑張らなきゃ♪)ノビー

 

「沖波姉さ〜ん!」

 

沖波「ん?」キョロキョロ

 

「こっちだよ、こっち〜!」

 

沖波「ん〜?」フリムキ

 

清霜「ば〜!」ババーン

 

沖波「きゃっ!?」ビクッ

 

朝霜「何やってんだよ」ペシッ

清霜「あてっ……えへへ、驚かせてごめんね。沖波姉さん」テヘペロ

沖波「う、ううん、こっちこそ大声出してごめんね」アハハ

朝霜「おいおい……怒ってもいいんだぞ?」

沖波「怒るほどじゃないよ」ニッコリ

朝霜「相変わらずお人好しだな〜」アキレ

清霜「お人好しじゃないよ! 沖波姉さんは優しいの、ね〜?」ギュッ

沖波「ふふ、ありがとう」ナデナデ

清霜「へへ〜♪」スリスリ

朝霜「┐(´д`)┌」ヤレヤレ

 

沖波「それで、私に何か御用?」

朝霜「お〜、そうだった。これから姉妹みんなで昼食会するんだ。早く来いよ」

沖波「え……随分急な話ね」

清霜「だって今話したんだから当然だよ♪」

沖波「それはそうだけど」ニガワライ

朝霜「細けぇこと気にすんなよ、早く行こうぜ♪」

沖波「なら、お呼ばれしようかな」ニコッ

清霜「じゃあ早く行こ〜!」グイッ

沖波「は〜い」クスクス

 

 

 駆逐艦寮、夕雲・巻雲・風雲部屋ーー

 

 ガラガラーー

 

朝霜「お〜っす! 主役のご登場だぞ〜!」

清霜「頭が高〜い! 控えよろ〜う!」

 

巻雲「はは〜!」ドゲザ

早霜「はは〜」←ノリノリ

風雲「ははー」←棒読

高波「はっ、はは〜かも……?」←取り敢えず乗る

 

沖波「」コンワク

 

長波「何してんだか」ニガワライ

夕雲「いらっしゃい、沖波さん。さぁ、こっちに座って♪」ニコッ

 

沖波「は、はい」チョコン

 

 早 清 沖 朝 高

   お 料 理

  風 夕 巻 長

 

沖波「あの……これは一体……?」

夕雲「これは沖波さんの歓迎会よ」ニコッ

沖波「え」

風雲「全体での歓迎会はやったけど、姉妹だけで歓迎会はしてなかったからね」ニコッ

長波「せっかく姉妹が増えたんだ、姉妹だけでの歓迎会ってもの有りだろ?」ウインク

巻雲「巻雲達が何かと時間が合わなくて、遅くなってしまいましたけど」テヘヘ

高波「改めて、着任おめでとう……かも♪」ニパッ

早霜「料理もみんなで作ったの。沢山食べてね、沖波姉さん」フフ

 

沖波「みんな……ありがとう……!」ウルウル

 

朝霜「おいおい、これくらいで泣いてんなよ〜。まだまだこれからなんだからな!」

清霜「はい、沖波姉さん♪」つ包

 

沖波「これは……?」

 

長波「開けてみ♪」

 

 ガサゴソーー

 

沖波「これは……」

夕雲「姉妹お揃いの湯呑みよ♪ 名前入れてもらってたから、少し時間掛かっちゃった。ごめんなさいね」

沖波「あ……ぐすっ……ありが、とう……っ、ございますぅ……ぐすっ」ポロポロ

朝霜「あちゃ〜、やっぱこうなるのな」ニガワライ

清霜「沖波姉さん、泣かないで〜」ギューッ

 

沖波「ご、ごめんね……でも……嬉しくて……うぅっ……」

高波「ヨシヨシ、かも……」クスン←貰い泣き

早霜「高波姉さんにまで移ったわね」クスクス

長波「相変わらず感動屋さんだな」アハハ

巻雲「巻雲もウルッと来てしまいました〜」コシコシ

風雲「ほらほら、泣いてばかりいないで、乾杯しましょう♪」

姉妹『お〜♪』

 

 ーー。

 

夕雲「みんな湯呑みは持ったかしら?」

巻雲「全員持ってますよ♪」

 

夕雲「では……遅くなったけど、私達の大切な姉妹、沖波さんの着任を祝して……乾杯♪」

姉妹『カンパーイ♪』

 

長波「お揃いの湯呑みで乾杯ってのも乙なもんだね〜♪」

風雲「私達らしくていいじゃない」ニコニコ

早霜「私はウイスキーが良かったわ」フフ

朝霜「お前は飲み過ぎなんだよ。少しは節酒しろ」ニガワライ

 

早霜「何それ美味しいの?」

朝霜「」ア?

高波「まあまあ、早霜ちゃんなりの冗談……かも」ドォドォ

清霜「早霜姉さんも変な冗談やめてよ〜。沖波姉さんの歓迎会なんだから〜」メッ

早霜「は〜い」クスッ

 

夕雲「沖波さん、何から食べる?」ニコニコ

巻雲「取ってあげますよ♪」

沖波「ではそちらのフーカデンビーフを……」

清霜「それ清霜と高波姉さんで作ったんだよ!」

高波「お口に合うと嬉しい……かも♪」

巻雲「どうぞ♪」

 

沖波「頂きます」人

 

 パクン

 

高波「」ドキドキ

清霜「」ワクワク

 

沖波「美味しい……美味しいです!」ニパー

高波「良かった〜」ホッ

清霜「やった〜♪」バンジャーイ

 

早霜「山菜おこわもどうぞ」ニコッ

風雲「それ、私も作るの手伝ったのよ♪」

沖波「風雲姉さん、また怪我したりしてませんよね?」

風雲「し、してないわよっ」

夕雲「ふふ、最初に餅米と普通のお米を間違えたくらいね」

風雲「なっ、ちゃんと気付いたも〜ん!」プンプン

姉妹『あはは!』

 

風雲「むき〜っ!」ウガー

沖波「ごめんなさい、風雲姉さん」クスクス

風雲「いいわよ〜、別に〜」フンッ

沖波「でもとても美味しいですよ♪」モッキュモッキュ

風雲「そ、そう……」エヘヘ

 

長波「ほらほら、どんどん食べろよ〜? 早くしないとみんなに食われちまうからな♪」

沖波「はい♪」パクン

 

 こうして少し遅くなった姉妹だけの沖波歓迎会は、姉妹の笑顔が沢山溢れる中、幕を閉じた。

 そして沖波は姉妹に心から感謝し、姉妹を守れるよう明日からの訓練を更に頑張るのであったーー。




今回は沖波ちゃんメインの姉妹ほっこり回にしました♪

読んで頂き本当にありがとうございました!

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