【グレート=ブリッジ】〔数ヵ月後〕
傭兵組とミレニアム軍はここの防衛を任されていた。
理由は、これ以上他所からの戦力が活躍すると軍の発言力が低下すると考えた帝国軍幹部と内閣の数名による工作だった。
(まぁ、この間にミレニアム軍の戦力はどんどん溜まるんだけどね。)
連合から鹵獲した鬼神兵を使い転生者達がまた暴走し、\足のある完成したジオングを量産したい!!/
と言うことで、約15体が改装された。
これによりザク150体、Ⅵ号1型戦車3000両、小型挺30隻、装甲艦10隻、空母2隻となっていた。
私達の他にも重要拠点のため数万人が配属されていた。
〔数週間後〕
連合が一大反抗作戦を開始した。その兵力は連合の半分もあり、とてもグレート=ブリッジの防衛戦力では抑えることができないものだった。
私は一時的に傭兵組もミレニアム軍の一兵と考えることをマックスに伝えた。
〔1時間後〕
ついに私達が守っているエリアに敵が流れ込んできた。
戦闘力が有るものは司令官潰しを決行し、一時的に攻勢を頓挫させ、私達は反撃した。
「ファイナルマスタースパーク!!」
「弾道補正・・・完了。収縮レーザー砲発射!!」
「千の雷!!」
「石化の霧!!」
「全砲掃射開始!!」
上から魔理沙、律、光、ホムラ、マックスで、これにより敵の30%が消滅したが、最終的に連合の攻勢が止まることはなかった。
(最初に見逃した少年が化けたか・・・。)
私は連合の希望となっている赤毛の少年を見つめていた。
(紅き翼・・・か。ミレニアムの撤退も完了したし、どれ少しだけ遊ぼうかな。)
私は赤毛の少年とその仲間達の前に立ち
「久しぶりだな、赤毛の少年。ミレニアム軍最高司令官のヤマメだ。」
「ミレニアム!!あんたが死神部隊の親玉か!!」
と赤毛の仲間の筋肉の男が叫んだ
「そう言えば名前を知らなかったな。赤毛と筋肉、名前は?」
「俺はナギ!!千の呪文のナギ・スプリングフィールドだ!!」
と赤毛が答え
「俺はラカン!!ジャック・ラカンだ!!」
と筋肉も答えた。
「後の3人は・・・また会うだろう。・・・どれ、成長したか試してやる・・・来な!!」
私が完全に戦闘体制になると、ナギも戦闘体制となった。
彼は私に
「千の雷!!」
と最大級の雷の魔法を放ってきたが
「遅いよ。」
全て私は避けた。
避けれた理由は、雷は先行放電と呼ばれる静電気程の電流が流れた後に本命が来るので、それを感じた瞬間に縮地法で移動するのを繰り返したのだ。
「・・・ダメか、照!!」
グニュン
スキマが開き
「またね。」
と言うと私は彼らから離れた。
彼らは私に
「待ちやがれ!!」
と叫んでいたが、また再会するだろうと思うヤマメだった。
花粉症で集中できないので今日はここまでです。