黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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最初はムッソリーニ視点


ミレニアム版V作戦

【ラーイシュタット】

〔ヤマメ達が修学旅行から帰って数日後〕

 

(ふむ・・・まさか月から採掘された資源がミノフスキー粒子や新素材に必要な金属だとは思わなかった・・・。)

私がここに来たときもそうだ。

ここの技術力があれば世界の覇権を完全に握ることもできただろう。

それを世界を三極に分けることで技術力を上げようとした。

私にははっきりいってヤマメ閣下の考えがよくわからない。

ただ、ここは色々な発見ができる・・・面白い、それだけだ。

この新素材は新しくルナ・チタニウム合金という超合金を製造することのできる施設に必要不可欠だった。

すぐにルナ・チタニウム合金の製造施設が作られ、ルナ・チタニウム合金とミノフスキー粒子の発見により木原博士、アインシュタイン博士以下数名によりミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉という革新的な小型宇宙空間推進エンジンを搭載したジオングと旧式となりつつあったザクをルナ・チタニウム合金の発展の超硬スチール合金が使用されアクト・ザクという名称になった。

これらの動きから両ガンダム計画も大幅に変更された。

 

〔数週間後〕

ヤマメ達が麻帆良祭の準備を始めたころ、ラーイシュタットでも動きがあった。

新兵器のビームライフル、ビームサーベルの理論的構築に成功したのだ。

アインシュタイン博士(半妖になったためIQ450)とハーバー博士(上に同じくIQ420)がミノフスキー粒子の解析を完了したことと、転生組がハッスルしたことが原因だった。

転生組の目標はメガ・ビーム砲を大型ガンダムに搭載することと、戦車にビーム砲を搭載したり、ソーラ・レイを造るといった壮絶なものになっていた。

 

「誰だよこのキチガイに玩具(ミノフスキー粒子)を与えたやつ!!」

ムッソリーニ心からの叫びであった。

 

〔6月 麻帆良祭数日前〕

クラスではお化け屋敷を出し物にすると決めて数日が経っていた。

最近の悩みは千雨が使用していたエヴァの別荘(魔法球)を調子に乗ってしまったエヴァがネギ先生の弟子入りを許可してしまい、千雨の練習場所がなくなってしまったことだけだった。

見た感じ、千雨は呼吸法と絶の練習をしているので場所は必要なさそうだが・・・。

私も今回は武術大会に出るため気合いが入っていた。

私が力を抑えられた体でどれぐらいできるか最後に確認したいのだ。

 

(エヴァ・・・麻帆良祭の3日目に解放してあげるからね!!)

麻帆良に来た目的であるエヴァの解放にも私達は動き出すのであった・・・。




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