「・・・妖怪ですか。」
「普段だったら冗談と切り捨てるが・・・本当なのだろう。」
2人とも一応信じてもらえたようで私はホッとした。
「この事を知っているのは、私達だけかな?」
「はい。今は亡き千里さんだけが知っていましたが誰にも話さなかったようです。」
「そうか・・・。」
「ヌフフ、肝心なことを1つ聞き忘れてますよ烏間先生。この世界という単語からあなたは別の世界の住人だったのでは?あと、女性に聞くのはダメかも知れませんが年齢も聞かないと。」
(う、迂闊だったな。ええい、切り札はまだある。程度の能力は言ってないからまだ切り札はある。糸のことも言ってないし・・・)
「私は数百年間生きてます。百年をこえてからは数えてないのでわかりませんが・・・平安時代にはいましたね。私がいたところは幻想郷と呼ばれて私みたいな妖怪と人間が共存する最後の楽園と言われてました。」
そういうと殺せんせーが質問をしてきた。
「その世界に戻りたいとは思いませんか?」
「確かに思いますが、幻想郷に戻るためには妖怪の賢者と呼ばれるものしかできないのです。さらにこの世界には東方Projectと呼ばれて一般にも知られています。私達が外の世界と呼ばれていたところでは幻想郷は秘蔵されていたはずなので知られていないはずなのです。さらには妖怪の賢者は1年以内に接触してくると思われるのですがそれがないので幻想郷に帰るのは不可能と考え私はこの世界で生きていく覚悟を決めました。そんななか地球を爆破されればこちらもたまったものではないのですよ。殺せんせーこれでよろしいでしょうか?」
「大体の疑問点はわかりました。触手についてはクラスの皆と話し合って解決してくださいね。私も協力しますので。」
「はい。ありがとうございます。・・・あの烏間先生はさっきから黙ってますけど大丈夫ですか?」
「ああ、問題ない。が地下にあった研究室は防衛省として報告しなくてはならない。」
「そんな・・・。」
「大丈夫だ。管理人を君に、責任者を私にして報告しておく。今まで通りに使って問題はない。くれぐれも安全に気をつけてくれ。」
「はい。ありがとうございます。」
そう言って2人の先生は帰って行った。
【学校】〔翌日〕
皆に触手のことを話した。
安全面に考慮して触手の数が2本になっていること、殺せんせー程スピードがでないこと、触手による頭痛は本当になく、改造して自身の身体が壊れないように弱体化させてあることを・・・
そしたら片岡さんが皆を代表して
「それでもヤマメさんはヤマメさんだよ。私達を助けてくれたことに代わりはないからね。」
皆は家に帰ったあと電話のチャットで話し合っていたらしい。
触手があっても別にいいじゃんとなったらしい。
「・・・ありがとう。」
それからは普通の暗殺教室に戻るのだった。
片岡さんがヤマメのことを黒谷さんからヤマメさんに変わってますが親しくなったことをあらしています。
ご理解をよろしくお願いします。
あと原作との違いで死神が死にました。
死因は病死です。