黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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イトナ君2

【学校】〔ヤマメに皆が謝った次の日〕

 

(うわ~気まずい。)

今、クラスでは殺せんせーに下着泥棒の疑惑が出ていた。

新聞に黄色い大男が現場に粘液を残しているという記事から疑問がでたが、日頃のおこないから本当なんじゃないかとクラスに不信感が伝播してしまったのだ。

だけど私は気がついた

 

(この毒日新聞だけど全国区の新聞の1面の下に書くような内容じゃないな~。それに、毎日読んでるけどこんな記事無かったし・・・殺せんせーとクラスを分断するための工作・・・!?)

私は気がついた。これはシロが動いていると・・・

 

〔放課後〕

授業が終わり、殺せんせーがトボトボ職員室に帰る後をついていった・・・

 

【職員室】

 

「はぁ、なぜ私はやってないのに・・・。」

結構精神的にきてるらしく、なえていた。

 

トントン

「失礼します。」

 

「・・・ヤマメさんどうしましたか?」

 

「いや、今回の件にシロが関わってるのではと思いまして、毒日新聞を読んでいるのにあの記事が無かったので工作なのではないかと・・・」

 

「いいのですか?そんな情報を私に与えて・・・」

 

「殺せんせーはターゲットでもあるけど先生だもの。クラスで居づらい空気になったらこっちもよそよそしくなって勉強がやりづらいしね。」

 

「ヤマメさん・・・ありがとうございます。」

そう言って殺せんせーは外に飛んで行った。

 

〔翌日〕

昨日の夜にイトナ君と戦闘があったことをクラスの皆に殺せんせーは言った。

下着泥棒の件はやはりシロの罠だったらしくイトナ君と殺せんせーの戦闘を観ていた数人と、防衛省の鶴田さん(なぜか大きなたんこぶがあった)が誤解だと説明して殺せんせーの信用は回復した。

気になったことがあった。それは、シロがイトナ君を見捨てたことだった。

律さんがイトナ君が破壊したみられる携帯ショップを映してくれたため暴れていることがわかり、殺せんせーが触手について語ってくれた。

 

「触手は維持に膨大なエネルギーを使うため人に植えることはあってはならないのです。さらに触手は精神力で性能が変わります。そのため精神的に壊れてしまう危険があるのです。」

と皆に教えてくれた。

そのあとに寺坂君がそうシロが言っていた。とも付け足してくれた・・・

皆でイトナ君の暴走を止めるために夜集まることも決めた。

 

【まだ無事な携帯ショップ前】〔夜〕

イトナ君が狙うのがなぜか携帯ショップにかたよっていたため、まだ襲われてない携帯ショップを監視しているとイトナ君がやって来た。

携帯ショップは破壊されてしまったが私達はイトナ君に接触し、なぜ破壊を繰り返すのかを聞こうとしたとき、シロがシロの仲間達と攻撃してきた。

シロはイトナ君を網で捕まえると車で引っ張って行った。

殺せんせーがすぐに後を追いかけて行ったので私達はだけが残されすぐに後をおった。

皆から殺気がもれていたが・・・

追いついたときには殺せんせーがやられそうだった。

 

(((こんなやつらに殺せんせーを殺らせたくない!!)))

クラスの皆の心がひとつになり、シロの仲間達を私達は倒し、殺せんせーとイトナ君を救いだした。

そのあとに律さんが調べたイトナ君の過去を皆がしり、寺坂君達が面倒を見ると言ってイトナ君を連れていくのだった。

私達は気になったので覗いていると寺坂君がいいことを言っていた。

 

「1度や2度負けたぐらいでグレてんじゃねぇ。いつか勝てば良いだろう。」

 

「・・・俺は何をすれば・・・」

 

「は?今日みたいにバカやって過ごすんだよ。そのためにE組がいるんだろーが。」

その後、殺せんせーが触手のイトナ君の触手細胞を抜き取りE組に本当の意味で仲間となった。

 

(でも甘いね殺せんせー。また触手を地面に埋めるだけじゃ再利用しちゃうよ。)

こうして私は元イトナ君の触手を大量にてに入れることとなった。


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