キャラ崩壊、独自設定含みます。
○○鎮守府、一七三○ーー
訓練場ーー
神通「これにて本日の訓練を終わりにします。お疲れ様でした」
全員『お疲れ様でしたー!』
後片付け中ーー
陽炎「ふぅ〜……今日もキツかったわね〜」
不知火「でも当初の頃よりは疲労感が酷くありません」
黒潮「うちらも伊達にあの神通さんにしごかれとらんからなぁ。他のみんなもそうやろ」
初風「まぁ最初の頃なら、私達もあっちの二人みたいになってるわね」
陽・不・黒『?』クルッ
初月「(っ;-_-)っ」
秋月「初月〜」セナカサスサス
照月「ほら水持ってきたよ!」つ水
初月「ありがとう……お姉ちゃん……」グッタリ
沖波「_| ̄|○」
巻雲「ヨシヨシ、です」ノシ
夕雲「お水飲める?」
沖波「ありがと……姉さん……」ゲッソリ
不知火「懐かしいですね……不知火達の着任したての頃を思い出しますね」
黒潮「うちも動けんかったなぁ」ニガワライ
陽炎「……」
初風「姉さん?」
陽炎「あ、うん、どうしたの?」
初風「いえ……何か考え込んでそうだったから……」
不知火「何か悩み事ですか、陽炎?」
黒潮「うちらなら話聞くで、陽炎?」
陽炎「ううん、大したことじゃないから」ニガワライ
初風「そう……ならいいけど」クビカシゲ
不知火「無理になる前に言ってくださいね」
黒潮「不知火には言われとうないやろうけどな」アハハ
不知火「不知火に落ち度でも?」戦艦の眼光
黒潮「さぁ、それはどうやろな〜」ニヒヒ
不知火「……沈め」ボソッ
黒潮「何でや!?」
不知火「さぁ、どうしてでしょうね」シレッ
黒潮「」グヌヌ
陽炎「はいはい、ケンカしないの! ケンカなんかしたら長良さんと神通さんのスペシャル特訓行きよ?」
不・黒『ひっ』ビクッ
不知火「不知火の落ち度です。黒潮、すみませんでした」
黒潮「うちも悪かったわ」
握手をして仲直り!
陽炎「」ホッ
初風「お疲れ様、陽炎姉さん」カタポンッ
陽炎「ありがと……さぁ、片付け終わらせちゃいましょう」
不・黒・初『は〜い』
一八三○ーー
駆逐艦寮、陽炎・不知火・黒潮の部屋ーー
三人揃って夕飯までの寛ぎタイムーー
陽炎「ねぇ、二人共……」
不知火「どうしました?」
黒潮「ん〜?」
陽炎「二人は私のことなんて呼ぶ?」
不・黒『?』キョトン
不知火「質問の意図が分かりませんが……不知火は『陽炎』と呼びます」
黒潮「うちも『陽炎』やんな〜」
陽炎「そうよね……」
不知火「それだけですか?」
黒潮「勿体ぶらずにはよ理由言うてや」ニガワライ
陽炎「私も『お姉ちゃん』とか『姉さん』って呼ばれたい」
不知火「?」
黒潮「あ〜……」ニガワライ
不知火「陽炎は既に初風、雪風、天津風、時津風、浦風、浜風、谷風、野分、嵐、萩風、舞風から『陽炎姉さん』『陽炎姉』『お姉ちゃん』など呼ばれていますが?」
黒潮「不知火、そうやないて……陽炎はうちらからも『お姉ちゃん』って呼ばれたいんや……そうやんな、陽炎?」
陽炎「」コクコク
不知火「ふむ……何故今になってそんなことを?」
黒潮「確かに……何でや?」
陽炎「え……それはその……あれよ、あれ」アセ
不知火「どれです?」
黒潮「陽炎……もしかして、ただうちらが『お姉ちゃん』呼びしてないから、たまにはしてほしい、くらいの感覚で言ったんか?」
陽炎「」ズボシ
不知火「図星のようですね……」ヤレヤレ
黒潮「マジかいな……」ニガワライ
陽炎「だって〜」
不・黒『?』クビカシゲ
陽炎「たまには言われたいじゃない……『お姉ちゃん』って////」
不・黒『』キューーン
不知火(不覚にもキュンと来てしまいました////)
黒潮(そんな捨て犬みたいな目で見んなや////)
陽炎「(o´・ω・`o)」ショボーン
不知火「こほん……ま、まぁ、たまにはそういうのもいいでしょう////」テレッ
黒潮「や、やんな……別に言うくらいなんぼでも出来るんやからな////」テレッ
陽炎「(*≧∀≦*)」ニパー
不知火(いちいち反応が可愛いですね////)キュン
黒潮(なんやこの可愛い生き物////)キュン
陽炎「早く♪ 早く♪」ワクワク
不知火「では、不知火から……」スッ
陽炎「(*^ω^*)」ワクワク
不知火「」
陽炎「?」クビカシゲ
不知火「」ナデナデ
陽炎「???」キョトン
黒潮「不知火〜」ニガワライ
不知火「( ゚д゚)」ハッ!
陽炎「いきなり頭なんて撫でて何なの?」
不知火「し、失礼しました……では改めて////」コホン
陽炎「(*^ω^*)」ワクワク
不知火「可愛い……////」
陽炎「へ?」
不知火「はっ……またもや////」グヌヌ
黒潮「ほなうちが言うたるわ」ニガワライ
陽炎「お願い♪」ニコニコ
黒潮「ほな言うで〜?」
陽炎「(*^ω^*)」ワクワク
黒潮「」
陽炎「?」クビカシゲ
黒潮「こりゃあかんな」ギュッ
陽炎「???」キョトン
不知火「高難易度ですよね?」
黒潮「あぁ、こりゃ無理な任務やんな」
陽炎「えぇ……」コンワク
黒潮「何なんやろな〜、こう……つい甘やかしたくなるちゅうか……」ギューッ
不知火「無性に愛でたくなるんですよね」ナデナデ
陽炎「〜」
(頭を撫でてもらえたり、抱きしめてもらうのは嬉しいけど……複雑な気分ね……)
結局、不知火と黒潮は陽炎に『お姉ちゃん』と呼ぶことが出来ず、ひたすら陽炎を甘やかすことしかしなかったそうなーー。
今回は陽炎をメインに書き上げました♪
読んで頂き本当にありがとうございました!