【ディアモント共和国 第36国営研究所】
転生者達の朝はディアモント共和国のコミケで買ってきた本を読みながら新兵器の設計から始まる。
「バカヤロー!!ソーラ・レイだよ!!ソーラーシステムなど邪道!!」
「お前がバカヤローだ!!ソーラ・レイは充填に1週間かかるんだぞ!!だったらコストも安いソーラーシステムが今のミレニアムには必要だぞ!!」
設計図を片手に殴りあっている技術者と研究者、これに終止符をうったのはミレニアムに途中参加したドイツの技術者だった。
「だったら両方作ればよくね?」
「「あ、・・・それだ!!」」
「技術は大丈夫か?」
「大丈夫だ!!ソーラーシステムもソーラ・レイも光を増幅させて敵を溶かす兵器だ。虫眼鏡に光を当てる原理と同じ・・・ただ、光を完全に反射する装置の素材に問題が・・・。」
「それ以外を先に作るか・・・仕方ねえ。」
ドタドタ
「大変だ!!第12国営研究所が新型モビルスーツ量産型キュベレイとクィンテット・キュベレイを開発しやがった!!」
「「「な、なんだって!!」」」
「クィンテット・キュベレイなんて1人のパイロットが多数のモビルスーツを運用するシステムじゃないか!!高官達は許可したのかよ!!」
「半妖だから頭脳的には3体くらいなら普通に操れると判断したらしい。実際にエースパイロットは10機操ってる!!」
「ちくしょう!!予算が削られる前に成果を出すぞ!!」
後日金星から輸入された新鉱石が問題を解決し、軍用ではなく、ソーラーパネルの改良としてディアモント共和国の電力を支えていくこととなる。
~元ロシア兵の現在~
3人は魔法世界でⅥ号1型戦車を乗り、多数の鬼神兵と魔法使いを倒してきた。
彼らは1970年代におこった拡散命令のなか、ミレニアムに残りザク、ジオングの機械化計画のテストパイロットで一定の成果を出した。
その後宇宙に第4補給部隊として月の初期コロニーの大型ガンダムの搭乗員に選ばれるのだった。
【木星の近く】
「ミノフスキー粒子を散布!!」
「できる夫大佐散布し終わりましただろ。」
「大佐今日は何機のジオングやアクト・ザクが俺らと戦うんだろ?」
「今日は94機ですね、やる夫中佐。」
「いくらやる夫達がニュータイプってイタリアのやつらに言われてもよくわからないだろ。」
「・・・それはここにいる全員がニュータイプだろ。今は1500人しかいないが、慣れれば20万人のニュータイプができるだろ常識的に考えて。」
「今度は全員がエースパイロットと言われるようになるまで訓練になるんじゃないですかね?」
「できる夫大佐・・・怖いからやめてほしいだろ。」
「それもそうですね。」
ハハハハハ
彼らは今日も大型ガンダムも操る。