【ベルリン】〔3/13 午前6:00〕
(・・・ん?外が騒がしいな。なんだろう?)
私は泊まっていたホテルの窓を開け、外を見ると、ドイツの義勇軍(ドイツ共和国軍のダミー軍)が大統領府に突入していたのだ。
私は慌てて、軍服とピストル、ナイフを持って共和国軍の頭脳であるゼークトのいる兵站局に移動した。
【兵站局】
約10分で到着した私は、ゼークトの無事を確認すると、テロリストの鎮圧の許可を求めたが、ゼークトは共和国軍同士の戦闘に懸念を持ったが
「これで政府が倒れたら、フランスが嬉々として介入してくる!!・・・兵士はミレニアムが預かるから、首脳部の暗殺許可を!!」
ゼークトは頭を抱えていたが、最後に小声で
「許可する。」
と言った。
私はすぐに動ける部隊にベルリン包囲を指示すると、海軍のレーダー提督が海軍の陸上部隊約1000名を出動させ、陸軍から3万人が合同で反乱軍約1万2000人の包囲を開始した。
私は彼らをベルリンの外に出さないように指示を出すと下水道を通り、大統領府に突入した。
幸い、エーベルト大統領はベルリンから、脱出していたので、自分の力を気にすることなく発揮することができた。
【大統領府】〔11:25〕
大統領府の執務室に侵入に成功した私は首謀者のヴァルター・フォン・リュトヴィッツ将軍の捕縛と政治家のヴォルフガング・カップの射殺に成功し、反乱軍首脳部は壊滅し、午後には一般部隊も武装解除に成功した。
エーベルト大統領は私の突撃を無茶であり、成功するのは神の加護がないと無理と言ったが、成功したと報告した時には喝采をあげて喜んでくれた。
この後にヴァルター・フォン・リュトヴィッツ将軍は国外追放と判決され、反乱軍の首謀者としてはとても軽いものだった。
〔翌日〕
エーベルト大統領は私に騎士十字勲章と大将に任命した。(参謀の雨咲は中将、ホフマンは少将に昇進)
ゼークトは私が意見を言って軍内部を改造することを警戒したが、ゼークトに
「ミレニアム軍だけで精一杯だよ。・・・極東ドイツ軍の方が警戒した方がいいと思うけどな~。」
と兵站局に関わる気がないことを言っておいた。
実際に私はその日のうちに反乱軍の兵士を列車に詰め込むとラーイシュタットに帰還するのだった。
【ラーイシュタット】〔4/3〕
Ⅱ号戦車Y型を約8万両(建前上)生産することを目標にし、工場をフル稼働して大量生産を開始した。
また、A00とA01の生産も開始した。
ホフマン少将は
「こんな機が造れるならなぜ造らなかったんだ!!」
と言ってきたが、資材不足や、運用できる人数不足を言って黙らせた。
しかし、ホフマン少将は飛行機にはまり、自分用に機体の色を変えたりするのだった。
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