黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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1935年

〔1935年1/15〕

ハイリヒ級空母(オーディシャス級航空母艦)が2隻進水し、ドイツ初の空母が完成した。

最初の世界のオーディシャス級航空母艦のアングルデッキの角度を9度に変更したのと、ハイリヒとドイツ語で神聖を表す名称に変更した。

これにイギリスは驚いたものの、今だ戦艦の戦略的価値から抗議してくることはなかった。

国民はこの空母に疑問視したが、海軍上層部はしっかりと戦術、戦略的価値を認知し、新しい作戦計画及び、教育をするのだった。

 

〔9/1〕

日本で生活していた二集院が子供を連れてドイツに帰ってきた。

私は時間をつくり出迎えた。

 

「新・・・二集院お久しぶり!!元気だった?」

 

「はい。お陰さまで吉田さんの元で頑張ってます!!・・・少しだけお願いしたいことがあり、ドイツに帰国しました。」

 

「ん?なにかな?」

 

「・・・光と照をお願いしたいのです。」

と3歳くらいの男の子2人を私に紹介した

 

「・・・この子達の母親はどうしたの?」

 

「・・・子供を守るために陰陽師に退治されて最近亡くなりました。・・・そこでラーイシュタットで預かってもらいたいのです。」

 

「・・・わかったよ。」

 

「あと、光は魔法を使える代わりに妖力が使えず、照は気が使えない代わりに半妖ではなくスキマ妖怪です。」

 

「ありがとう。・・・しっかりと育てるからあなたも気をつけてね。」

 

「はい。」

二集院はそのまま日本に戻っていった。

 

【ベルリンのヤマメ邸】〔夜〕

私は2人に自己紹介をしたあとに襲われた時のことを聞いてみると照が

 

「・・・いきなり正義を名乗る刀を持った男が3人やって来たんだ!!お母さんは僕らを地下の物置に待っててっていったら・・・。」

2人は泣き出してしまった。

私は彼らを抱き締めてすぐに地下鉄でラーイシュタットまで送った。

 

【ラーイシュタット】

ラーイシュタットに着いた私はすぐに雨咲と魔理沙、小傘を呼んで彼らの教育を頼んだ。

3人とも了解し、彼らも力が欲しいと進んでお願いしていた。

私も時間があるときは顔を出すと言い残して、仕事の関係上すぐにベルリンに移動した。

 

【ノルウェー 首都オスロ】 〔11/13〕

ここノルウェーの政府の一室でドイツ大統領ヤマメ、イタリア首相ムッソリーニ、ソ連全権代表モロトフ、フィンランド首相、ノルウェー首相、デンマーク首相、スウェーデン首相、ハンガリー宰相ホルティ・ミクローシュ、トルコ大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクが集まり今後の協力関係を話し合っていた。

結果相互不可侵と経済協定を各国と結び、秘密協定でどこか2国が宣戦布告された時に攻守同盟が締結されることも確定した。(後の欧州大陸横断同盟)




ドイツ工業力 300(360)
インフラ率 150%
国力 450(540)

ソ連国力 200

イタリア国力 260

トルコ国力 120

北欧4ヵ国国力 300

アメリカ国力 400

ハンガリー国力 50

イギリス国力 380

フランス国力 180

日本国力 85

中国国力 75

東ロシア国力 120

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