艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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戦艦メイン。

キャラ崩壊、他作ネタ含みます。


艦これSS百二十五話

 

 ○○鎮守府、一二○○ーー

 

 食堂ーー

 

長門「頂きます」人

 

 ご飯メガ盛り

 

大和「頂きま〜す」人

 

 ご飯宇宙盛り

 

長門「大和はサイコロステーキ定食にしたのか」ムグムグ

大和「えぇ♪ 今日はお肉の気分だったから♪」パクパク

長門「なるほどな」ハハ

大和「長門は……海鮮丼?」

長門「正確には鉄火丼だな。無性に食べたくなってな」

大和「あ〜、あるわよね。分かるわ〜」クスクス

 

武蔵(昼前に牧場のドキュメンタリー番組を観て感動していたのにステーキを食えるのか……)

陸奥(お昼前に鮪の特番観てたから鉄火丼にしたのね……あんなに『鮪って凄いな!』とか言ってたのに……)

 

武蔵「」パクパク

 

 もやし野菜炒め定食のご飯メガ盛り

 

陸奥「」ムグムグ

 

 お豆腐ハンバーグ定食のご飯大盛り

 

長門「Мコンビは肉や魚が無いな……体調でも悪いのか?」モグモグ

大和「ダメよ〜? ちゃんと食べなきゃ」ムグムグ

 

陸奥「今日はこれくらいでいいの。て言うか『Мコンビ』ってやめてよ」ニガワライ

武蔵「今日は野菜炒めの気分なんだよ。次に『Мコンビ』って言ったらしばくからな」ギロッ

 

長門「おい、武蔵はどうしたんだ? 大分機嫌が悪いぞ?」ヒソヒソ

大和「う〜ん……やっぱりカルシウム不足かしら?」ヒソヒソ

 

武蔵(誰のせいだと思ってるんだぁ、あの馬鹿姉は!)イライラ

陸奥「堪えて武蔵」ドォドォ

武蔵「」チッ

大和「ほら武蔵〜、舌打ちなんてしないの。お行儀悪いわ」

武蔵「へぇへぇ、すんませんね〜」ケッ

大和「これが噂の反抗期……」

長門「そうか! これが反抗期なのか!」

 

武蔵「なぁ陸奥よ……もうゴール(物理的に)してもいいよな?」ニ"コ"ニ"コ"

陸奥「あ艦」ドォドォ

武蔵「」イライラ

 

「席空いているかな?」

 

武蔵「?」クルッ

陸奥「あ」

長・大『提督!♡』オメメハート

 

提督「やぁ」ニカッ

 

長門「わ、私の隣に来るか?////」キラキラ

大和「何なら長門と大和の間でもいいですよ♪////」デヘヘ

武蔵「あっちは自分達の食い物で狭いから、私と陸奥の間に座るといい」

陸奥「どうぞ」ニコニコ

提督「……では武蔵と陸奥の方にお邪魔しよう」ストン

 

長門・大和〜敗北 D〜

陸奥・武蔵〜完全勝利 S〜

 

長門「くっ……」ガツガツ

大和「むぅ……」バクバク

武蔵「落ち着いて食え、みっともない」ヤレヤレ

陸奥「やけ食いは身体に悪いわよ〜」クスクス

提督「何かあったのか?」

武蔵「何もない。気にするな提督よ」フフ

陸奥「そうそう♪」クスクス

提督「そ、そうか……」

 

武蔵「提督ももやし野菜炒めなのか」

陸奥「調子でも悪いの?」セナカナデナデ

長門(陸奥め……羨まsーーではなく気安く触りおって……!)グヌヌ

大和(提督の体調が優れないなら、大和が癒して差し上げなければ!(使命感))

 

提督「そんなことはない。今の時期の食堂のこの野菜炒めはどうしても食べたくなるんだ」

陸奥「そういえば今は春キャベツが旬ね」ニコッ

提督「そうだ。春キャベツは生でもとても美味しいが、私はここで出される野菜炒めが好きでな」アハハ

武蔵「何か特別な理由でもあるのか?」

提督「単に味が好みなのだ。それにこの時期の食堂の野菜炒めには春キャベツの他に、野菜炒めの中にアサリも入っているんだ」

 

 食堂厨房ーー

 

間・伊『』グッ

 

 某世紀末覇者の最期のように「我が生涯に一片の悔いなし」と拳を高らかに挙げる間宮と伊良湖。

 

食堂妖精ズ『』フォー!

 

 

 食堂フロアーー

 

武蔵「……おぉ、本当だ。気付かなかったぞ」

陸奥「春キャベツとアサリの相性は抜群だもんね〜」

長門「だから期間限定で『春キャベツとアサリのパスタ』が大きく書かれていたのか……」フムフム

大和「他にもシンプルにポタージュスープやベーコンスープの具材にも最適よね♪」ウンウン

提督「私は前に鳳翔が作ってくれた春キャベツの焼き餃子が好きだな。今度頼んでみよう」ウムウム

 

 

 食堂厨房ーー

 

鳳翔「」バーン

 

 某主人公のように「ふるえるハート! 燃え尽きるほどヒート!」と左手を顔の前にやり、指の間から見せる瞳は不敵に笑う鳳翔。

 

食堂妖精ズ『』ファッ!?

 

 

 食堂フロアーー

 

長門「ふむ……食べてみたいものだな〜」

大和「鳳翔さんのお料理もとても美味しいものね♪」

陸奥「今晩は久々に鳳翔さんの所にでも行こうかしら♪」

武蔵「それもありだな♪」

提督「はは、今日の鳳翔の店は大盛況になりそうだな」

 

長門「何だか私も春キャベツを食べたくなってきたな。追加で頼んでこよう」ガタッ

大和「大和も一緒に行きます♪」スクッ

 

武蔵「お〜お〜、行ってこい」ニガワライ

陸奥「食べ過ぎない程度で頼んでくるのよ〜」ニガワライ

提督「食堂も食堂で大盛況のようだな」ハハハ

武蔵「さて、私達も食べるとしよう。冷めてしまうからな」

陸奥「そうね♪」

提督「では、私も食べよう」人

 

陸奥「提督、私のお豆腐ハンバーグ、少し食べる? ヘルシーで美味しいわよ♪」

提督「おぉ、ありがたい。ならば私はこちらの野菜炒めを分けてやろう」ニッ

陸奥「あら、ありがと♪」ニコッ

武蔵「私にも少しくれ」

陸奥「いいわよ〜♪」

 

 こうして昼食で春キャベツを堪能して過ごし、長門、陸奥、大和、武蔵の四人は夜に鳳翔の店で提督おすすめの『鳳翔印の春キャベツ焼き餃子』を大いに堪能したーー。




今回はご飯風景を書き上げました!
春キャベツは美味しいですよね〜♪

読んで頂き本当にありがとうございました!

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