黒谷ヤマメの異世界旅行   作:ゆっくり霊沙

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とある兵器の量産

【東部方面司令部】〔8/18〕

この日私と雨咲はルーデンドルフ閣下から正式に少将に、雨咲を准将に任命された。

そして、勲章を2つと休暇をもらった。

休暇の時間は来年の1月までで、約5カ月ラーイシュタットにこもれるようになるのだった。

 

【ラーイシュタット】〔8/20〕

ミレニアム独立軍団はラーイシュタットに帰宅し、宴会を開いた。

ここで数ヵ月ぶりの新鮮な魚や肉、野菜等が振る舞われ、農民出身や、労働者出身の兵はその美味しさに喜んでいた。

民族を超えた絆がそこにはあった。

その後元ロシア士官達を集めて会議をおこなった。

それはロシア人部隊を創ることだった。

彼らは東部戦線以外で戦うことで同意し、2個旅団(各5000名)を組み込むことにした。(東部戦線ではラーイシュタット勤務)

 

編成

第5旅団

隊長 カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム

隊員 5000名

L16 81mm 迫撃砲 1000門

75mm野砲 400門

88mm砲 70門

100mm野砲 30門

 

第6旅団

隊長ミハイル・トゥハチェフスキー

隊員 5000名

L16 81mm 迫撃砲 1000門

75mm野砲 400門

88mm砲 70門

100mm野砲 30門

となった。

また、ラーイシュタットでの作業になれ、工場が稼働効率が80%を超えたので、一部生産ラインを変更してⅠ号Z型戦車を1916年までに約2000両生産することを目標に決めた。

さらに、地下ドックの増設と地下栽培場の拡大を指示するのだった。

 

《現在のラーイシュタットの地下

・地下12Fまである

・工場は周りの山の地下 これは地下4Fまでが4つ

・地下1F~地下3Fは改装され、食料備蓄庫及び武器庫

・地下4Fは地下鉄の入り口と地下ドックに繋がる通路

・地下5Fは居住区

・地下6F車両庫

・地下7Fと地下8F演習場

・地下9F空気発生装置等の装置がある

・地下10F資料保管庫

・地下11F火薬庫

・地下12F薬品保存庫及び研究室、魔法開発室》

となっている

 

【東部戦線】〔1/20〕

ミレニアム独立軍団は休暇が終わり、東部戦線に戻った。

西部戦線ではドイツ軍のヴェルダン攻勢により大量の兵士が死亡しているなか、東部戦線は比較的穏やかだった。

 

〔3月中旬〕

ロシア軍が攻勢に出るが待ち伏せで大砲の十字砲火で撃退。

ここで孤児から育ててきた女の子・・・女性が手首を吹き飛ばされる場面もあったが、止血をすぐにおこなったため大丈夫だったが、1カ月後になくなったはずの手首から先が再生したのだ。

半妖には人よりも優れた耐久力だけでなく、再生能力があることも発見されるのだった。


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