艦これ Short Story《完結》   作:室賀小史郎

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駆逐艦メイン。

独自設定、他作ネタ含みます。


艦これSS百十九話

 

 ○○鎮守府、一五○○ーー

 

 駆逐艦寮、綾波・敷波部屋ーー

 

 カラカラーー

 

綾波「ただいま〜」

 

敷波「お帰り〜」ピコピコ

綾波「敷波ちゃんはまたゲーム?」

敷波「うん」ピコピコ

綾波「楽しい?」

敷波「普通かな。初雪や望月達に言われてやってるだけだし……」ピコピコ

 

綾波「その割には毎日やってるよね」ニコニコ

敷波「そ、それは……誘われるからだよ」アセアセ

綾波「楽しいなら楽しいって素直に言えば良いのに」クスクス

敷波「普通だもん……////」プイッ

綾波「」クスクス

敷波「////」

 

敷波「綾波もやってみる?」

綾波「う~ん……どんなゲームかも知らないし……」ニガワライ

敷波「そんなのアタシだってそうだったよ?」

綾波「ゲーム機もソフトも持ってないし……」

敷波「明石さんの所で本体もソフトもレンタルしてるよ? 有料だけど」

綾波「綾波にも出来る?」

敷波「アタシが出来るんだから、綾波にも出来るよ〜」

綾波「ならお試しでやってみようかな……」

敷波「うん! そうしなよ♪」

  (やった! 綾波と一緒に出来る♪)

綾波「うん」ニコッ

  (敷波ちゃんが嬉しそうで嬉しいな)フフ

 

 そして敷波は早速綾波を連れて、明石の酒保へ向かった。

 

 酒保ーー

 

 カランカランーー

 

明石「いらっしゃいませ〜♪」

 

綾波「お邪魔します」ペコリ

敷波「こんにちは~♪」

 

明石「あら、敷波ちゃんご機嫌ね。何か良いことでもあったの?」ニコニコ

敷波「べ、別に何も////」プイッ

綾・明『』クスクス

 

明石「それで、何かお探し?」

敷波「うん。3○Sとモンスター○ンター4Gのレンタルをお願いしに来たの」

明石「? 敷波ちゃんはもう持ってたはずじゃ?」

敷波「綾波がレンタルするの。初めてだから私が付いてきた」

明石「あ〜、なるほど」ニコッ

  (だから機嫌が良いのね)クスクス

 

明石「えっと……じゃあ、この用紙に名前と寮室番号、利用期間を記入してね。私は本体とソフト持ってくるから」ニコッ

綾波「はい」

敷波「あ〜い」ノ

 

綾波「えっと……『綾波型一番艦・綾波』『駆逐艦寮・301号室』っと。期間はどうしよう?」

敷波「う〜ん……取り敢えず一週間にしたら? 一週間の方がお得だから」

綾波「分かった……『一週間』っと」カキカキ

 

明石「お待たせ〜。一応本体の色選べるけど何色にする? 今あるのは赤、青、白、空色があるけど……」

綾波「では白でお願い致します」ニコッ

明石「は〜い♪ 用紙は書けた?」

綾波「はい♪」つ用紙

明石「え〜っと……はい、確かに。本体とソフトの一週間レンタルなので千円頂きます」

綾波「はい……どうぞ」つ千円札

明石「はい、確かにお預かり致しました♪ もし故障とか不具合があった時は持ってきてね」ニコッ

綾波「分かりました。ありがとうございます」ペコリ

 

敷波「んじゃ行こっか♪」

綾波「うん♪ 明石さん、失礼します」ペコリ

敷波「またね〜!」ノシ

明石「ありがとうございました〜!」ノシ

 

 

 無事に本体とソフトを借り、敷波は早速綾波にゲームを教えるのであった。

 

 駆逐艦寮、綾波・敷波部屋ーー

 

敷波「ーーって感じ。どう、出来そう?」

綾波「沢山装備があって迷う……」ウーン

敷波「まぁ一つずつ試して、自分に合った装備を見つける所から始めようよ。アタシも手伝うからさ」

綾波「うん……頑張る」フンス

敷波「」ニコニコ

 

 十分経過ーー。

 

綾波「きゃ〜!」

敷波「いやいや、逃げてないで攻撃しなよ!」

綾波「だって敵がいるのに、この人武器を構えないんだもん!」

敷波「構えるボタン押してないからだよ!」

綾波「え〜とえ〜と……あ、これだ!」レンダ

敷波「あ」

綾波「持ったのにまた鞘にしまっちゃったよ〜!」ウワーン

敷波「落ち着いて一回だけ押しなよ」ニガワライ

 

 三十分経過ーー。

 

綾波「きゃっ! あ〜、やられちゃいました〜」

敷波「ちゃんと体力ゲージ見てなきゃ」ニガワライ

綾波「むぅ〜、次こそは!」フンス

敷波「ファイト〜」ニコニコ

 

 一時間経過ーー。

 

綾波「やっぱり片手剣の方がいいかなぁ? 咄嗟にガード出来ないのはやっぱり辛いなぁ」ムゥ

敷波「望月なんかはガードしてる時間すら惜しいって双剣でラッシュだよ」ニガワライ

綾波「攻撃は最大の防御ということね!」

敷波「初雪は反撃の間すら与えんって、トラップのオンパレード+スラッシュアックス連打だけど」ニガワライ

綾波「トラップツール高いんだもん……」

敷波「まぁ始めたばっかだからね〜。その内余裕が出てくるよ」

綾波「その為にも自分に合う武器を探しつつ、クエストをこなしていかなくては!」フンス

敷波「綾波がレンタルじゃなければ、余ってるアイテムとかあげられるんだけどね〜」ニガワライ

綾波「……」ウーン

敷波「?」クビカシゲ

 

 一七○○ーー

 

 駆逐艦寮、三日月・望月部屋ーー

 

望月「ーーで、レンタルしたのをそのまま買い込んだ。と……」

初雪「いいじゃん♪ ようこそハンターの世界へ〜♪」

綾波「えへへ、面白いからつい……////」

敷波「面白いと買っちゃうよね〜、一緒一緒♪」

望月「なら早速あたしらと一狩り行くか〜」

初雪「余ってるアイテムや素材あげるよ〜」

綾波「わぁ♪ ありがとうございます♪」

敷波「良かったね〜」クスクス

 

文月「みんなで一狩り〜♪」キャッキャッ

三日月「」ニガワライ

長月「また被害者が増えたな……」

菊月「可哀想だ……」

皐月「二人も綾波と全く同じ様に今に至るけどね〜」ニヤニヤ

 

長月「さ、次のクエストに行こう。私のハンマーでモンスターなぞイチコロだ」

菊月「分かってないな。私がガンランスの魅力を見せてやろう」

皐月(誤魔化した……まあいいや♪)

  「文月と三日月はボクと一狩り行こ〜!」

三日月「うん、いいよ〜」ニコッ

皐月「三日月は狩猟笛、文月はライトボウガンだから頼りになるんだよね〜♪」

文月「文月のライトボウガンが火を吹くよ〜」フッフッフッ

皐月「前線はボクに任せて♪ ボクの太刀でみんなを守るから!」

 

 こうして皆は今日もモンスターを求めて狩り場へと赴くのであった。




まったり&ゲーム回にしました!

因みに私は双剣使います!

読んで頂き本当にありがとうございました!

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