黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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奇妙な光景

『しょ、勝者ゆっくり!!』

観ているもの全てが感じた・・・なにかがおかしいと。

ヤマメは縮地で選手控え室に移動するのだった。

 

【控え室】

控え室には超とタカミチ、ネギ先生が立っており、他の選手は刹那の様子を見に行ったようだ。

 

「・・・質問するヨ、あなたは誰だ?私が知っているヤマメはこの後政治を学び、ネギ坊主の火星エレベーター計画を進める。その後日本の軍事力を上げたところで暗殺されるネ・・・49歳の若さで。」

 

「私からも質問するね。それだと未来人なのかな?超は?」

 

「・・・私の質問に答えたら言うヨ。」

 

「わかった。他の2人は?」

 

「ヤマメさん!!なんでクラスメートのエヴァさんや刹那さんを外道な攻撃をするのですか!!先生として許せません!!」

 

「先生・・・笑わせるな。人生経験がまったくないガキが教育者を語るな!!・・・タカミチ、君もだ。教育者として人格ができてない。」

 

「ほう・・・ヤマメ君はわかるのかな?」

 

「甘いよ、切り込みも、話題の振り方も・・・お粗末すぎる。・・・超、私はこの大会から棄権する。」

 

「わかったヨ。」

 

「では、また会う日までさようなら。」

 

「ちょっと待ってください!!」

 

シュン

ネギ先生が叫んでいたが私は無視して移動するのだった。

 

【千雨の部屋】

 

コンコンガチャ

「千雨・・・ちょっと早いけど開始するね。」

 

「パレードか?」

 

「1950年代から計画してたしね。」

 

「大統領さんよ。・・・まぁ私はラーイシュタットってところでのんびりしてりゃいいんだろ?」

 

「エヴァが許すならね。」

 

「・・・はぁ、わかった。」

私は雨咲、魔理沙、小傘、エヴァ、律、文のカードを取り出して、ここに召喚した。

 

「・・・なんだぜ?派手にやらかしたヤマメさんよ。」

 

「魔理沙・・・言わないでよ、ちょっとマジになったからってさ。」

 

「お姉ちゃん・・・計画に支障が出るよこれ。」

 

「ごめん、今回のミスは後々払うから・・・ね。」

 

「・・・でいったいどうするんだ?」

 

「エヴァの解除をここで始める。足りない魔力は魔理沙に代用してもらう。O.K.?」

 

「私かよ!?・・・実験に協力してもらうからな!!」

 

「わかったよ。律は各部隊に伝達・・・パレード。」

 

「パレード・・・送信しました!!」

 

「じゃあエヴァの解除に取りかかって。私は演説してくるから。」

 

「「「了解!!」」」

私は千雨からネットを借りて日本のテレビ、動画投稿サイトを律の協力の元ジャックした。

 

(始まる!!新しい世界が!!昔は地底で細々と生活していた私が!!)


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