キャラ崩壊含みます。
○○鎮守府、二○○○ーー
居酒屋『鳳翔』ーー
隼鷹「鳳翔さん、熱燗おかわり〜♪」
千歳「こちらもお願いしま〜す♪」
鳳翔「は〜い」ニコッ
妖精あ「天ぷら盛りお待たせです」
妖精い「お済みのお皿お下げます」
千代田「ありがと〜」ニコッ
飛鷹「お願いね♪」
居酒屋『鳳翔』は今日も賑やかである。
ガラガラーー
那智「邪魔するぞ」
足柄「こんばんは~♪」
ザラ「Buona sera(こんばんは)」ペコリ
プリンツ「Guten Abend(こんばんは~)♪」
鳳翔「いらっしゃいませ。お好きな席へどうぞ」ニコリ
隼鷹「お、珍しい組み合わせだね〜」
飛鷹「こんばんは、ザラ。
ザラ「はい! 皆さん気さくに話し掛けてくださいますし、とても過ごしやすいです♪」
千代田「イジメられたりしてない? 特にその両サイドに」ニヤッ
ザラ「そんな!? お二人はわざわざザラとプリンツちゃんを誘ってくれたんですよ!」
千歳「ふふ、妙高さんや羽黒ちゃんはそんなに飲まないから、代役にさせられたんじゃないの?」クスクス
足柄「そんなことないわよ!? ねぇ、那智姉さん!?」
那智「しょ……んんっ、そうだ。変な言い掛かりはよしてくりぇ」
図星である……。
ザラ「でも誘ってくれたのは事実ですから」ニコッ
プリンツ「どんな理由であれ、こうして誘ってもらえたのは嬉しいです」ニコッ
那智「ザラ……好きなものを頼め。私が奢る」キリッ
足柄「プリンツ……あなたやっぱりいい娘ね〜! あなたには私が奢るわ!」ナデナデ
ザラ「Grazie」ニガワライ
プリンツ「Danke」ニガワライ
妖精ろ「お冷とおしぼりをどうぞです」
妖精い「こちらがお品書きです。本日のオススメは金目鯛の煮付け。鰹、カンパチの刺身盛りです」
那智「ならば煮付けと刺身盛りを貰おう。あと私は冷燗をくれ」
足柄「私は生ビール♪ メガジョッキで!」
プリンツ「私も生ビールを。大きさは中ジョッキでお願いします♪」
ザラ「え〜っと……あ、アペロールがある! ザラにはこれをください♪」
妖精い・ろ『了解です』
那智「あるぺろーる?」
プリンツ「アペロール、ですよ」ニガワライ
足柄「どんなお酒なの?」
ザラ「APEROL(アペロール)とは、オレンジ系の色々なハーブを使ったリキュールで、イタリアでは良く飲まれてるお酒です♪」
プリンツ「リットリオさんやローマさんが鳳翔さんに頼んで仕入れてもらったそうですよ」ニコッ
那智「ほ〜、飲んでみたいな。後で頼もう」
足柄「色んなお酒を飲まなきゃね♪」
プリンツ「あ、ザラちゃん。カプレーゼ食べない?」
ザラ「わぁ♪ 食べたい!」キラキラ
こうしてお酒、料理も出揃い、酒盛り開始ーー
隼鷹「どうよ、ザラ。日本酒の味は?」
ザラ「思ってたよりもキツくなくて飲みやすい!」
飛鷹「いくら隼鷹でも、いきなり強いお酒は勧めないわよ」ニガワライ
プリンツ「私は最初強いのを飲まされて、伸びちゃいました」ニガワライ
飛鷹「隼鷹?」ギロリ
隼鷹「あ、あれは〜……あたしも酔ってたから……」メソラシ
飛鷹「はぁ……気をつけなさいよね」マッタク
隼鷹「は〜い」カワイタエミ
那智「そういや羽黒も千歳に強い酒を飲まされてぶっ倒れたと聞いたな……」チラッ
千歳「」コソコソッ←逃げる
千代田「那智さん、詳しく聞かせて」ガシッ←千歳を確保
那智「なんでも酔った千歳に絡まれたそうだ」フフ
千代田「へぇ〜……そうなの、お姉?」ギロリ
千歳「ど、どうだったかな〜? お姉ちゃん、酔ってたから〜……」アハハ
千代田「お酒は飲んでも周りに迷惑をかけないって約束したよね?」ニ"コ"ニ"コ"
千歳「う、うん……でもーー」
千代田「『でも』何?」カッ
千歳「ひっ」ビクッ
足柄「まあまあ、羽黒も笑って許してたからそんなに怒らないであげて」ドォドォ
千代田「足柄さんがそう言うなら……」スッ
千歳「」ホッ
千代田「ちゃんと反省しないと、提督に頼んでお姉だけ強制禁酒令出してもらうからね」ギロッ
千歳「は、はい!」ケイレイ
千代田「全くもう……」
千歳「」ダラダラ
ザラ「ふふ、
プリンツ「うん♪ 私もそう思うよ♪」
鳳翔「それもこれも提督が頑張ってくれているからですよ」ニコニコ
飛鷹「そうね。鎮守府がこれだけ活気づいてるのは提督の手腕の賜物ね」ウンウン
隼鷹「だからあたし等は提督の為に頑張って戦果をあげなきゃね〜」ゴクゴク
千歳「うん……こうしてみんなと楽しく過ごせるのは、全部提督のお陰だからね」コクッ
千代田「『私の力なんて些細なもの。全ては君達が頑張った証拠だ』って言うだろうけどね」クスクス
那智「提督は己の評価が低過ぎる。どこぞの
足柄「でもそんな控え目なとこが提督の良い所とじゃない♪ それで夜(意味深)も強ければ最高♪」グヘヘ
プ・ザ『』ニガワライ
隼鷹「よ~し! 提督を讃えて乾杯し直した〜!」
全員『お〜!』
カンパ〜イ♪
妖精い「今日も長い夜になりそうです」
妖精あ「言うな。俺達は仕事終わりのお艦の飯があればそれでいいんだ」
妖精ろ「取り敢えず頑張ろう」
鳳翔「お願い致します」ニコリ
妖精達『応っ!』ケイレイ
こうして居酒屋『鳳翔』は日々戦う艦娘達を支えるのであったーー。
今回はお酒の席でのお話にしました!
読んで頂き本当にありがとうございました!