魔理沙とNからの情報をまとめると
《・魔法使いの世界(今後魔法世界)は地球より小さい
・重力、空気の比率は同等
・南に巨大な帝国・・・ヘラス帝国がある
・亜人と呼ばれる人種が多種いる
・人間は純魔法使いと呼ばれている
・南側はメセンブリーナ連合と呼ばれる都市国家群があり、中心はメガロセンブリアで軍事国家
・我々の武器は戦車等の兵器は使いにくいが、戦闘機、携帯銃は十分に通用する
・北には中立国家アリアドネーがあり、政治形態は学園都市国家である
・我々が知っている魔法よりも強力なものが多い
・通貨はドマクマ(現在日本円換算125円=1ドマクマ)
・魔法世界は共通語で独特な言葉が使われている》
等だった。
私はすぐにヘラス帝国との協定を結ぶためにガトウを再び魔法世界にむかわせ、魔理沙とN達から戦闘術の発展と魔理沙達魔法使いは魔法の利便性の向上を目標にするのだった。
【ラーイシュタットの新設された魔法球内】〔1924年2月〕
魔理沙達が中古で購入した魔法飛行船の浮遊実験をおこなった。
(現状ではこのよくわからない精霊エンジンを使うより、ジェットエンジンの方が効率がいいな~。でも・・・戦艦を浮かせたりもできるっぽいから実験と研究はお願いしないとな~。)
魔法兵器の実用性のなさに頭を抱えるヤマメだった。
〔8月〕
ドイツ国内の工場でラーイシュタット製の最新機材に更新が終わり、大幅に国力が増加した。
またこの頃から失業者対策として数年早いアウトバーン建設開始と病院の建設が始まった。
総合商社はこれに先駆けてV型8気筒の特許を取得し、他のドイツ企業にライセンス生産を許可し、直列4気筒または直列8気筒の自動車とV型8気筒搭載のトラックの大量生産体制が確立した。
これにより失業者の吸収と国力が増加した。
〔12月〕
8月の政策の成功で政府が4カ年計画を発表した。
更なる国力向上、発電所の増設、鉄道網の拡大を掲げたが、発電所は上手くいかなかった。
理由は現状電力が足りていたこと、建設予定地で大規模な反発があったからだ。
しかし、発電所の増設以外は約1年半で完了することになるので、ドイツの底力の凄さを思い知ったヤマメだった。
〔1925年1/3〕
イタリアのムッソリーニが独裁宣言をしたが、イタリアの裏の組織を知っている私はムッソリーニが生け贄にされたのだな~と思うのだった。
〔2/28〕
エーベルト大統領が腹膜炎で死亡した。
58歳と早死だった。
そのため大統領選挙が始まるのだった。