〔身体測定の前日の夜〕
エヴァに頼まれたように私は吸血鬼化したエヴァに襲われ、血を吸われ(ているように見せかけ)た。
その後たまたま通りかかった光に回収されて1日保健室で一夜を過ごした。(運ばれている途中で光に事情を説明した)
〔身体測定の日〕
私は保健室のベットで寝た振りをしながら考え事をしていた。
(エヴァから聞いたけど、私に頼む前は一般人を襲ってたらしいな~。エヴァにここまで自由に動かしてもいいのかな?)
と・・・。
ガラガラ
「「「ヤマメちゃん大丈夫!?」」」
私を心配したのか、クラスメートだからかわからないが3-Aのみんなが保健室に入ってきた。
私はそのまま寝た振りを続けたが図書館探検部の魔理沙以外の4人が心配そうにしていたのが印象的だった。
(・・・少し考え方が変わったのかな?)
そう思うヤマメだった。
〔翌日〕
元気(元から)になった私は普通に登校すると、今回はなぜかのどかが襲われたそうだが、察知したネギ先生が未然に防いだらしい。
「まぁ、その後軽いバトルがあったらしいがな。」
と千雨が教えてくれた。
〔数日後〕
ネギ先生はエヴァとの戦いがトラウマの様で最近は酷く落ち込んでいるのを思い出していた。
(授業になってない。替えを希望する!!)
心で叫んでもなにかがおこるはずもなく、仕方がないので居眠りして1日を過ごすのだった。
〔夜〕
千雨から連絡があった。
「・・・茶々丸がネギ先生に闇討ちされそうになった!?」
『ああ、あの正義感だけが取り柄の似せ紳士らしからない行動だよな。』
「エヴァはどう思っているの?」
『激怒だ。』
「エヴァに伝えて、落ち着け、相手に助言者がいると・・・。」
『わかった。』
(あのガキは私をイラつかせるためにいるのか?)
その考えるヤマメだった。
〔数日後〕
ネギ先生の奇妙な行動は続いた。
(授業そっちのけでエヴァに果たし状を持っていく、エヴァを見るだけで慌て出す・・・先生としては論外。)
と・・・。
〔満月の夜〕
ついにエヴァが動いたが、私がやることは決闘の場にネギ先生を連れ出すことだった。
「ネギ・スプリングフィールド。エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル様が貴様に戦いを申し込む。10分後大浴槽まで来い。」
と言って私は退場した。
(・・・少しつまらないけど面白いものが見れた。喋るおこじょがネギの知恵袋だったとはね。)
〔翌日〕
エヴァは負けを演じたらしい。
ただ、ある程度は本気で戦ったが・・・。
エヴァのイライラは全て千雨の特訓にぶつけられるのだった。