【家】〔夕方〕
私は準備をしていた。
(服は体操服がいいかな~。対先生の武器は対人には効果的じゃないから、これを持ってこうかな。特殊ナイフ。私が改造して少しでも体にキズをつけられたらウィルスを体内に侵入させて私の能力で急激に悪化させれるからなね。一応手榴弾も3つ持っておこ・・・さて、時間は大丈夫かな?)
と携帯を見たとき電話がかかってきた。
殺せんせーからだ。
「ヤマメさん大丈夫ですか。皆さんの携帯に繋がらなくて心配したんですよ。今どこにいるのですか?」
「え。私は家にいますけど・・・」
「わかりました。切りますね。」
いきなりかかってきて用件だけ聞いて切れてしまった。
皆のことが心配となりすぐに学校に戻るのだった。
【学校】
急いで行くと誰も居なかった。
律さんに皆のことを聞くと
「働きたくない。」
と言ってきた。
(ハッキングされてる!?じゃあ私に教えてくれた情報も嘘だったの!?)
びっくりして机に手を置いた時教室に烏間先生が帰ってきた。
烏間先生に事情を説明すると救出に行くと言い、殺せんせーにも連絡するのだった・・・
10分後に殺せんせーもやってきた。準備を整えて、殺せんせーが皆の匂いを確かにとある建物のの前にやって来た。
「ここですね。生徒を危険にさらしたくなかったのですかがね。」
「仕方がない。突撃準備だ。黒谷さんも無理をするな。」
「皆が捕まってるのに私だけ安全地帯にいるわけにはいきませんからね。」
「ヌフフ、自衛隊で仕込まれた技をみせてくださいね。」
「知っていたのですか。」
「烏間先生からですよ。」
「・・・行くぞ。」
私と先生方は突撃した。
クラス視点
「なぁまたヤマメいなくないか?」
「死神が来た時にもいなかったよね。」
「大丈夫だよ。モニターを見てみ、助けに来てくれたようだよ。」
「ヤマメちゃんは色々できるからね~影が薄くて悩んでたみたいだけど。」
「そりゃどうしようもないな。」
ヤマメ視点
建物の中に入るとビッチ先生が死神の人質になっていた。
烏間先生は死神のことを知っていたらしく、この前の花屋と言っていた。
(下に気配があるな~。皆に爆弾を仕込まれたか。鷹岡より悪質だな。)
そう思っているとビッチ先生が床に倒された。
しかし、殺せんせーは死神のハンドガンに集中してビッチ先生を見ることはできなかった。
私もハンドガンに意識を向けているといきなりビッチ先生が殺せんせーの撃ち、触手を1本破壊すると同時に殺せんせーの床が抜け、下に落ちていった。
必死に上ろうとする触手を死神が撃ち落とし、牢獄のような場所に落ちていった・・・